メルカリは個人間の取引なので、中には「商品に破損がある」などの嘘をついて詐欺行為をしようとする人もいます。

この場合、何も知らなければ泣き寝入りをするしかなくなってしまいます。

そこで今回は、メルカリで「破損がある」と嘘をつかれてしまった際の対処法について解説していきます。

 

メルカリでよくある破損のパターンとは?

 

メルカリでは破損による嘘の被害が少なからず発生しています。

まず、出品者の場合は「購入した商品が破損しているため返品させてもらいたい」という依頼を購入者から受けるパターンがあります。

ただ、返品に応じて手元に戻ってきた商品を見てみると壊れた別物になっていて、一旦取引を完了するとキャンセルもできないので、そのまま商品とお金は戻ってきません。

また、購入者の場合は、「出品者が故意に破損した商品を送り付けてきて返品要請に一切応じない」というパターンがあります。

これらの行為は明らかな詐欺行為なので、被害に遭わないように十分な注意が必要です。

 

メルカリで嘘をつかれてしまった場合の対処法とは?

 

メルカリで嘘をつかれてしまった場合、どのようにすれば良いのでしょうか。

その際の対処法は以下の通りです。

  • 破損している状況が分かる画像を送付してもらう
  • メルカリ事務局に報告をしてもらう
  • 話し合いで解決する
  • なるべくダメージが少ない方法を模索する

 

破損している状況が分かる画像を送付してもらう

まず、破損している状況が分かる画像を送付してもらうという手段があります。

もし破損が嘘であれば拒否される可能性が高いので、きちんと対応する意思があることは示しつつも、証拠の確認をしっかりと行いましょう。

 

メルカリ事務局に報告をしてもらう

配送にメルカリ便を使用していた場合、メルカリに対応を任せましょう。

商品が破損していた際の手続きでは、購入者が出品者に報告後、メルカリ事務局に以下の内容を報告します。

  • 商品状態の情報
  • 商品の破損状態を確認できる画像
  • 梱包が分かる画像
  • 梱包の外装がわかる画像

 

話し合いで解決する

フリマアプリは個人間取引が基本なので、当事者間の話し合いでトラブルを解決するのが原則となります。

そのため、できるならば画像などを送ってもらい証拠を集めつつ、話し合いで解決できるか模索してみましょう。

 

なるべくダメージが少ない方法を模索する

悪意のある人に対応するのは多くの時間と精神力を使います。

そのため、なるべくダメージが少ない方法を模索するのも手段の一つです。

たとえば、価格がそこまで高くないのであれば「返送する必要はないので差し上げます」というように対処する手もあります。

 

メルカリの返品申請は拒否できるか

 

メルカリで購入者から返品申請があった場合は、基本的には拒否することはできません。

ただ、返品申請を拒否できるケースもあります。

 

商品に不備がない

メルカリにおいて、商品の不備や梱包が原因で配送中に破損した場合は、出品者が負担することになっています。

ただ、商品の不備を証明できるのであれば、購入者からの返品対応を拒否することができます。

 

同意の上で購入している

あらかじめ商品に不備があることを購入者が同意しているのであれば、返品に応じる必要はありません。

たとえば、キズがあることを商品説明文に記載し、写真でも分かるようにしておけば明確な証拠となります。

その場合は説明責任を果たしていると言えるので、メルカリ事務局側で「返品に応じる必要なし」と判断される可能性が高くなります。

 

メルカリで返品申請する際の注意点は?

 

メルカリで返品申請を行う場合、いくつかの注意点があります。

その注意点は以下の通りです。

  • 評価やキャンセルをする前に報告する
  • 事実を時系列できちんと報告する

 

評価やキャンセルをする前に報告する

メルカリの返品申請は、受取評価やキャンセルの手続きをする前に行う必要があります。

受取評価やキャンセルをしてしまうとメルカリ側が関与できなくなってしまうので、当事者間で解決するしか方法がなくなってしまいます。

そのため、仮に取引相手から評価やキャンセルを要求されたとしても断りましょう。

 

事実を時系列できちんと報告する

メルカリ事務局に仲介を求める際、事実を時系列に沿って報告しましょう。

時系列に沿って丁寧に説明することによって、より信用してもらいやすくなります。

 

メルカリで騙されないための方法とは?

 

メルカリで騙されないためには、様々な手段を講じておく必要があります。

そこでここからは、出品者側の視点で「騙されないための対策」について解説していきます。

 

徹底的に検品を行う

まず、検品を徹底的に行いましょう。

検品のポイントは以下の通りです。

  • 汚れはないか
  • 濡れていないか
  • 傷はないか

また、動作確認もしっかりと行っておきましょう。

 

丁寧に梱包して撮影をしておく

梱包によって破損を引き起こしてしまう可能性もあるので、丁寧に梱包しましょう。

また、丁寧に梱包した状態を撮影しておけば、嘘をつかれた場合に明確な証拠となります。

 

メルカリ便を利用

配送方法は、なるべくメルカリ便を使うようにしましょう。

メルカリ便を利用することによって、匿名配送ができるようになり、返品トラブルの際もメルカリ事務局が対応してくれます。

 

まとめ

 

ここまで、メルカリで「破損がある」と嘘をつかれた場合の対処法について解説してきました。

あらかじめこちら側で対策をしておくことによってリスクを減らすことができるので、まずは前述した方法を試してみることをおすすめします。

 

 

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