Amazonせどりをしている方の多くは、FBAを活用していると思います。
ただ、FBAは画期的なサービスではあるものの、一部デメリットも存在します。
そこで今回は、AmazonFBAのデメリットを知ってトラブルなどに対応していく方法について解説していきます。
FBAのメリットとは?
FBAは、「月額4,900円（大口出品月額料金）」＋「各種手数料」で利用することができるサービスです。
このサービスを利用することにより、販売に伴ういくかの作業を効率化することが可能です。
FBAを利用する際の流れは以下の通りです。
- 店舗やネットで商品を仕入れる
- 商品登録をして、仕入れた商品をAmazonのFBA倉庫に納品する
- 売れた商品はAmazonが発送、クレーム対応まで行う
このように、FBA倉庫に納品さえすれば、その後の対応はAmazonに一任することが可能になります。
その為、以下のようなメリットを享受することができます。
- 業務の効率化が可能
- 出品商品はプライム会員であれば送料無料になる
- 決済方法の選択肢が広がる
- クレーム対応を任せられる
FBAにもデメリットはある?
先ほどは、FBAのメリットを挙げましたが、実はメリットばかりではありません。
FBAには大きなメリットはある反面で、デメリットもいくつか存在します。
手数料がかかってしまう
FBAを利用すると、「月額4,900円（大口出品月額料金）」＋「各種手数料」を支払っていかなければなりません。
大口出品月額利用料は、FBAを利用しなくとも加入した方が良いプランなので大きなデメリットでは無いと思います。
しかし、各種手数料は、販売する物によってはかなり大きな割合を占める場合もあります。
その為、販売する際は手数料も考慮して利益が出る商品でなければなりません。
ちなみに、FBAにより発生する各種手数料は以下のようなものがあります。
- 在庫保管手数料
- 配送代行手数料
- FBA商品ラベル貼付け手数料
- 商品所有権の放棄手数料
- 購入者返品手数料
返品や返金処理がAmazon側で行われてしまう
FBAを利用している場合、購入者からの返品・返金リクエストが通ってしまいます。
Amazonの返品条件としては、以下のように記載されています。
【お客様都合の返品】
・未使用未開封 商品代金の全額返金
・開封済み 商品代金の半額返金
【商品の不具合】
・商品代金や送料等全額返金
商品を開封されてしまった場合は商品価値が大きく下がります。
その為、商品によっては、そもそも販売できなくなり滞留在庫になってしまうリスクがあります。
購入者都合での返品ができてしまう
FBAではほとんどの返品理由でリクエストが通ってしまいます。
主な返品理由は以下になりますが、たとえ出品者が納得がいかなかったとしても、FBA側で処理されるのでこちらで対処することはできません。
- 配送出来なかった
- 都合により必要なくなった
- 間違えて注文してしまった
- 製造上のトラブルや不具合がある
また、全ての代金を返金してもらおうと「製造上のトラブルや不具合がある」という理由でリクエストしてくる人もいます。
そのため、不良品として返品された場合でも、確認したら何の問題もないことがあり、その場合は出品者が不当に損をすることになります。
フルフィルメントセンターが機能しないことがある
フルフィルメントセンターでシステム障害などが起こった場合、商品の発送が遅れてしまう可能性があります。
その場合は、たとえ自分の責任でなかったとしてもストアの評価が下げられてしまう可能性があります。
ただ、この場合だとストア評価の削除依頼をすれば、基本的には削除できるので大きなデメリットということは無いでしょう。
まとめ
ここまで、FBAを利用することのデメリットについて解説してきました。
FBAは、非常に優良なサービスではありますが、対応がお客様優先で行われます。
その為、返品商品の一部で不利益を被る可能性がある事は理解した上で利用するようにしましょう。
また、返品されると大きな損害を被る可能性のある商品は、自己発送で出品すると良いですね。
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