本せどりは少額で始めることができ、せどり初心者にもおすすめの手法といえます。
ただ、実際にどのように利益を出していけばいいのか分からない、という人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、本せどりのリサーチと仕入れ方法について解説していきます。
本せどりとは何か?
本せどりは、中古本を安く買って高く販売することによって利益を得ていく手法です。
そのやり方は以下の通りです。
- 本の価値を見極める
- 本を仕入れる
- 本を再販売する
本の価値を見極める
Amazonやネットショップで市場価格を把握します。
具体的にはどの本に人気や需要があるのか、ランキング等を見ながら調査します。
本を仕入れる
古本屋やオンラインショップで本を仕入れます。
その際は、価値のある本を低価格で仕入れるようにします。
本を再販売する
買い取った本を設定した価格で再販売します。
基本的にはAmazonで販売していきます。
本せどりのメリットとは?
本せどりのメリットは以下の通りです。
- 少額で仕入れることができる
- 仕入先が多い
- 保管が簡単にできる
- 自分の得意なジャンルを扱うことができる
少額で仕入れることができる
本せどりの大きなメリットは「少額で仕入れることができる」という点です。
古本屋やネットショップでは中古本を低価格で購入することができるため、初期投資が少なくリスクを抑えることができます。
仕入先が多い
本せどりは「仕入れ先が多い」というメリットがあります。
古本屋やネットショップは全国にあるので、様々な場所から本を仕入れることができます。
保管が簡単にできる
商品の保管が比較的簡単という点も、本せどりのメリットといえます。
また、本は耐久性があり特別な保管方法を必要としないので、大量にストックしておくことができます。
自分の得意なジャンルを扱うことができる
本せどりでは、自分の得意な商品ジャンルを扱うことができます。
そのため、自分の知識を活かして、ライバルと差別化することも可能です。
本せどりのデメリットとは?
本せどりのデメリットは以下の通りです。
- 値札シールやページの汚れなどの検品が大変
- 保管場所が必要になる
- 発送作業や注文管理などの作業が多い
値札シールやページの汚れなどの検品が大変
本せどりの場合、商品の品質が購入者からの評価に影響してきます。
そのため、値札シールやページの汚れなど、検品作業が重要になってきます。
ただ、検品作業には手間と時間がかかり、大量仕入れをした場合は検品量も増大していきます。
保管場所が必要になる
本せどりのデメリットとして、保管場所の問題があります。
本は基本的にかさばるため、保管場所を取ってしまう可能性が高く、かといって日の当たる場所などに置いてしまうと本の状態が悪化します。
そのため、効率的な保管方法については考えておく必要があります。
発送作業や注文管理などの作業が多い
本せどりの場合、販売時の作業が多いのもデメリットとなります。
商品の発送作業や注文管理、カスタマーサポートを自身で管理する必要があるので、量が多いほど負担になってしまいます。
本せどりをする際に準備しておくことは?
本せどりをする際に準備しておくべきことは以下の通りです。
- 無料リサーチツール「Amacode」を使う
- 再販売価格維持制度（再販制度）を理解しておく
- Amazon出品用アカウント
- ヤフオク出品用アカウント
- メルカリ出品用アカウント
- プリンター
- パソコン
- 収納用本棚
無料リサーチツール「Amacode」を使う
Amacodeでは、Amazonの販売価格やランキング、出品者数を一覧で見ることができます。
そのため、どの本が高値で売れているか調査するのに便利なツールとなっています。
再販売価格維持制度（再販制度）を理解しておく
本せどりをする場合、再販制度について理解する必要があります。
再販制度では、以下の商品が「定価」と表記された場合は定価で販売しなければならないルールとなっています。
- 新品の本
- 雑誌
- CD（発売から半年未満のもの）
- 新聞
再販制度があることによって、新品の書籍価格が一定に保たれて、市場全体の書籍価格が均一に保たれます。
Amazon出品用アカウント
本せどりで仕入れた商品は、基本的にAmazonで出品することになります。
そのため、Amazon出品用アカウントを用意しておく必要があります。
ヤフオク出品用アカウント
ヤフオクは中古本の販売先としても人気があります。
出品は比較的簡単に行うことができるので、ヤフオクの出品用アカウントも作成しておくと良いでしょう。
メルカリ出品用アカウント
メルカリも本せどりのプラットフォームとしておすすめです。
手数料が安くて出品も簡単なので、出品用アカウントを作っておきましょう。
プリンター
本せどりでは、発送ラベルの印刷や納品書の作成が必要なことがあります。
そのため、自宅にプリンターを準備しておきましょう。
パソコン
パソコンは、商品リサーチから出品作業など、様々な作業において必要となります。
そのため、信頼性のあるパソコンを準備して、必要なソフトやツールをインストールしておきましょう。
収納用本棚
本を仕入れた場合、収納用の本棚があると便利です。
湿度や直射日光から本を守るためにも、適切な本棚の準備はしておきましょう。
本せどりのリサーチ方法とは?
本せどりのリサーチ方法は以下の通りです。
- リサーチしておきたい本を理解する
- 人気の本を仕入れる
リサーチしておきたい本を理解する
本せどりのリサーチをする場合、自分がどの種類の本に注目するかを決定します。
ここでニッチなジャンルを狙うことで、利益率が高い商品が見つかる可能性があります。
基本的にはAmazonランキング10～20万番以内に入っているものが売れるのでチェックしておきましょう。
人気の本を仕入れる
人気の本はもちろん需要が高く、高値で販売できる可能性があります。
たとえば、「映画化される前の小説」「人気著者の新刊」などが狙い目です。
トレンドは常に変動するので、定期的な市場調査を行っておきましょう。
本せどりでおすすめの仕入れ先とは?
本せどりでおすすめの仕入れ先は以下の通りです。
- ブックオフ
- 駿河屋
- ネットオフ
- ブックオフオンライン
- 楽天
ブックオフ
ブックオフは、全国に多くの店舗を持っている中古本のチェーン店となります。
低価格で多くの本を仕入れることができ、複数店舗を回ることによって、幅広いジャンルの本を探すことができます。
駿河屋
駿河屋では、ゲームやCD、書籍などの幅広いジャンルの中古商品が販売されています。
特に漫画やライトノベルの仕入れに適しており、商品状態が詳細に記載されているのが特徴です。
ネットオフ
ネットオフでは、書籍をはじめとした中古品を扱っています。
特に大量の本を一度に購入するのに適しており、頻繁にセールが行われるのが特徴となります。
ブックオフオンライン
ブックオフオンラインは、ブックオフのオンラインショップとなります。
ブックオフオンラインでは「全品送料無料」のサービスを実施していて、送料を気にすることなく大量の本を仕入れることができます。
楽天
楽天市場は数多くの店舗が出店している大手ECサイトです。
楽天ポイントを利用した購入や、定期的に行われるセールを利用することで、更にお得に仕入れをすることができます。
本せどりの販売先は?
本せどりの販売先は以下の通りです。
- Amazon
- メルカリ
- ヤフオク
Amazon
Amazonは世界最大のECサイトで、様々なジャンルの商品が扱われています。
ここでは新品から中古まで、様々な状態の本を販売することが可能になっています。
メルカリ
メルカリは手軽に個人間で売買を行うことができるフリマアプリです。
手数料が安く、初心者でも簡単に出品が行えるので、本せどりの販売先として利用されることが多くなっています。
ヤフオク
ヤフオクは日本最大のオークションサイトで、レア本などの販売に適しています。
出品形式はオークション形式と固定価格形式の両方があり、商品や状況に応じて選択することができます。
本せどりで稼ぐためのポイントとは?
本せどりで稼ぐためのポイントは以下の通りです。
- コミック、雑誌、写真集、絵本、専門書を狙っていく
- セット販売を行う
- 利益率の高い商品を狙っていく
- 仕入のタイミングを狙って店舗に行く
- 稼げるようになったらFBAを活用
コミック、雑誌、写真集、絵本、専門書を狙っていく
特定のジャンルの本に絞ることによって、効率的に利益を出していくことができます。
特に、コミック、雑誌、写真集、絵本、専門書はファンが多く専門性も高いので、需要が安定しているジャンルといえます。
セット販売を行う
セット販売をすることによって、1冊あたりの利益率が上がる可能性があります。
セット販売は購入者にとっても魅力的で、一度に複数の本を手に入れることができるので購買意欲を刺激することができます。
利益率の高い商品を狙っていく
高価な本やレアな本を仕入れることによって、1冊あたりの利益を大きくすることができます。
ただ、高価な本は仕入れ時のコストも高くなるので、慎重なリサーチと計算が必要になります。
仕入のタイミングを狙って店舗に行く
店舗によっては、新商品が入荷する日時が決まっていることがあります。
そのタイミングに合わせて店舗を訪れることによって、競争が少ない状態で仕入れをすることが可能です。
稼げるようになったらFBAを活用
AmazonでFBAを利用することによって、在庫管理や配送、顧客対応をAmazonが代行してくれるようになります。
そのため、よく多くの本を取り扱うことができるようになり、より自分の時間を活用することができます。
本せどりの注意点とは?
本せどりの注意点は以下の通りです。
- キズや汚れなどについては商品説明に細かく記載する
- 付属品忘れがないか確かめる
キズや汚れなどについては商品説明に細かく記載する
本せどりにおいては、キズや汚れなどを商品説明に細かく記載することが大事です。
実際の商品状態と説明が異なっているとトラブルの原因になってしまい、評価の低下や返品を要求される可能性があります。
そのため、詳細な商品説明をするように心がけておきましょう。
付属品忘れがないか確かめる
本せどりで扱う商品には、CDやポスターといった、本以外に付属するアイテムがある場合があります。
付属品を忘れてしまうと商品価値が下がって、消費者からの評価が低くなる可能性があります。
そのため、商品検品の際には付属品を確認しておきましょう。
まとめ
ここまで、本せどりのリサーチと仕入れ方法について解説してきました。
本せどりは初心者でも取り組みやすい手法なので、是非取り組んでみることをおすすめします。
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