「せどりで失敗したくない」という人は多いと思います。
ただ、実際は致命的なミスをしない限り、いくらでもリカバリーすることは可能です。
そこで今回は、初心者せどらーが陥りがちなミスについて解説していきます。
初心者せどらーが陥りがちなミスとは?
初心者せどらーが陥りがちなミスは以下の通りです。
- グローバルアカウントを閉鎖していない
- 古物商を取得していない
- インボイス制度や税金関連のことを考えていない
- 全く売れない商品を仕入れてしまう
- 価格設定を間違える
グローバルアカウントを閉鎖していない
Amazonのアカウントは、日本国内で売ることができるアカウントの他、海外で売ることができる「グローバルアカウント」があります。
この2つのアカウントは仕様上、2つ同時に作成され、複数のマーケットプレイスに一つのアカウントだけで出品することができます。
ただ、グローバルアカウントがあると、真贋調査や手続き不備などによりアカウント停止につながる場合があります。
そのため、初心者の場合はグローバルアカウントを持つ必要はありません。
古物商を取得していない
中古品を転売する場合、古物商を取得しておく必要があります。
無許可で営業した場合は罪になる可能性があるので注意しましょう。
古物商は警察に申請書類を出すことで取得することができます。
- 住民票や身分証明書を準備する
- 警視庁HPで許可申請書、略歴書、誓約書を入手
- 警察署で担当者に聞きながら書類を記載、19000円を支払う
インボイス制度や税金関連のことを考えていない
インボイス制度や税金関連について知っておかないと、税務署からの指摘を受けたり税金を多く支払うことになりかねません。
インボイス制度は簡潔に言うと、2023年10月から消費税8%や10%の商品に課される複数の税率に対応した消費税率を控除する、というものです。
この制度は別名「適格請求書等保存方式」と呼ばれ、売手が買手に適格請求書を交付することができます。
仕入税額控除
仕入税控除というのは、売上の消費税額から仕入れの消費税額を差し引いて、納付する消費税額の算出をするものです。
仕入税控除の対象となる仕入れには「商品などの棚卸資産の購入」「原材料等の購入」があります。
課税事業者のみ適格請求書を交付可能
適格請求書の交付が可能なのは課税事業者のみです。
そして、適格請求書を交付できる事業者の条件は以下の通りです。
- 課税売上が1000万円を超える
- 開業して2年以内で資本金1000万円以上
- 事業開始年度から特定期間6ヵ月の売上、給与が1000万円を超える
確定申告
せどりで20万円以上の所得を稼いだ場合、確定申告が必要になります。
もし取得があったのに確定申告を行っていなかった場合、思い罰則を課せられる可能性が高くなります。
全く売れない商品を仕入れてしまう
見込み利益は出ても、全く売れない商品を仕入れてしまうと、それはいつまでも売れずに滞留在庫になってしまいます。
それが低額であればいいのですが、初心者のうちに高額商品が在庫に残ってしまうとキャッシュフローが大幅に悪化してしまいます。
価格設定を間違える
価格設定を間違えると、売れるはずの商品も売れなくなってしまいます。
これらのミスを防ぐために、Amazonの「価格の自動設定」」機能を使うなどして対応しましょう。
価格調整機能は以下の手順で使用することができます。
- セラーセントラル「価格」→「価格の自動設定」をクリック
- 自動価格設定のルールを決定
- ルール作成後に自動設定を適用させたい商品に設定
まとめ
ここまで、初心者せどらーが陥りがちなミスについて解説してきました。
これらの中には一発退場になってしまうものもあるので、十分に注意しましょう。
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