モノレートは2020年6月をもって閉鎖になりました。

それに伴い、今までモノレートを利用していた方の中には
新しいツールを探している方も多いのではないでしょうか?

 

そこで、私がオススメするのが「keepa」というツールです。

このkeepaには、今までモノレートで確認できていたグラフはもちろんのこと
それ以外にも仕入れ判断に便利な機能が備わっています。

 

ですので、今回はそんな「keepa」の機能や利用方法についてご紹介していきます。

 

keepaとは

 

keepaは商品価格やランキングの変動をグラフで確認する事ができるツールです。

基本的にはKeepaに表示されるグラフはモノレートと同様の機能が備わっています。

 

keepaには「無料版」と「有料版」があり、有料版の価格は以下の通りです。

  • 月額 15€(ユーロ)⇒   約1,800円
  • 年額149€(ユーロ)⇒  約17,880円
    ※1€⇒120円で計算

 

keepaの無料版と有料版の違いと導入方法については
以下の記事にまとめてあるので、こちらを参考にしてください。

⇒keepaの導入方法と設定についての記事はこちら

 

それでは、さっそくkeepaの使い方について解説していきます。

 

keepaのグラフの見方

 

keepaのグラフからは、以下のものを確認する事ができます。

 

  • Amazon(Amzon本体の価格)
  • 新品(新品の最安値)
  • 中古(中古品の最安値)
  • 売れ筋ランキング
  • 参考価格
  • New 3rd party(自己発送の最安値)
  • Buy Box
  • 新品、中古品アイテム数
  • 評価
  • レビュー数

 

それでは、この中から主要なグラフの見方についてご紹介していきます。

 

販売価格グラフ

 

keepaでは、新品の「最安値の価格」と「Amazon本体の価格」が別々に表示されます。

その為、Amazonが販売している商品を瞬時に見分けることが可能です。

これは、Amazon本体の販売を仕入れ判断材料に入れている方には嬉しい機能ですよね。

 

販売価格は過去のデータを参考に価格変動の予想をする際に便利です。

以下のように価格推移が安定しているグラフなら、仕入れても問題もありません。

【仕入れても価格競争になりにくい】

 

しかし、以下のようにAmazonに価格を追従されている場合だと、
今の価格以下で販売したとしてもグラフのようにAmazonが追従してくる可能性が
高いためカートを取れる可能性は低く、更に価格競争が起きる可能性は高くなります。

【Amazonにカートを取られる可能性が高い】

 

ランキンググラフ

ランキンググラフからは、「その商品の大体の月間の販売個数」を知ることができます。

このグラフはランキングが上がるタイミングで商品が売れた事になります。

※グラフから見ると、下がったときに売れた事になります。

 

そのため、以下のようにグラフが複数下がっている場合は多く売れたということになります。

【商品の販売個数が多い】

 

逆に、以下のようにグラフに動きが少ない場合はあまり売れていないことになります。

【商品の販売個数が少ない】

 

出品者数グラフ

出品者グラフでは、その商品に『出品しているライバルセラーの数』を確認することができます。

 

出品者は少なければ、少ないほどあなたの商品が売れる可能性も高くなります。

しかし、以下のように極端に減っている場合は
メーカーや販売代理店から商品が来るの可能性が高いので注意が必要です。

【警告が来た痕跡がある】

 

また、以下のように出品者が1人と2人で推移している場合も
警告が来ている可能性が高いので仕入れない方が無難でしょう。

【定期的に警告がきている】

 

実際の商品から判断してみよう

 

それでは、keepaのグラフを使って下記の3つの観点から仕入れ判断をしてみます。

  • 販売価格
  • ランキング
  • 出品者数

 

商品例①

まずは、この商品を例に仕入れ判断を行ってみます。

 

1.販売価格

価格に関しては、ほとんどの期間でAmazonが販売している事が読み取れます。

また、新品の出品者価格にAmazonが追従していますね。

 

2.ランキング

ランキングは、大体200位台をキープしており、非常に高回転ということが分かります。

 

3.出品者数

出品者数は、40人前後をキープしていますね。

人数としては、多いですが回転を考慮すれば問題ない人数でしょう。

 

4.結果

結果的には、以下のような判断になりました。

回転は良く、出品者数も回転を考慮すれば問題ない範囲だが
Amazonが出品している事と最安値価格に追従している事から
カートを取得するのは困難なので販売しても売れない可能性が高い。

その為、「仕入れはしない方が良い商品」と考えられる。

 

商品例②

 

1.販売価格

価格に関しては、常に1800円台をキープしている事が読み取れます。

また、Amazonも販売していない商品ということが分かります。

 

2.ランキング

ランキングは、大体2000~4000位台をキープしており、そこそこ高回転ということが分かります。

 

3.出品者数

出品者数は、20人前後をキープしていますね。

人数としては、少し多いですが回転を考慮すれば問題ない人数でしょう。

 

4.結果

結果的には、以下のような判断になりました。

回転はそこそこ良く、出品者数も回転を考慮すれば問題ない範囲になっている。
また、価格も安定しており、Amazonも販売していない為、価格競争になる確率も低い。

その為、「仕入れても良い安定した商品」と考えられる。

 

その他の機能

在庫数の表示

keepaでは、出品者の在庫数を確認することが可能です。

在庫数を表示する場合は、keepaの設定画面の「アドオンの設定」にある
「Amazonの商品の上にマウスを置いた時…」の部分をオンにする事で利用できます。

 

上記の設定をすることにより、出品者一覧に以下のように在庫数が表示されます。

 

在庫数は、仕入れの数量を決定する際に重要な要素です。

keepaを導入した際には、しっかり活用していきましょう。

 

商品一覧画面からクローズアップビュー

keepaでは、商品一覧画面からその商品のグラフを確認することが可能です。

クローズアップビューを利用する場合は、keepaの設定画面の
「チャートの外観」にある「クローズアップビュー」をオンにする事で利用できます。

 

上記の設定をすることにより、「商品の上にカーソルを置くだけ」で
右下の画面にグラフが表示されるようになります。

 

この設定をすることで、商品ページを開かずともある程度の判断ができるようになり
リサーチの効率の向上を図る事も可能なので、この機能も利用していくと良いですね。

 

 

最後に

 

今回はkeepaグラフの見方とその他の機能についてご紹介しました。

モノレートが無くなり、次にどのツールを利用して
仕入れ判断をすればよいか迷っている方も多いと思います。

keepaは有料のツールになりますが、その価格以上に便利な様々な機能が付いています。

ですので、何のツールを使うか迷われている方は一度「keepa」の導入を検討してみてくださいね。

 

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