Amazon刈り取りせどりでは、Amazonで仕入れてAmazonで転売をしていきます。
ただ、Amazon刈り取りを実践したことがない人からすると「なぜそれで利益が出せるのか」と疑問に思うこともあるのではないでしょうか。
そこで今回は、Amazon刈り取りせどりの始め方と禁止行為について解説していきます。
Amazon刈り取りせどりとは何か?
Amazonでは、同一商品は同様の出品ページで販売することになっています。
ただ、複数の出品者が1つの商品ページに集まることによって、カートの取得をめぐって価格競争が始まることがあります。
Amazonではこの価格差を利用することで利益を出していきます。
その主な方法は以下の通りです。
- 相場より安い商品を全て仕入れて、定価に戻ったら売る
- 相場より安い商品を仕入れておき、価格が上がり出したら売る
商品によっては寝かしておくことで大きく価格が上がるものもあります。
Amazon刈り取りせどりは禁止されている?
Amazon刈り取りは、2017年9月のAmazonガイドライン変更で禁止になりました。
ただ、2023年現在での規約は変わっており、Amazon刈り取りも可能となりました。
ちなみに、Amazon刈り取りの議論に上がっているのは「新品商品」であり、仕入れた商品を新品以外のコンディションで販売する分には問題ありません。
Amazonのガイドラインはよく変わることがあるため、定期的に確認しておくことが重要です。
Amazon刈り取りせどりのメリットとデメリットは?
Amazon刈り取りせどりには良い点も多くありますが、注意点も存在します。
そこでここからは、Amazon刈り取りせどりのメリットとデメリットについて解説していきます。
メリット
Amazon刈り取りせどりのメリットは以下の通りです。
- 仕入れが低リスクかつ楽にできる
- 大量仕入れをすることができる
- 返品や返金対応ができる
仕入れが低リスクかつ楽にできる
Amazon刈り取りは仕入れが低リスクかつ楽にできます。
決済方法もクレジットカードや銀行振込、代引きなどに対応しています。
ヤフオクやメルカリのように出品者とやり取りをする必要もないので、仕入れのスピード感もかなり高いといえるでしょう。
大量仕入れをすることができる
大量仕入れをすることができるのもメリットとなります。
その他のネットショップの場合、「お一人様1点まで」のような縛りがあったりしますが、Amazon刈り取りの場合はそのような制限はありません。
購入数に制限がないため、利益商品を見つけたら大量仕入れをすることができます。
返品や返金対応ができる
返品や返金対応ができるのもAmazon刈り取りせどりのメリットです。
Amazonは購入者に丁寧な対応をするプラットフォームなので、仕入れた商品に問題があったとしても返品や返金の対応を取ってくれます。
そのため、大量仕入れも安心して行うことができます。
デメリット
Amazon刈り取りせどりのデメリットは以下の通りです。
- 商品が入れ替わっていることがある
- 偽物をつかまされてしまうことがある
商品が入れ替わっていることがある
デメリットの一つとして、商品が入れ替わっている可能性があることです。
こういったことが起きる原因は、Amazon刈り取りを行っているライバルが新品を仕入れて中身だけ中古品に変えて返品や返金をしているためです。
こうすることによって他者の妨害をしてくるわけですが、Amazon刈り取りをしている人の中にはこういったモラルのない人もいるため、仕入れた商品の確認はしっかりと行いましょう。
偽物をつかまされてしまうことがある
偽物をつかまされてしまう可能性があるのもAmazon刈り取りせどりのデメリットです。
偽物を仕入れて気付かずに転売すると、犯罪行為として訴えられる可能性もあります。
Amazonでは返品や返金制度が使えるため、偽物だった場合はすぐに対応してもらいましょう。
Amazon刈り取りせどりで狙い目商品の探し方は?
Amazon刈り取りの狙い目商品の探し方は以下の通りです。
- 価格競争になっている商品を狙う
- FBA発送と自社発送の価格差を狙っていく
- 中古商品の価格差を狙っていく
価格競争になっている商品を狙う
需要過多になり価格競争となっている商品を狙う方法です。
「Amazonランキング上位商品」「Amazon本体が出品していない商品」「出品者が多い商品」は価格競争になりやすいのでおすすめです。
特に評価が少ない初心者せどらーはすぐに値下げしてしまうことが多いので、Amazon刈り取りでは狙っていきましょう。
FBA発送と自社発送の価格差を狙っていく
FBA発送と自社発送の価格差を狙っていくのも一つの方法です。
通常であれば、FBA発送の商品より自社発送の商品の方が安くなっていることが多く、これらの価格差によって利益を出すことができる場合があります。
中古商品の価格差を狙っていく
中古商品の中には、コンディションが同じなのに価格差があるものがあり、ここを狙うことで利益を出せることがあります。
ただ、商品説明文にコンディションの詳細が書いていない出品者の商品は注意が必要です。
コンディションより悪い商品を送られる可能性があるので、事前確認はしっかりと行っておきましょう。
Amazon刈り取りせどりでおすすめの商品ジャンルは?
Amazon刈り取りをする際におすすめのジャンルは以下の通りです。
- 家電
- ゲーム
- おもちゃ
- 美容コスメ
- ホーム&キッチン
- ベビー用品
- DIY、ガーデン、工具
家電
家電ジャンルは古いモデルの価格が下がりやすいため、Amazon内での刈り取りがしやすくなっています。
家電製品は出品数も多いので、リピート刈り取りを狙っても良いでしょう。
ゲーム
ゲームジャンルは流行に左右されることが多いため、限定版などの品薄が生じることがあります。
こういった商品を早めに確保して、需要が高まったタイミングで販売すれば、高い利益を得ることができます。
おもちゃ
おもちゃのジャンルはイベントや季節によって、需要と供給のバランスが崩れやすいです。
そのため、イベントや季節で大量出品されて価格競争になっている商品を仕入れることで、利益を出しやすくなります。
美容コスメ
美容コスメのジャンルはトレンドが変わりやすいので、値崩れした商品を狙うことで利益を出すことができます。
日々リサーチすることで市場の変化に気付けるようにしていきましょう。
ホーム&キッチン
ホーム&キッチンの商品は生活必需品なので、需要がかなり高いです。
新しい機能を持った商品が出た時に旧モデルは価格が下がる傾向があるので、ここを狙ってせどりをすると良いでしょう。
ベビー用品
ベビー用品は回転率が高いものが多いので、刈り取りもしやすいです。
特に子供服やおもちゃ系は狙い目なので、需要と供給のバランスが崩れている商品がないかどうかチェックしましょう。
DIY、ガーデン、工具
DIYなども需要が高まっているため、トレンドに合わせて価格変動が起きやすくなっています。
出品者が多い商品であればKeepaに登録しておきましょう。
Amazonの刈り取りはKeepaがおすすめ
Amazon刈り取りをする場合に欠かせないのが「Keepa」です。
Keepaを利用することで下記の機能を利用することができます。
- Amazon商品ページ上に価格推移を表示可能
- プライスアラート機能が使用できる
- 特定条件での絞り込み検索ができる
Amazon刈り取りをする場合はとても優良なツールなので、事前にインストールをしておきましょう。
KeepaでAmazon刈り取りをする手順は?
Keepaを使う場合、まずはKeepaを日本語化する必要があります。
インストールをする環境や時期によっては最初から日本語になっている場合もありますので、まずはチェックしてみましょう。
Keepaを日本語化する手順は以下の通りです。
- Settingをクリックする
- Languageで日本国旗をクリックする
そうするとKeepaで価格差を確認することができるようになるので、価格変動や出品者数を確認してみましょう。
また、Keepaには事前に商品を登録しておくことでトラッキングをすることができる機能があり、希望価格になると知らせてもらうことができます。
こういった機能を使うことによって、仕入れの半自動化をすることができます。
ツールを使いこなして効率的な仕入れをしていきましょう。
Amazon刈り取りせどりに最適な仕入れタイミングは?
Amazon刈り取りがしやすいタイミングは以下の通りです。
- Amazonタイムセール
- 月末
- イベントシーズン終了後
Amazonタイムセール
Amazonタイムセールは多くの商品が通常価格より割引されているため狙い目です。
ただ、タイムセールでは一般の消費者も商品を購入するので、売り切れる前に仕入れをしていきましょう。
月末
月末付近も狙い目となります。
月末が狙い目である理由は、在庫を早くさばいて当月の売上にしたい出品者が価格を下げていくからです。
事前に気になる商品をKeepaに登録しておくことによって、値下げ商品を効率よく仕入れることができるでしょう。
イベントシーズン終了後
クリスマスやバレンタインといったイベントシーズン終わりも狙い目となります。
イベントシーズンが過ぎると高確率で価格競争が始まる商品が出てくるので、こういった商品を仕入れていきましょう。
Amazon刈り取りせどりの注意点とは?
Amazon刈り取りせどりの注意点は以下の通りです。
- Amazonからペナルティを受けるリスクがある
- 価格差の波は冷静に分析する
- 評価の低い出品者から仕入れないようにする
Amazonからペナルティを受けるリスクがある
Amazonのガイドラインはいつ変更になるか分からないため、Amazonからペナルティを受けるリスクは存在します。
規約違反になった場合、「アカウント停止」「アカウント削除」といったペナルティを受ける可能性があります。
価格差の波は冷静に分析する
価格差の波は冷静に分析することが重要です。
大量仕入れをすることによって不良在庫になるリスクもあるため、価格推移や過去の出品者数などを分析して仕入れをしていきましょう。
評価の低い出品者から仕入れないようにする
評価の低い出品者からの仕入れはかなりリスクが高いです。
特に中古品は商品状態が掴みにくいため、むやみに仕入れをするのはやめておいた方が良いでしょう。
まとめ
ここまで、Amazon刈り取りせどりのポイントと注意点について解説してきました。
Amazon刈り取りせどりは返品や返金ができるのでリスクを下げることはできますが、Amazonの規約についてはしっかりと確認しておく必要があります。
初心者でも取り組みやすい手法なので、是非チャレンジしてみることをおすすめします。
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