Amazonではバリエーション商品と呼ばれるものが出品されており、利益商品を見つけることができる場合があります。

ただ、「バリエーション商品はそもそも仕入れて大丈夫なのか」と悩んでしまう人も少なくないと思います。

そこで今回は、Amazonバリエーション商品の仕入れ判断のポイントについて解説していきます。

 

バリエーション商品とは何か?

 

バリエーション商品とは、カタログを作成して「色違い」「サイズ違い」などの商品をまとめて表示させることができる方法を指します。

購入者からすると、色違いやサイズ違いの商品を個別ページで詳細確認せずカタログごと確認することができるので、欲しい商品を探しやすくなります。

ただ、バリエーション商品では親ASINと子ASINがひとまとめにされており、不人気商品であってもランキング上位に表示されることがあります。

そのため、何となくリサーチがしづらく、バリエーション商品を避けてリサーチをしている人も少なくありません。

 

バリエーション商品の仕入れ判断方法とは?

 

バリエーション商品は仕入れにおいて敬遠されがちですが、仕入れ判断をすることは可能です。

バリエーション商品の仕入れ判断方法は以下の通りです。

  • レビューで確認する
  • 他出品者の在庫を確認
  • 他の子ASINバリエーション商品と価格を比較
  • 出品者数をチェック

 

レビューで確認する

バリエーションの中でどの商品が売れているのか、レビューで確認することが重要です。

レビューでは購入された商品のサイズや色を確認することができるので、効率的に利益商品を見つけることができます。

 

他出品者の在庫を確認

他の出品者の在庫を確認するのも有効な方法です。

他出品者が数人在庫を持っている状態であれば売れる傾向があり、他出品者の在庫が少なければそれほど売れない、と判断することができます。

 

他の子ASINバリエーション商品と価格を比較

他の子ASINバリエーション商品と価格を比較することで、売れている商品を見つけやすくなります。

たとえば、「白い商品が2,000円」「黒い商品が2,500円」だったとすると、「白い商品が人気がなくて安くなっているのか」「黒い商品がプレ値になっているのか」等の予測を立てることができます。

 

出品者数をチェック

出品者数の確認も重要となります。

出品者数が増えているのであれば売れ筋商品である可能性が高く、出品者数が0か1であれば出品制限をかけられている可能性もあるので、出品者数のチェックは必ずしておきましょう。

 

バリエーション商品で注意するポイントとは?

 

バリエーション商品をリサーチする際、いくつか注意しなければならないことがあります。

その注意ポイントは以下の通りです。

  • 売れていない商品がバリエーションの中にある
  • 検索結果一覧で違う色の商品が表示されている
  • バリエーション商品は仕入れや販売時におすすめができない

 

売れていない商品がバリエーションの中にある

2020年にバリエーションなしでもカタログ同士を統一できるようになり、リサーチ作業が難しくなってしまいました。

親ASINの商品が不人気であっても、子ASIN内に人気商品があればランキング上位で表示される可能性が出てきたため、ランキングを信じて仕入れても「売れない」場合があります。

 

検索結果一覧で違う色の商品が表示されている

バリエーション商品の場合、検索結果一覧で違う色が表示されてしまう可能性があります。

たとえば、購入者が「赤」の商品を検索したにも関わらず、「青」の商品が表示されてしまう場合があります。

この場合、購入者の検索意図と全く違う色が表示されてしまうので、当然クリック率は下がってしまいます。

 

バリエーション商品は仕入れや販売時におすすめができない

バリエーション商品は、仕入れ時に不人気商品でもランキング上位になってしまい、販売時には違う色の商品が表示されてしまう可能性があるなど、ややこしい仕様となっています。

そのため、リサーチ効率を考えるとあまりおすすめできるものではないかもしれません。

ただ、この点はツールを使用することで解消することができます。

 

仕入れ判断におすすめのツール

 

バリエーション商品はランキングが当てにならないので、リサーチの際は親ASINと子ASINのグラフを確認する必要があります。

そこで、そのために使える2つのツールをご紹介します。

 

Keepa

Keepaの主な機能は以下の通りです。

  • 各種グラフが見れる
  • 統計がとれる
  • Amazonの価格比較ができる

 

特にグラフに関しては、以下の表記が色分けで表示されるので非常に便利です。

  • 黄色・・Amazon直販の価格変動履歴
  • 紺・・マーケットプレイスの中古価格変動履歴
  • 緑・・マーケットプレイスの価格変動履歴
  • 茶・・定価
  • 赤・・タイムセールの日と価格

このように、Keepaを使うことによって仕入れ時に必要な情報を得ることができます。

 

SellerSprite

SellerSpriteでは、商品の売れ行き、過去の価格推移、利益率、評価数などを確認することができます。

接続が悪いこともありますが、無料なのでリスクなく利用することができます。

 

まとめ

 

ここまで、Amazonバリエーション商品の仕入れ判断について解説してきました。

バリエーション商品はリサーチの際に混乱してしまうため、あまりリサーチする人が多くありません。

そのため、ライバルは少ない傾向にあるので、是非ツールを使って仕入れをすることをおすすめします。

 

 

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