せどらーにとって、価格競争は非常に厄介な現象ですよね。
価格競争が起きると、取れたはずの利益が減っていってしまい、時にはマイナスになってしまうこともあります。
そのため、せどりでは「ライバルが少ないジャンルで勝負していく」のが良いと言われています。
そこで今回は、ライバルセラーに差を付けることができるジャンルと、価格競争から逃れる方法について解説していきます。
せどりで価格競争が起こってしまう原因は?
Amazonで商品を出品した際、カートを取らなければ購入率が大きく下がってしまいます。
そのため、カートを取得しようとするライバルセラーと価格競争になってしまう可能性があります。
こうなると商品価格がどんどん下がってしまい、取れるはずの利益も取れなくなってしまうので「価格競争をしないでライバルに差を付ける」という戦略が必要になってきます。
ライバルに差を付けやすい商品は?
価格競争でライバルに差を付けやすい商品として「小型サイズ・低単価」の商品が挙げられます。
これらの商品は、FBA小型・軽量商品プログラムを利用することができるので、出荷コストを削減することが可能です。
プログラムの参加資格は以下の通りです。
- 重量が950g以下の商品
- 寸法が3.3×30.0×35.0cm以下の商品
- 価格が1000円以下の商品
- アダルト商品ではないこと
- 混合在庫ではないこと
- FBAで禁止されている商品ではないこと
- 危険物商品ではないこと
- アルコール商品ではないこと
- 温度管理が必要となる商品でないこと
- 中古品でないこと
- 過去4週間に25点を超える販売があること
小型・軽量商品プログラムを活用して出荷コストを下げることができれば、それだけ安価に商品を販売することができます。
ライバルの価格競争から逃れる方法とは?
ライバルの価格競争から逃れる方法として以下の5点が挙げられます。
- 商品状態を良くする
- 1円単位での競争はしない
- ツールを活用する
- ストア評価を高くしておく
- 安い出品者の在庫数を把握しておく
商品状態を良くする
すぐに行えるライバルとの差別化としては「商品状態を良くする」という方法があります。
たとえば、中古品で販売した場合、商品の状態がより重視されるため「きれいな状態の商品」であれば購入してもらいやすくなります。
そのため、仕入れ時からなるべく状態のいい商品を選ぶようにしておくと良いでしょう。
1円単位での競争はしない
1円単位での価格競争は時間と労力の無駄になってしまう可能性が高いです。
そのため、このような価格競争には手を出さないのが賢明です。
ツールを活用する
もし価格競争をする場合、手作業で調整を行っていくのはかなり非効率です。
価格調整をしていく際はツールを活用していくと良いでしょう。
ただ、このようなツールは月額料金がかかってくるため、そのコストも考えておく必要があります。
ストア評価を高くしておく
ストアの評価を高くしておくことによって購入者に信頼されやすくなり、購入率を上げることができます。
長期的な対策にはなりますが、価格競争が起きた場合は「信頼できそうなセラーから購入する」という人も多いので、コツコツと評価を貯めていきましょう。
安い出品者の在庫数を把握しておく
仮に他の出品者が安く販売していても、在庫数が少なければ相場はすぐに元に戻ります。
そのため、安く出品しているセラーがいたとしても、まずは在庫数を確認するようにしましょう。
価格競争が起きた場合はどう判断すればいい?
価格競争が起きてしまった場合、価格を下げるか現状維持かで迷ってしまうと思います。
その際は「2ヶ月以内で販売できるかどうか」などといったように目安を決めておくと良いでしょう。
せどりの場合は在庫分を販売しないと次の仕入れ資金が生み出せません。
その為、長期間価格が戻りそうにない場合は、損切りの検討もした方が良いでしょう。
まとめ
ここまで、価格競争が起こってもライバルセラーと差を付けられるジャンルの商品と、価格競争から逃れる方法について解説してきました。
ライバルセラーが価格を下げたからといって安易に追従せず、まずは在庫数などをチェックしてみることをおすすめします。
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