メルカリ転売で多くの商品を出品するようになると、更に大きく稼ぐために複数アカウントの所有を考える人もいると思います。
ただ、複数アカウントにはリスクもあるため、よく考えてから運用することが必要です。
そこで今回は、メルカリで複数アカウントを持つメリットとデメリットについて解説していきます。
メルカリの利用制限について
メルカリでは利用規約に「複数登録の禁止」と記載されています。
誰でも複数アカウントを作成できるとなると、悪質な出品者の増加、自作自演のレビューなどに悪用される等の事態が想定されるので、運営側によってあらかじめ禁止されているという形になっています。
メルカリの利用規約に違反したことが判明した場合のペナルティは以下の通りです。
- 取引のキャンセル
- 商品の削除
- 利用制限を受ける
- 売上金が没収される
そのため、メルカリで複数アカウントを作成することには大きなリスクがあります。
メルカリで他アカウントを運営するメリットとは?
複数アカウントの所持にはリスクがあるものの、それでも他アカウントを作成して出品している人がいます。
複数アカウント所持によるメリットは以下の通りです。
- 多くの商品を出品することができる
- ジャンルごとに専門店化ができる
- アカウントごとにキャンペーンやクーポンが利用できる
- アカウント停止のリスクを軽減できる
多くの商品を出品することができる
メルカリは個人出品が基本なので、一度に大量出品をするとアカウント停止になる可能性があります。
そのため、複数アカウントを作成して出品を分散させることによって、アカウント停止にリスクを減らすことができます。
ジャンルごとに専門店化ができる
一つのアカウントしか所持していなかった場合、様々なジャンルの商品を扱うことになるため、専門店化しているアカウントに対して信頼が得られにくいというデメリットがあります。
複数アカウントを所持することで専門店のようにジャンルを絞り込むことができ、より信頼を得られやすくなります。
アカウントごとにキャンペーンやクーポンが利用できる
複数アカウントを所持していることによって、キャンペーンやクーポンをアカウントごとに受け取ることができます。
1回限りのクーポンであっても、複数アカウントがあれば、その数だけ利用することが可能です。
アカウント停止のリスクを軽減できる
規約違反はもちろんですが、メルカリでは不合理な理由でアカウント停止になってしまう可能性もあります。
その場合、他のアカウントが生きていれば事業を継続することが可能です。
メルカリで複数アカウントを所持するデメリットとは?
メルカリでは「複数アカウントを所持している」と運営に判断された時点でアカウント停止になります。
複数アカウント作成に関してはかなり厳重にチェックされており、アカウント停止の処置を受けた場合は、これまでの評価や売上金をすべて失う可能性もあります。
ちなみに、アカウントを家族の名前で作成した場合は「なりすまし行為」として規約違反の対象となります。
また、メルカリアカウントの不正作成が原因となり逮捕された事例もあるので、十分な注意が必要となります。
現在はメルカリでの本人確認が強化されていて、「アプリでかんたん本人確認」で手続きしないとチャージ利用ができなくなっています。
その際に必要となるものは以下のうちいずれか一つになっています。
- 運転免許証または運転経歴証明書
- マイナンバーカード
- 在留カード
- パスポート(2020年2月以降発行のものは利用できない)
メルカリで複数アカウントを作成する方法とは?
現在、メルカリでアカウントを作成する際は「本人確認」「同一名義の口座」が必須となっています。
そのため、家族や友人に頼んでアカウントを作成してもらう方法しか現状ありません。
ただ、家族で個々に利用するためにアカウントを作成した場合でもアカウント停止になってしまった事例もあり、かなり厳しい処置が取られる可能性があります。
そのため、メルカリでの複数アカウント作成を考えるより、他販路での販売を検討した方が良いでしょう。
まとめ
ここまで、メルカリで複数アカウントを所持することのメリットとデメリットについて解説してきました。
確かに複数アカウント所持にはメリットもありますが、デメリットが大きすぎるためおすすめはできません。
まずは他のフリマサイト、Amazon、ヤフオクなどでの販売を検討してみることをおすすめします。
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