CD転売は昔からある手法であり、CDは小さくて軽いため非常に扱いやすい部類に入ります。
ただ、いくつかのポイントを押さえておかないと、なかなか利益商品を見つけられないかもしれません。
そこで今回は、CD転売で稼ぐためのポイントと注意点について解説していきます。
CD転売の基礎知識について
ここからは、CD転売の基礎知識について解説していきます。
まず、CD転売では、CDを可能な限り安い価格で仕入れて、それを高い金額で販売することで利益を生みます。
そして、取り扱うのは新品と中古の両方で、仕入れるCDの種類についての縛りはありません。
CDの中には「ボックス」と呼ばれる複数のCDを箱に詰めてセットとして販売されているアイテムもあり、値段も高めですが大きな利益が見込めるものとなっています。
CD転売のやり方は?
中古CDであれば、リサイクルショップやメルカリなどで仕入れをすることができます。
ただ、初心者の場合であれば、インターネットで仕入れるより、実店舗で実物をチェックしながら仕入れ作業をするのがおすすめです。
店舗仕入れでは必ずしも商品知識が必要ではなく、最初はバーコードリーダーでバーコードを読み取ってAmazonとの価格差を確認していきます。
仕入れた中古CDの出品時ですが、Amazonでは出品規制がかかることが多くなっているので、メルカリとヤフオクを活用して売っていきましょう。
また、新品CDであれば下記の店舗で仕入れをするのがおすすめです。
- ローソンHMV
- イオンのCDショップ
ローソンHMVでは頻繁にセールが行われており、割引率がとても高いことがあります。
また、イオンのCDショップではワゴンセールなどで利益商品を見つけられる可能性が高くなります。
CD転売の仕入れ目安とは?
CD転売をする際は、手数料についてもきちんと把握しておきましょう。
たとえば、Amazonの小口出品サービスでCDを売る場合、基本成約料としてCD1枚につき100円がかかります。
そしてそれに加えて15％の販売手数料がかかります。
上記から考えると、CDに1000円の販売価格を付けると、250円の手数料が発生することになります。
また、いくら見込み利益が高くても、売れなければ不良在庫になってしまいます。
そのため、一定期間内にどれだけ売れるかということもチェックしておきましょう。
CD転売に適したタイミングとは?
CD転売にも旬があり、たとえばアイドルグループなどが解散するとCDの売れ行きが伸びることがあります。
解散すると新しいCDが発表されることがなくなるため、ファンが既存のCDを購入するということです。
そうなると品薄になるのでCDの価値が高まって、転売の価格も上がることが期待できます。
CD転売のメリットとデメリットは?
CD転売にはメリットも多いですが、注意しなければならない点も存在します。
そこでここからは、CD転売のメリットとデメリットについて解説していきます。
メリット
まず、CD転売のメリットとして「小さくて軽い」という点が挙げられます。
転売する時に発生する送料を低く抑えることができ、普通郵便の場合は200円以下で送ることができます。
また、仕入れ先についても、国内外に目を向けることができるので「全く仕入れることができない」という事態は考えづらいです。
CDをメンテナンスすることによって商品価値を上げることもできるので、商品知識や技術が反映されやすいジャンルといえるでしょう。
デメリット
CD転売のデメリットは「ライバルが多い」ということです。
CD転売は敷居が低いので、初心者が取り組む際に選ばれることが多いジャンルです。
また、「細かい作業が多い」というのもデメリットといえます。
中古CDの場合は、歌詞カードなどの付属品や汚れなどをチェックしていかなければならず、メンテナンスなどの細かい作業が必要になります。
そのため、こういった作業が苦手という人にはあまり向かないジャンルといえます。
メルカリでCD転売をする際の注意点は?
メルカリのユーザーは10～30代の女性が中心です。
そのため、よく売れるCDはマニアックなものというよりは、有名アーティストのCDになります。
また、若い世代の女性が音楽を聴く際は、CDではなくダウンロードするケースも増えているため、CDを販売する際の回転率はそこまで高くありません。
CD転売を成功させるためのポイントとは?
ここからは、CD転売を成功させるためのポイントについて解説していきます。
そのポイントは以下の通りです。
- 海外に輸出する
- ニーズを知る
- 初回限定盤や廃盤を狙う
海外に輸出する
CD転売で大きな利益を狙う場合、海外輸出をするという方法があります。
日本国内で転売をする場合は、Amazonの値段を意識して設定するので大きな利益を狙うのは難しいですが、海外であればより大きな利益を取れる可能性があります。
ただ、海外の場合は輸出禁止の対象になっているCDがあるので、事前に確認をしておきましょう。
ニーズを知る
CD転売をする場合、需要と供給のバランスを意識することが重要です。
情報をリサーチして、CDを購入したい人の数と販売数を分析しましょう。
ニーズがあるのに市場に出回っている数が少ないCDを見つけ出すことができれば利益を出すことができます。
初回限定盤や廃盤を狙う
初回限定盤や廃盤品は出回っている数が少なく、ニーズが高まるとプレミア価格になる可能性が高くなります。
そのため、テレビ番組やニュースを見て、情報を取り入れるようにしておきましょう。
まとめ
ここまで、CD転売で稼ぐためのポイントと注意点について解説してきました。
CDは小さくて軽いので送料を抑えることができ、利益を残しやすくなっています。
そのため、初心者でCDに興味がある人は取り組んでみることをおすすめします。
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