ヤフオクで同一出品者から複数の商品を落札する際、「まとめて取引」を使うことによって、複数商品をまとめて送ってもらうことができます。

ただ、まとめて取引には条件や注意点があり、これらを把握していないとトラブルになってしまう可能性があります。

そこで今回は、ヤフオクまとめて取引の方法と注意点について解説していきます。

 

ヤフオクまとめて取引のルールとは?

 

たとえば、同一出品者から3つの商品を落札すると、通常は3つの取引画面で手続きを進める必要があります。

ただ、まとめて取引を利用すると、3つの商品をひとまとめにしてやり取りをすることができます。

まとめて取引のルールは以下の通りです。

  • 落札者と商品に利用条件がある
  • 依頼できるのは落札者だけ
  • 許可も拒否も出品者が決める

更に細かい注意点もあるので、柔軟性に欠ける部分もあります。

 

ヤフオクまとめて取引の条件は?

 

ここからは、ヤフオクまとめて取引の条件について解説していきます。

 

まとめられる商品の条件

まとめて取引を利用できる商品の条件は以下の通りです。

  • 同一出品者から72時間以内に落札した取引開始前の商品
  • 最大20点まで利用可能
  • 支払いや発送元などの設定が同じ商品

同一出品者から72時間以内に落札した取引開始前の商品

たとえ同じ出品者の商品であったとしても「72時間以上経過」もしくは「取引開始した」商品はまとめて取引を利用できません。

この点は勘違いしやすいので注意しましょう。

最大20点まで利用可能

同一出品者の商品を20点以上落札した場合、落札日の古い商品から20点がまとめて取引の対象になります。

自分で商品を選択することができないので注意が必要です。

支払いや発送元などの設定が同じ商品

下記の条件が同一であれば、まとめて取引にすることが可能です。

  • 代金支払い管理サービス
  • Yahoo!かんたん決済のPayPay利用不可カテゴリ
  • Yahoo!かんたん決済のクレジットカード利用不可カテゴリ
  • 商品発送地域
  • 送料負担

まとめられない商品は?

以下の商品はまとめて取引をすることができなくなっています。

  • ヤフオク!ストア商品
  • 着払い商品
  • 過去に依頼して拒否をされた商品
  • システム利用料の料金体系が通常と異なっている商品

落札者に求められる条件とは?

たとえ商品が条件を満たしていたとしても、落札者が条件を満たしていない場合はまとめて取引を利用することができません。

落札者に求められる条件は「評価が6以上」となっています。

そのため、評価0(新規アカウント)から評価5までの場合、まとめて取引を利用することはできません。

 

ヤフオクまとめて取引で起こりうるトラブルとは?

 

条件もですが、それ以外にもまとめて取引でトラブルになってしまう要因があります。

ここからは、まとめて取引でできないことについて解説していきます。

  • 条件を満たしていないと利用不可
  • 落札者はまとめて取引に含める商品を選択することができない
  • まとめて取引にすると利用できなくなるクーポンがある
  • まとめて取引を依頼した場合、キャンセルができない
  • 送料無料に設定している場合、有料に変更できない
  • まとめて取引依頼中や同意後に、出品者は落札者削除ができない

 

条件を満たしていないと利用不可

まとめて取引は条件を満たしていないと利用することができません。

ここは大前提として押さえておきましょう。

 

落札者はまとめて取引に含める商品を選択することができない

落札者はまとめて取引を選択することができません。

そのため、まとめたくない商品があれば、その商品だけ取引開始してしまうのが良いでしょう。

 

まとめて取引にすると利用できなくなるクーポンがある

たとえば最初の商品でクーポン利用条件を満たしていないと、まとめて取引を利用することができません。

この場合、他の商品で条件を満たしていてもクーポン利用対象外になるので注意が必要です。

 

まとめて取引を依頼した場合、キャンセルができない

まとめて取引を依頼した場合、一部商品だけ除外することはできません。

更に、出品者がまとめて取引に同意した場合、後からのキャンセルもできなくなってしまいます。

 

送料無料に設定している場合、有料に変更できない

取引ナビで送料無料に設定している場合、有料への変更をすることができません。

そのため、出品者は注意する必要があります。

 

まとめて取引依頼中や同意後に、出品者は落札者削除ができない

出品者はまとめて取引の依頼中や同意後に落札者削除をすることができません。

そのため、まとめて取引の依頼中だった場合、拒否を選択してから落札者削除を行う必要があります。

 

ヤフオクまとめて取引のデメリットとは?

 

ここからは、ヤフオクまとめて取引のデメリットについて解説していきます。

 

まとめて取引でも送料が安くならないことがある

まとめて取引で必ずしも送料が安くなるとは限りません。

1つのダンボールにまとめて同梱してもらったとしても、結局サイズが変わって送料が高くなることがあります。

 

商品ダメージのリスクがある

まとめて取引の場合、複数商品を詰め込むので商品破損してしまう可能性があります。

特に同梱に対応しにくい商品の場合はリスクが高いので注意が必要です。

 

ヤフオクまとめて取引をする方法は?

 

まとめて取引をする場合、一番最初に落札した商品の取引ナビでやり取りをしていきます。

ここからは、落札者、出品者それぞれの対応について解説していきます。

 

落札者

落札商品をまとめて取引したい場合の手順は以下の通りです。

  1. 取引ナビで「まとめて取引をはじめる」を選択する
  2. 商品を受け取る都道府県を選択する
  3. 「まとめて取引を依頼する」を選択する
  4. 確認ページで内容確認して「決定する」を選択する
  5. 出品者に依頼通知が届く
  6. 出品者から連絡を待つ
  7. 取引ナビで取引開始する

ちなみに、出品者によっては、まとめて取引の依頼を拒否されてしまうこともあります。

出品ページに「同梱不可」等と書かれている場合があるので、事前に確認しておくと良いでしょう。

 

出品者

出品者としてまとめて取引の依頼を受けた場合の手順は以下の通りです。

  1. 取引ナビにてまとめて取引依頼の通知が来る
  2. まとめて取引を受ける場合は「まとめて取引を確認する」を選択する
  3. 配送方法や送料変更の場合は「別の配送方法を利用する」を選択する
  4. 内容確認して「決定する」を選択する
  5. 落札者宛に同意した旨の通知が届く
  6. 落札者からの連絡を待つ
  7. 取引ナビで取引開始する

まとめて取引では、複数商品を購入した商品の中の最初に落札した商品の取引ナビを利用します。

その為、その取引ナビで送料が無料になっている場合は、有料への変更はできませんのでご注意ください。

また、まとめて取引を断る場合、「拒否(単品での取引)」を選択して単品での取引をするようメッセージを送るようにしましょう。

 

まとめて取引以外の方法

まとめて取引では不都合が生じる場合は、この機能を使わずに同梱をする方法もあります。

ただ、まとめて取引以外で同梱をする方法は、ガイドライン違反にはなりませんが、トラブル発生時に補償対象外になる可能性があるので注意してください。

まとめて取引以外で同梱を依頼する場合は、メッセージのやり取りをしながら以下のように進めていきます。

  1. 出品者が落札した複数商品を同梱する際の送料を算定する
  2. 出品者が落札者に送料を通知する
  3. 落札者が取引ナビから指示された金額に修正して支払う
  4. 落札者がそれ以外の取引ナビで0円決済をする
  5. 出品者が送料の設定された出品ページで2次元バーコードを発行する
  6. 出品者が送料0円商品のバーコードを発行せず発送連絡のみで対応する
  7. 落札者が商品を受領して取引終了させる

 

まとめ

 

ここまで、ヤフオクまとめて取引をする際の条件や注意点について解説してきました。

ヤフオクまとめて取引は利用条件がやや複雑なので、これらをしっかりと把握した上で取引に臨むようにしましょう。

 

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