せどりで外注化と聞くと「出品外注さんを自宅に呼んで作業をしてもらう」と考える人が多いと思います。

ただ、わざわざ出品外注さんを自宅に呼ぶ必要はなく、Amazonで出品の権限委譲を行うことで、出品外注さんの自宅で出品作業をしてもらうことが可能になります。

この方法を使うと、自分の家に一切商品が届くことなく、Amazon倉庫に出品していくことができます。

Amazon出品の権限委譲はせどりの外注化を進めていくためには必須になってくるので、まずは設定方法から解説していきます。

 

Amazon出品の権限委譲はどのように行えばいい?

 

まずはAmazonのセラーセントラルに入り、ユーザー権限をクリックします。

 

 

その後、出品外注さんの「氏名」「Eメールアドレス」を入力して「招待」をクリックしていきます。

 

 

そのようにすると登録したEメールアドレスに確認のメールが届くので、出品外注さんにそれを承認してもらいます。

そして承認してもらった後に「アクセス権限の管理」にチェックを入れると権限委譲が完了になります。

 

 

その後に権限委譲する範囲についての画面が表示されるので、自分が権限委譲したい範囲を選択していきます。

 

Amazon出品の権限委譲をする際の注意点とは?

 

 

Amazon出品の権限委譲をする際に注意する点として「2段階認証」が挙げられます。

システムエラーではないのですが、出品外注さんが2段階認証をしようとしても「予期しないエラーが発生しました」と表示されて進めなくなってしまう場合があります。

こればかりは時間を空けて何度も試す必要があるので、出品外注さんにはこのことを事前に伝えておく必要があります。

また、Amazon出品の権限を委譲する際、Amazonの購入用アカウントがあれば登録できますが、Amazonの出品アカウントのように2段階認証が必須ではないため注意するようにしましょう。

 

2段階認証を設定する方法は?

 

 

ここからは2段階認証を設定する方法について解説していきます。

まずはAmazonのページからアカウントサービスをクリックしていきます。

 

 

そこからログインとセキュリティをクリックします。

 

 

2段階認証の設定の編集をクリックしていきます。

 

 

このように2段階認証の設定をして、招待したURLをクリックしてもらえば権限の委譲をすることができます。

こうすることで外注さんにもAmazonセラーセントラル画面に入ることが可能になります。

 

2段階認証に対するAmazon側の対応は?

 

 

2段階認証の問題でログインができない場合、Amazonに相談することもあるかと思いますが具体的な解決方法が出てこないことも多いです。

これは「教えてくれない」のではなく「Amazon側でも分からない」という理由が大きいと思います。

また、人によって言うことも違ってくるのでかなりストレスも溜まってしまうと思いますが、こればかりは粘り強く情報を集めていくしかありません。

 

Amazon出品の権限委譲をした後の対応

 

 

外注さんに権限を委譲することができたら、次は出品作業を教育していくという工程になります。

もちろんいきなりできるようになるわけではないので、かなり根気のいる作業になりますが、しっかりと教えることができれば大分楽になります。

ここまで来ると、商品が外注さんの自宅に届き、そのままAmazon倉庫に納品されることになるので、自分でする作業が著しく減っていきます。

 

まとめ

 

 

ここまで、Amazon出品の権限委譲をする方法について解説してきました。

外注さんに業務を依頼することで自分の時間を作り出すことができ、ほぼせどりを自動化することが可能になります。

外注さんへの教育など最初は面倒くさい作業になってしまうかと思いますが、そこを乗り越えるとかなり楽ですので、是非Amazon出品の権限委譲を活用していっていただきたいと思います。