せどりの販路・仕入れ先としてヤフオクを利用されている方は非常に多いです。
ただ、ヤフオクでは出品者と購入者で直接連絡を取ることができるため、規約違反も多く発生してしまいます。
そこで今回は、ヤフオクで直接取引をすることのメリットとデメリットについて解説していきます。
ヤフオクでの直接取引とは?
そもそも、ヤフオクでの直接取引とは「ヤフオク内のシステムを利用することなく直接取引を行う事」を指します。
基本的には、ヤフオク内の質問用スペース等を利用してメールアドレスを交換し連絡を取り合います。
ヤフオクから直接取引をする経路は?
ヤフオクから直接取引を行うためには、出品者と購入者のやり取りを可能とする経路が必要になります。
そこで、最初にヤフオクからの直接取引を可能とする3つの経路について解説していきます。
ヤフオクの質問から直接取引する
ヤフオクでは、取引をする際に「質問欄」を利用して連絡を取り合うことができます。
この場所でメールアドレスを交換して直接取引に持っていくことも可能です。
しかし、出品者が質問に回答するとメッセージが「公開」になってしまうので注意しなければなりません。
直接メールで取引をする
一度ヤフオクで取引をしていた場合、条件次第ではお互いの個人情報を知ることが可能です。
そのため、「一度取引した相手と連絡を取る」という方法で直接取引を行うこともできます。
ヤフオクの商品ページをSNSで拡散し直接取引につなげる
ヤフオクの商品ページをSNSに拡散することで、多くの人の興味を引くことができます。
そして、SNSのダイレクトメールを利用して興味を持って連絡してきた人と直接取引をするという方法もあります。
ヤフオクでは直接取引を禁止している?
結論から言うと、ヤフオクでの直接取引は規約違反になります。
ヤフオクのガイドラインでも記載されており「トラブルに巻き込まれるため取引は行わないでほしい」というのが理由です。
それでも直接取引にはメリットがあるため行っている人も存在します。
ただ、実際はデメリットも大きいので、メリットとデメリットをよく考えた上で「直接取引をするかどうか」を判断する必要があります。
販売者から見た直接取引のメリットとデメリットは?
ここからは、販売者から見た直接取引のメリットとデメリットについて解説していきます。
販売者のメリット
ヤフオク販売者が直接取引をするメリットは以下の3つです。
- 販売する際の手間がかからない
- 手数料がかからない
- 商品訴求ができる
販売する際の手間がかからない
ヤフオクは基本的にオークション形式のため、販売するまでに手間や時間がかかります。
直接取引をすることによってすぐに売買することができるので、この点が販売者にとってのメリットとなります。
手数料がかからない
ヤフオクで商品を販売すると「システム手数料」が発生します。
この手数料はどれくらいかというと「通常会員は10%」「プレミアム会員は8.8%」です。
直接取引をすることによってこれらのシステム手数料がかからなくなるので、より利益を上げられるようになります。
商品訴求ができる
ヤフオクのシステムを使った販売では、特定の人に強く商品訴求をすることは難しいです。
ただ、直接取引をすることによって、商品の販売促進をいくらでもすることが可能になります。
販売者のデメリット
では、販売者が注意しなければならないことは何でしょうか。
販売者側のデメリットは以下の通りです。
- ヤフオクの規約違反をしているためアカウント停止のリスクがある
- 購入者に嫌悪感を持たれてしまう
ヤフオクの規約違反をしているためアカウント停止のリスクがある
前述したように、直接取引はヤフオクの規約違反になります。
そのため、直接取引をすることによってヤフオクが使えなくなる可能性も十分にあります。
購入者に嫌悪感を持たれてしまう
無理に直接取引に持っていこうとすると、購入者に嫌悪感を持たれてしまう危険性があります。
その結果、ヤフオクの運営に報告されてしまい、アカウント停止になってしまう人もいます。
購入者から見た直接取引のメリットとデメリットは?
それでは次に、購入者側から見た直接取引のメリットとデメリットについて解説していきます。
購入者のメリット
商品を購入する際に直接取引をするメリットは以下の通りです。
- 格安で商品を手に入れられる可能性がある
- レア商品をゲットできる可能性がある
格安で商品を手に入れられる可能性がある
ヤフオクでは基本的にオークション形式であるため、入札の度に金額は上がっていきます。
ただ、直接取引の場合はこういったプロセスがないため、より安い価格で商品を手に入れることができる場合があります。
レア商品をゲットできる可能性がある
直接取引をした場合、なかなかヤフオクでは落札できないようなレア商品をゲットできる可能性があります。
良いセラーと取引をできるようになれば、こういった商品を継続的に売ってもらうことができるかもしれません。
購入者のデメリット
購入者側のデメリットは以下の通りです。
- 購入者でも規約違反になってしまう
- トラブルに巻き込まれる可能性がある
購入者でも規約違反になってしまう
たとえ購入者であっても、直接取引をすることによって規約違反とみなされてしまう可能性があります。
その場合はヤフオクを利用できなくなってしまうので、かなりリスクは大きいと言えるでしょう。
トラブルに巻き込まれる可能性がある
直接取引の場合、相手からの連絡が突然途絶えてしまうこともあります。
その場合は何の保証もないので、詐欺にあう可能性も高くなります。
実際、フリマから直接取引を行い数十万円を持ち逃げされたという話も耳にします。
また、個人情報が相手に知られてしまうため、何らかのトラブルに巻き込まれてしまう危険性もあります。
その為、直接取引をする場合は、大きなリスクを伴うことを覚えておきましょう。
ヤフオクで直接取引をする場合の注意点は?
ここからは、ヤフオクで直接取引をする場合の注意点について解説していきます。
自己責任で行う必要がある
ヤフオクでの直接取引は明確な規約違反となり、アカウント停止のリスクを負いながら自己責任で行う必要があります。
ヤフオクを使用できなくなる危険性がある
注意ですめばいいですが、ヤフオクの規約違反をした場合は一発でアカウント停止になる可能性も十分にあります。
そうなると販路が一つ潰れることになるので、かなり大きなリスクになります。
トラブルに巻き込まれることがある
直接取引をすることによって「振り込み詐欺」「個人情報流出」等のトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
最近では詐欺も増えているので、十分な注意が必要です。
まとめ
ここまで、ヤフオクで直接取引をすることのメリットとデメリットについて解説してきました。
正直、確かにメリットはあるものの「アカウント停止」になるリスクが高くデメリットがかなり大きいです。
そのため、直接取引は極力控えることをオススメします。
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