お酒は年代によっても価値が大きく変わるため、やりようによってはかなり稼げるように感じるかもしれません。
ただ、結論から言うと「お酒のせどりは確かに稼げるけれどもかなり大変」ということになります。
実際にお酒のせどりは利益率も高く稼ぎやすいジャンルと言えますが、販売するまでの手続きが大変だったり、知らず知らずのうちに違反をしてしまい逮捕されてしまう可能性もあります。
そこで今回は、Amazonでお酒せどりをする方法について説明していきます。
食品せどりでお酒を扱っていくことは可能?
Amazon販売でお酒を扱っていくことは可能ですが、その場合は「免許」が必要になってきます。
そのため、お酒せどりで稼いでいくためには、まずここをクリアしておかなければなりません。
「通信販売酒類小売業免許」が必要
Amazonでお酒を販売する際に必要となってくる免許が「通信販売酒類小売業免許」になります。
この免許は簡単に取得できるものではなく、かなり煩雑な手続きが必要になってくるので注意が必要です。
免許を取ってから出品するまで
「通信販売酒類小売業免許」を取った後はAmazonで販売していくことになりますが、FBAでお酒を販売する場合には下記の手続きをする必要があります。
- 税務署への書類
- 蔵元から入手した合意書
- その他申請書類のAmazonへの提出
こういった様々な要件をクリアしていかなければならないため、お酒のせどりをする場合はかなりの手間がかかることを覚悟しなければなりません。
お酒のせどりが違法になってしまう場合とは?
ここからはお酒のせどりが違法になってしまう場合について解説していきます。
無免許でのお酒の販売
前述したようにAmazonでお酒を販売していくためには「通信販売酒類小売業免許」が必要になってきます。
これは法律に基づくものなので、無免許でお酒を販売すると当然逮捕されてしまいます。
無許可でのお酒の販売
お酒を販売をしていくためには蔵元からの許可が必須となってきます。
これがない場合、無許可でのお酒の販売を行っていることになり、蔵元から訴えられることがあります。
この場合、相手の出方次第では逮捕されるということも有り得ます。
お酒のせどりで違法にならないようにするには?
正直、Amazonでお酒の販売をしたいと思った場合、個人では難しいような要件がたくさんあります。
ただ、違法にならないように個人でもお酒を販売できる手段があるので紹介します。
フリマアプリを販路にする
Amazonでお酒を販売しようとする場合、免許や蔵元からの合意書など高いハードルが存在します。
ただ、メルカリなどのフリマアプリでは規約上「第三者からの譲渡品、消費目的で購入物の余りの販売なら問題ない」とされています。
つまり「お酒をもらったけれども飲まないので販売した」という理由ならば、免許や許可は必要ないことになります。
ただ、実はフリマアプリでの販売に関しても危険な場合があります。
フリマアプリでの継続販売はしない
フリマアプリでお酒を継続して販売して「転売目的」と見なされた場合、かなり危険な状態になります。
あくまでも「もらい物」などを販売する場合に免許や許可が必要ないということです。
お酒せどりで大きい利益を得られる理由とは?
前述したようにお酒の販売をしていくのはかなり高いハードルがあります。
ただ、そこを超えてお酒を販売することができるようになると、かなりのメリットを得ることができます。
そのメリットとは下記の3点になります。
- 個人経営の酒屋が多い
- 専門知識が必要なため参入が少ない
- 大きな差益を得られる
個人経営の酒屋が多い
お酒を仕入れる場合、スーパーなどで販売されているものでは利益を出すことは難しいです。
ただ、個人経営の酒屋であれば数量限定のお酒などを扱っている可能性も高く、プレミア品を仕入れることができる可能性が高くなります。
個人経営の酒屋はかなり多く存在するのでライバルと仕入れ先がかぶることも少なく、お酒せどりの大きなメリットと言えます。
専門知識が必要なため参入が少ない
お酒の場合、扱っていくためにはかなり深い知識が必要となります。
たとえば、プレミア化している年代、価値が上がっている銘柄などをきちんと把握しておかなければ効率よく仕入れをしていくことは難しいです。
ただ、専門知識が必要ということはそれだけライバルが少ないということになるので、お酒せどりは穴場ジャンルと言えるでしょう。
大きな差益を得られる
プレミア化したお酒は定価に対してかなり高い価格になることが多いです。
そのため、上手く仕入れをすることができれば、かなり大きな差益を狙うことができます。
お酒の場合、様々な要因で生産数が変わったり、味の出来具合が異なってくるので、プレミア化すると価値が大きく上がっていきます。
まとめ
ここまで、お酒せどりをする方法やメリットについて解説してきました。
結論としては、お酒せどりは大きく稼げるジャンルではあるものの、販売できるようになるまでの障壁が高いためおすすめはできません。
お酒を扱わなくてもせどりで稼ぐことができるジャンルはたくさんあるので、まずはそこから取り組んでいく方が効率的です。
そして、どうしてもお酒を取り扱いたくなった場合は、免許と許可を得て販売するようにすると良いでしょう。
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