Amazonには「ショッピングカート」という仕組みがあり、ここが取れないと売上を伸ばすことが難しくなってしまいます。
ただ、せどり初心者で「あまりよく理解できていない」という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Amazonショッピングカートの仕組みについて解説していきます。
Amazonのビジネスモデルとは?
Amazonは、各企業や個人が商品を出品する形の「マーケットプレイス型」のビジネスモデルとなっています。
商品ページを乱立させずに「同一商品は全員同じ商品ページで販売する」のがAmazonのルールになっており、1つの商品ページを相乗り出品するのが基本です。
つまり、同じ商品を出品する販売者が10人いても20人いても、1つの商品ページでシェアして販売することになります。
Amazonのショッピングカートについて
Amazonでは基本、1ページに1商品が掲載されていて、それは「カタログ」と呼ばれています。
そしてAmazonで買い物をする場合、「カートに入れる」をクリックして購入する人が多いのではないでしょうか。
このカートには販売者のうち1人だけ表示されることになり、ここ以外から商品を購入するのはとても面倒くさいため、基本的にはカートから買われることになります。
つまり、結果としてショッピングカートを取得している出品者から商品が売れ続けます。
ショッピングカートを獲得するための条件とは?
カートボックスを取れれば売上の大幅な向上が望めるわけですが、「どうすればカートボックスを獲得できるのか」分からない人も多いのではないでしょうか。
カートボックスを獲得するための条件は以下の通りです。
- 競争力のある価格を設定
- 早く届けるためのオプションや配送無料を提供
- 優れたカスタマーサポートを提供
- 在庫を切らさないようにする
競争力のある価格を設定
カートは価格を下げれば獲得できる可能性が上がるわけですが、極端に安すぎると獲得できない場合があります。
そのため、出品時に適正な価格を見極めていくようにしましょう。
ちなみに、自己出品に対してFBA出品は優遇されているので、「販売価格と配送料の合計額に20%程度を上乗せした価格」を設定してもカートを取れることがあります。
早く届けるためのオプションや配送無料を提供
早く届けることでカートボックスを獲得しやすくなります。
自己発送よりFBAの方がカートを獲得しやすいのはこういった理由もあるので、副業でせどりを実践している場合はFBAを利用するのがおすすめです。
優れたカスタマーサポートを提供
FBAを利用すると、受注や梱包などのカスタマーサービスをAmazonに代行してもらうことができます。
そして、クレームを受けないようなアカウント運営をすることによって、「購入者からの評価」が得られ、優れたカスタマーサポートを提供していることの証明になります。
在庫を切らさないようにする
Amazonでは在庫をたくさん持っているセラーが優遇されています。
ただ、ここはあくまで努力目標として考えておくと良いでしょう。
ショッピングカート獲得率の目安は?
ショッピングカートは必ずしも独占する必要はありません。
実際はカート取得率5%であっても問題なく販売することができるので、そこまで気にする必要はないでしょう。
0%より上の数値になっていればチャンスはあるので、そこまで深刻になる必要はありません。
ただ、カート取得率が0%の場合は「いつまでたっても売れない」可能性が高いので、価格の見直しなどを行っていきましょう。
まとめ
ここまで、Amazonのショッピングカートの仕組みについて解説してきました。
必ずしもカートを独占する必要はないので、取得率を0%以上にして、販売できるタイミングを作れるようにしましょう。
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