Amazonの「商品紹介コンテンツ」では、商品やブランドを紹介するために、画像や装飾付きコンテンツを投稿することができます。
商品紹介コンテンツを利用することによって効果的なアピールをすることができますが、利用する上でいくつか注意点も存在します。
そこで今回は、商品紹介コンテンツをAmazonで利用する方法について解説していきます。
Amazon商品紹介コンテンツとは何か?
Amazon商品紹介コンテンツとは、Amazon商品詳細ページで独自に商品訴求をすることができるコンテンツ投稿機能になります。
通常のAmazonでは、テキストで商品説明文が表示されますが、商品紹介コンテンツを利用することによって、画像やテキストデータ、テキスト装飾を使って、目を引くコンテンツを掲載することができます。
Amazonの商品紹介コンテンツを利用できるのは、以下のいずれかの条件に当てはまる出品者となります。
- 大口出品者でブランド登録が完了しているブランド所有者
- 「Amazon Launchpad」で承認されたブランド所有者
- 「Amazon Exclusives」で承認されたブランド所有者
Amazon商品紹介コンテンツの3つのタイプとは?
Amazon商品紹介コンテンツには以下のタイプがあります。
- ベーシックAプラスコンテンツ
- プレミアムAプラスコンテンツ
- 商品紹介コンテンツのブランドストーリー
ベーシックAプラスコンテンツ
ベーシックAプラスコンテンツでは、商品の特徴や用途等の詳細を補足することができ、下記のことを行えます。
- コンテンツ作成のための様々なモジュールやレイアウトへアクセスできる
- 段落見出しと画像をカスタマイズできる
- 独自の画像レイアウトとテキストレイアウトを使用することができます
- 商品の比較表が作成可能
- リッチテキストエディターを使用できる
ベーシックAプラスコンテンツを利用することによって、通常の商品紹介より充実した内容でユーザーにアピールすることができます。
プレミアムAプラスコンテンツ
ベーシックAプラスコンテンツの上位版がプレミアムAプラスコンテンツになります。
プレミアムAプラスコンテンツでは、複数メディアコンテンツを活用して、商品詳細ページの情報をより充実した内容で紹介することができます。
また、ベーシックAプラスコンテンツの内容に加えて、下記の機能を利用できます。
- ホットスポットにカーソルを合わせるインタラクティブなモジュールを使用可能
- 複数のビデオモジュールが使える
- 強化された比較表が使える
- 更に大きくなった商品詳細ページの画像が利用できる
- カルーセルモジュール、Q&Aモジュールが利用できる
商品紹介コンテンツのブランドストーリー
Amazonの商品紹介コンテンツの場合、ブランドストーリー機能も利用することができます。
ブランドストーリーでは、下記のようなブランド独自のアピールをすることができます。
- ブランドの歴史
- ブランドの価値
- ブランドの商品ラインナップ
ブランドストーリーをユーザーに見てもらうことによって、より信頼性を得やすくすることが可能です。
Amazon商品紹介コンテンツの作成方法とは?
Amazon商品紹介コンテンツの作成方法は以下の通りです。
- 作成するコンテンツの種類を選択
- コンテンツ名を入力
- 言語を選択
- モジュール追加
- モジュール編集
- プレビューで確認
- ASINを適用
- 承認用に送信
- Amazonからの承認を待つ
- 承認後にコンテンツがページに反映される
作成するコンテンツの種類ですが、「ベーシックAプラスコンテンツ」「プレミアムAプラスコンテンツ」「ブランドストーリー」から選ぶことができます。
また、モジュールを選択して画像やテキストを配置できたら、プレビューを見てモバイルとパソコンそれぞれの表示で問題ないかを確認しておきましょう。
Amazonでは7営業日以内に承認されて、ASINの商品ページに申請していたコンテンツが反映されるようになります。
尚、商品紹介コンテンツの審査でAmazonから申請を却下されてしまった場合、商品紹介コンテンツの管理ページで却下理由を確認することができます。
Amazonから提示された理由を参考にして該当箇所を修正し、再度申請を行うようにしましょう。
Amazon商品紹介コンテンツを作成する際の注意ポイントとは?
Amazon商品紹介コンテンツを作成する際、以下の点に注意する必要があります。
- 画像サイズ
- スマホ表示とパソコンでの表示
- SEO対策
- NGワード
画像サイズ
商品紹介コンテンツにおいては、コンテンツタイプやモジュールごとに推奨サイズが提示されています。
指定されたサイズ以外でアップロードするとエラーになったりするので、リサイズなどで対応しましょう。
スマホ表示とパソコンでの表示
商品紹介コンテンツの場合、スマホ表示とパソコン表示で見え方が異なってきます。
そのため、どちらにも問題なく表示されるかどうか注意が必要です。
SEO対策
商品紹介コンテンツに入れ込む情報はSEO対策としても重要になります。
そのため、アピールしたいワードはしっかりと入れ込んでいきましょう。
NGワード
商品紹介コンテンツのガイドラインに違反したワードや表現を使ってしまうと申請が却下されます。
そのため、事前にガイドラインをよくチェックしておきましょう。
Amazon商品紹介コンテンツのNGワードとは?
Amazonの商品紹介コンテンツガイドラインでは、たとえば以下の記載が禁止されています。
- 2年より前の受賞歴など
- 「エコフレンドリー」「生分解可能」といった環境に関する表示
- 「評価1位」「100%の満足度保証」「最高評価」といった自画自賛の表示
- 医薬品や化粧品などで「治癒」「緩和」「治療」「予防」の表示
- Amazon以外の返品ポリシーや返金ポリシーなどの保証情報
- 電話番号や住所などの個人情報
- 配送料の詳細やQRバーコード
- 競合他社の商品への言及や比較
ガイドラインについては改正されることもあるため、事前に内容について確認しておきましょう。
Amazon商品紹介コンテンツを利用するメリットとは?
商品紹介コンテンツを利用するメリットは以下の通りです。
- 検索流入を増やすことができる
- CVR向上
- ブランディング効果
検索流入を増やすことができる
自社製品のターゲット層に向けたキーワードを商品ページに入れ込むことで、検索からのページ流入を増やせます。
このように、より多くのユーザーにリーチすることができます。
CVR向上
インターネット通販では、商品ページから得られる情報のみで商品購入についての判断をする人が非常に多いです。
そのため、商品紹介コンテンツを充実させることによって、ユーザーの購買意欲を後押しすることができます。
ブランディング効果
商品紹介コンテンツで商品を丁寧に紹介することによって、独自のアピールをすることができます。
そのため、ブランディングにも役立てることができます。
Amazon商品紹介コンテンツを利用するデメリットとは?
Amazon商品紹介コンテンツを利用するデメリットは以下の通りです。
- ブランド登録をしなければならない
- 商品紹介コンテンツの作成にはいくつかのポイントがある
ブランド登録をしなければならない
商品紹介コンテンツを利用するためには、ブランド登録を完了させている必要があります。
ブランド登録には商標登録という高いハードルがあるので、この点はデメリットになります。
商品紹介コンテンツの作成にはいくつかのポイントがある
商品紹介コンテンツを作成するためには、商品画像やSEOを意識したテキストを用意する必要があります。
モジュールとして様々なテンプレートが用意されていますが、それをどのように組み合わせるかは知識がないとなかなか判断できない部分もあります。
まとめ
ここまで、商品紹介コンテンツをAmazonで利用する方法について解説してきました。
商品紹介コンテンツを利用することによって、ユーザーに向けた有益な情報を様々な手段で発信できるようになります。
ガイドラインも準備されているので、気になった方はチェックしてみることをおすすめします。
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