転売ビジネスをしている場合、AmazonSEOについて考えることは少ないと思います。
しかし、OEM商品などを販売していく場合、Amazonで上位表示させることは非常に重要になってきます。
というのも、Amazonには多くの出品者がいるため、ユーザーの目に付く場所に商品ページが表示されない限り売ることはできないからです。
そこで今回は、AmazonSEOで上位表示させる方法について解説していきます。
AmazonSEOが重要な理由は?
まず、SEOとは「検索エンジン最適化」を指しています。
SEOで上位表示されるとキーワードを検索する多くの人の目に触れることになり、当然商品ならば売れる確率が上がります。
そして、検索エンジン最適化はAmazonでも利用されており「AmazonSEO」と呼ばれています。
Amazonの企業理念は「世界で一番お客様を大切にする企業」であり、ユーザーにとって最適な商品が上位表示されるようになっています。
そして、どの商品を上位表示させるか決めるアルゴリズムのことをA9と呼んでいます。
Amazonは市場規模が大きく、多くのライバルがいるため、SEO対策をしなければ商品を売ることは難しいです。
たとえば、「ダイエットサプリ」と検索した場合、「検索結果2000以上のうち」と表示されます。
つまり、ダイエットサプリと検索された際のライバルは2000以上で、その中から自分の商品を選んでもらわなければならないということになります。
もちろん広告を使えば上位表示させることは可能ですが、この場合は費用がかかるので、目指すべきは「広告を使わずに上位表示させる」ということになります。
Amazonではキーワードを検索して商品を探す人がほとんどであり、検索をする人の70%は2ページ以降を見ないと言われています。
そして、65%の人は最初から3つ目までの商品、35%の人は最初の商品をクリックすると言われているため、Amazonで商品を売るためには1ページ目に掲載されることが非常に重要になります。
上位表示される商品はどういったもの?
ここからは、上位表示される商品はどういったものか解説していきます。
検索されたキーワードに関連している
商品ページに多くのキーワードが入っていた場合、ユーザーが求めているものと関連性が高い商品と判断されて上位表示される可能性が高くなります。
そのため、自分の商品がどのようなキーワードで検索されているか研究して、商品ページに盛り込んでいくことが重要になります。
商品がよく売れている
よく売れている商品はユーザーに人気の商品と見なされるため、上位表示されるようになります。
ちなみにAmazonで「売れているかどうか」の判断基準は「直近の売上」になります。
良質な購入レビューがある
Amazonではレビューを比較してから購入を決める人が多く、レビューの数や質が重要になってきます。
Amazonではレビューの評価が5段階に分けられており「非常に良い」「良い」「普通」「悪い」「非常に悪い」があります。
良い評価のレビューが3つ以上あればSEOやCVRに良い影響があり、レビュー数が10件以上あれば質を見られるようになると言われています。
そのため、ライバルよりも良質な購入レビューがあるかどうか、ということがSEOで上位表示されるポイントとなります。
CVRが高い
CVRはコンバージョン率といい、セッションに対しての購入率を指しています。
簡単に言うと、商品ページをクリックしたユーザーの中で購入した人の割合を示しています。
CVRが高い場合は「良い商品ページ」とみなされるため上位表示されやすくなります。
CVRを高くするためには「商品ページの最適化」「FBA発送かどうか」「在庫が切れていないか」「お急ぎ便が使えるか」「決済方法は多いか」など様々な要因を満たす必要があります。
具体的にどのようなAmazonSEO対策をすればいい?
ここからは、具体的にどのような対策をすればAmazonSEOで上位表示させることができるのかを解説していきます。
キーワードを選定する
まずは、ユーザーが検索するキーワードを選定していきます。
キーワードには多くの人が検索する「ビッグキーワード」、あまり検索されない「スモールキーワード」があります。
ビッグキーワードで上位表示されれば大きな売上が見込めますが、その分ライバルが多いです。
逆にスモールキーワードの場合は、上位表示されても大きな売上は見込めない代わりにライバルが少ないです。
自分の商品をどんな人に購入してもらいたいかを考えながらキーワード選定をしていくと良いでしょう。
キーワードの見つけ方は2つあります。
サジェスト
検索キーワードを入力した場合、よく一緒に検索されているキーワードが一緒に出てきます。
これを「サジェスト」と言い、多くの人に検索されているキーワードのため需要が高いです。
セラースプライト
セラースプライトは月間検索ボリュームを調べるための外部ツールです。
月額料金はかかってしまいますが、より細かくAmazonで需要があるキーワードを調べることができるのでオススメのツールになります。
商品ページ最適化をする
キーワードを見つけることができたら、次は商品ページ最適化を行っていきます。
最適化を行うことによってクリック率やCVRを上げることができるので、しっかりと手を入れていきましょう。
商品名
商品名は検索ページに表示される部分であり、SEOで上位表示を狙うためには重要な項目と言えます。
商品名を考える場合は「左側から必要なキーワードを入れていく」ことが大事なので意識するようにしましょう。
商品の仕様
「商品の仕様」では商品の説明を5つまで入れることができ、PCではタイトル下に表示されるためユーザーに見てもらいやすくなっています。
スマホの場合は上から3つ目までしか表示されないので、上から伝えたい情報を盛り込んでいくと良いでしょう。
商品紹介コンテンツ
商品紹介コンテンツは商品ページの「商品の説明」と書かれている部分を指します。
画像とテキストで商品について説明することができるため、より詳しい情報を記載することができます。
商品画像
SEOに直接関わってくるわけではありませんが、CVRに直結するのが商品画像です。
ユーザーに視覚的に情報を伝えることができるので、見やすく分かりやすい画像にすることを心がけましょう。
薬機法に気を付ける
商品ページを作る際に気を付けなければならないのが「薬機法」です。
医薬品などを出品する場合に誤解させないような表現をしなければならないということで、これに抵触してしまうと出品停止になってしまう可能性があります。
Amazonで売上を上げる方法は?
Amazonで売上を上げるためには以下の対策を行うことをおすすめします。
それぞれすぐにできることなので、まずは実践してみて下さい。
広告を活用する
SEOを上げるためには「直近の販売件数を上げる」ことが重要です。
ただ、ユーザーに見てもらえないと販売件数を上げることは難しいので、まずは広告を活用して商品ページを上位表示させることをおすすめします。
Amazonスポンサープロダクト広告は大口出品者しか使うことができないので注意しましょう。
価格を最適化する
たとえば価格の設定に幅があった場合、検索順位が下がってしまう可能性があります。
そのため、なるべく一定の価格で販売することによって売上につなげることができます。
まとめ
ここまで、AmazonSEOで上位表示させるためのポイントについて解説してきました。
手間はかかるかもしれませんが、商品ページの最適化を行うことによって徐々に売上の伸ばすことができるので、自分の商品を持っている場合は是非チャレンジしてみて頂きたいと思います。
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