せどりをしていてAmazonで商品を販売している場合、受領遅延が発生することで販売機会を逃してしまうことがあります。

特にクリスマスや年末年始商戦でこのようなことが起きてしまうと、売れるタイミングを逃して多くの滞留在庫を抱えてしまうことにもなりかねません。

そこで今回は、AmazonでFBAの受領遅延が起きた場合の対処法について解説していきます。

 

AmazonでFBAの受領遅延が起きる理由は何?

 

 

AmazonでFBAの受領遅延が発生してしまう原因は様々なものがあります。

 

入荷量が増大してしまう

Amazonでの入荷量が増大してしまうと、それだけ受領するのに時間がかかってしまいます。

そのため、クリスマスや年末年始になると入荷量が増え、FBA倉庫側がそれに対応できなかった場合に受領遅延が起こります。

 

配送業者の入荷量制限

配送業者には1日の入荷量制限があります。

そのため、その入荷量制限を超えてしまうとFBA倉庫への入荷をすることができずに納品遅延が起きてしまいます。

この場合はAmazonの問題ではないので、問い合わせをしても分からないことが多いです。

 

輸送箱の重さが15キログラム以上

元々は30キログラムの輸送箱でも大丈夫だったのですが、新型コロナの影響でFBA倉庫内でのソーシャルディスタンスが徹底されるようになりました。

その結果、通常は30キログラムの輸送箱を2人で運んでいた所、それが1人でも運べる15キログラムに制限されるようになり、しばらくはその対応が続くものと考えられます。

 

納品した商品に不備がある

FBA倉庫に納品した商品について不備があった場合、その商品は受領されずに返送されます。

これはかなり多いケースなので「受領遅延が起きている?」と感じたら、まずはこの可能性を考えるようにしましょう。

不備の理由としては下記になります。

  • 商品ラベルに貼り忘れがあった
  • 商品ラベルの貼り間違いがあった
  • 商品の消費期限まで60日を切っていた
  • 消費期限の表記が違反していた
  • 商品に破損があった
  • 設定した納品数と合っていなかった
  • 液漏れしている商品があった

 

商品を紛失してしまった

FBA倉庫で商品を紛失してしまったという可能性もあります。

これは絶対に起きないことではなく、しばしば発生しているので、このような時はテクニカルサポートに連絡をして対応してもらった方がいいでしょう。

 

受領遅延が発生してしまった場合はどうしたらいい?

 

 

受領遅延が起きてしまった場合は、適切な対応をすれば被害を最小限に抑えることができます。

その対応方法は下記になります。

 

テクニカルサポートに問い合わせをする

Amazonのルールでは、受領は搬入が完了してから48時間以内に完了するということになっています。

そのため、この48時間を目安として受領が完了しなかったらテクニカルサポートに連絡をするといいでしょう。

こういったことは面倒くさいかもしれませんが、受領遅延を少しでも短くするためには必要です。

 

商品の納品先を変更

まず、受領遅延が起きている倉庫については、下記のAmazonセラーフォーラムで共有されています。

Amazonセラーフォーラム

もし、発送する前に納品しようとしている納品先が受領遅延を起こしていた場合、納品先の倉庫を変更することで遅延を防ぐことができます。

具体的な変更方法については下記を参考にしてみて下さい。

納品先変更ーAmazonセラーフォーラム

 

FBA以外の倉庫を検討

FBA倉庫で受領遅延が起きて在庫切れになってしまうことを見越して、FBA倉庫以外にも分散させておくという手もあります。

この場合、オープンロジ(発送代行倉庫)などにも商品を納品しておくことによって、在庫切れになることなく安定して商品を供給することができるようになります。

 

特にイベント時は前倒しで納品する

クリスマスや年末年始は特にAmazonへの出品者が増えるため、FBA倉庫で受領遅延を起こしてしまう可能性が高くなります。

そのため、ギリギリではなく余裕をもってAmazonへの納品を行っておくことによって安心して販売していくことができます。

 

商品が入っている荷物の問い合わせ番号を控えておく

前述したように受領遅延の原因はAmazonだけにあるのではなく、配送業者の可能性もあります。

そのため、荷物の問い合わせ番号を控えておくことによって、動向を常に把握できるようにしておきましょう。

そのようにすれば原因をすぐに特定することができます。

 

遅延発生の可能性が少ない配送業者に依頼する

前述したように、配送業者に依頼しても入荷量制限がかかっている場合があります。

その場合はFBA倉庫に納品することができないので、配送業者は大手のヤマト•佐川などの遅延発生の可能性が少ない所に依頼した方がいいでしょう。

 

納品が不備にならないようチェックする

納品が不備になってしまう可能性は前述しました。

  • 商品ラベルに貼り忘れがあった
  • 商品ラベルの貼り間違いがあった
  • 商品の消費期限まで60日を切っていた
  • 消費期限の表記が違反していた
  • 商品に破損があった
  • 設定した納品数と合っていなかった
  • 液漏れしている商品があった

そのため、これらの問題が生じないようにチェックしておくことが必要になります。

 

FBA倉庫の遅延状況や紛失状況を知る方法とは?

 

まず、FBA倉庫の遅延状況を確認する方法ですが、Amazon内の「重要なお知らせ」で見ることができます。

そして紛失した商品の状態を調べる方法としては、まずセラーセントラルの「レポート→フルフィルメント」をクリックします。

 

 

そこで「在庫レポート」をクリックして、レポートの期間を過去365日にしてから「レポートの生成」をクリックします。

 

 

このようにするとレポートの内容を見ることができます。

ここで数量が「−1」になっている部分に関しては、紛失している状態が続いていることになります。

この状態がずっと続いているようならテクニカルサポートに連絡するようにしましょう。

 

まとめ

 

 

ここまで、AmazonのFBA倉庫で受領遅延が起こる原因と対処法について解説してきました。

こういった場合の対応を素早く行うことによって被害を最小限にすることが可能になるので、是非参考にしていただきたいと思います。

 

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