Amazonでせどりをされている方に意外と見落としがちな穴場として、「Amazonのセット販売」が挙げられます。
せどりには様々な手法がありますが、自分の売り上げが伸び悩んでいる時こそ、私はセット販売をオススメします。
理由は、セット販売を行うことで仕入れの幅が広がるし、何より競合が少ないため利益を獲得しやすいです。
というわけで、今回はAmazonのセット販売について解説していきたいと思います。
ぜひ、今回の記事を参考に売り上げUPに繋げてみてください。
Amazonセット販売のメリット
冒頭でもお話した通り、Amazonセット販売には以下のようなメリットが挙げられます。
・セット販売をすることで仕入れの幅が広がる
・競合が少ない
それぞれ順番に解説していきます。
セット販売をすることで仕入れの幅が広がる
セット販売は、「単価が低い商品」などを取り扱う際に効果的な手法です。
単価が低い商品は、それ単体では薄利であってもセット販売にすることで大きく利益を出せるようになる場合があります。
例えば、以下の商品は単価1600円前後の商品です。
次に、同じ商品で2セット販売のものを見てみましょう。
単品での販売だと、1個1600前後で購入されますが、2セット販売だと約3,900円で購入されます。
このように、単品では利益が出ない商品でもセット販売にすることで、利益率がUPし、結果的に仕入れの幅が広がるようになります。
競合が少ない
こちらもセット販売をオススメできる理由の1つです。
先ほど同様、同じ商品を例に解説していきたいと思います。
単品で販売する場合、今日現在で26人の出品者がいます。
つまり、言い換えれば「競合(ライバル)が26人存在する」ということになりますね。
続いて、同じ商品で3セット販売のものを見ていきましょう。
こちらは先ほどと違い、出品者が3人しかいません。
このように、売れ筋の商品でもセットで販売する出品者が少ないため、高利益率で売ることができます。
セットで販売は単品販売より、梱包条件や納品のルールが少々複雑なため、意外と実践しないせどらーも多く存在します。
確かに最初は手間かもしれませんが、慣れてくれば自然と作業スピードも上がりますし、梱包から納品までを外注化するのもアリだと思います。
何よりこれで売り上げがUPすると考えれば、やらない手はないですよね。
Amazonセット販売のデメリット
続いて、デメリットについて解説していきます。
メリットばかりではなく、デメリットもしっかりと理解しておきましょう。
セット販売のデメリットは以下の通りです。
・梱包に手間と時間が要する
・大量に在庫を抱える必要がある
それでは、順番に解説していきます。
梱包に手間と時間が要する
前述のメリットでも少し触れましたが、セット販売にはAmazonが定める細かなルールが存在しますので、納品作業や梱包作業に手間と時間を要します。
例えば、コミックセットを例にすると、複数のASINが1つの段ボールにまとめて梱包された状態で納品するのはNGになります。
コミックをセットで販売する場合は、「全10巻揃い」や「1巻~5巻」などタイトルと表記を合わせ、梱包を1つのASINでまとめて納品する必要があります。
詳細は、以下のAmazon公式マニュアルよりご確認ください。
⇒ セット販売の梱包要件はこちら
⇒ Amazonが定めるセット品規約はこちら
誤った梱包方法で納品を行うと、場合によっては受領拒否をされてしまうケースもあるので、注意しましょう。
大量に在庫を抱える必要がある
単品販売と違い、セット販売は〇〇個で1セットというロット単位で仕入れを考える必要があるため、自然と仕入れる量が多くなります。
また、取り扱う商品ジャンルにもよりますが、セット商品は元々商品の単価が低い場合が多く、こちらも大きく稼ごうとすればするほど、仕入れ量の多さに拍車をかけることになります。
店舗で商品を仕入れる場合は、店舗独自で購入数に制限を設けていたり、取り扱っている数が少ない店舗も存在するので、多くの店舗を回るようにしましょう。
ECショップからの仕入れもOKですが、こちらも大量購入による注文キャンセルやショップ独自の制限ルールがあったりするので、しっかりとショップの特徴は把握しておきましょう。
セット販売で利益を獲得しやすい商品
最後に、Amazonでセット販売を行ううえで利益を獲得しやすいオススメのジャンルをご紹介したいと思います。
私がオススメする商品ジャンルは以下の通りです。
・セット本
・食品や日常品などの消耗品
こちらも詳しく解説していきます。
セット本
本の中でも特にセット販売としてオススメしたいのが「コミック」です。
コミックのセット販売は少ない資金からでも始められるため、せどり初心者にもオススメです。
中古品のコミックであれば、1冊108円から手に入るので、それらを全巻仕入れたとしても数千円程度しか資金を必要としません。
「コミック単体ではダメなの?」と思われた方もいるかと思いますが、コミックは単体では利益が出ないことが多く、セット品として販売することで初めてそこに付加価値が生まれます。
一度にまとめて読みたい!という読者の心理を逆手にとるわけですね。
また、次々と新機種が販売されることで、古い機種の価値が落ちてしまう家電商品や玩具と違い、コミックはそのものの価値が非常に落ちづらいため、場合によってはリピート仕入れをすることも可能となります。
この点も、セット本をオススメできる大きな理由の1つでしょう。
食品や日常品などの消耗品
こちらもセット販売をするなら、手を出すべきジャンルの1つです。
食品や日用品などの消耗品と呼ばれるものは、人々の生活に欠かせないモノも多いことから、セットでまとめて購入したいと考える人も多く、Amazon内でも非常に需要が高いジャンルとして有名です。
日用品であれば、洗剤や柔軟剤などの消耗品をセットで販売するようにしましょう。
今まで単品での販売しか考えていなかったことで見逃していた商品も、セット販売という目線でもう一度商品リサーチを行ってみると、意外と利益商品が多く見つかることもあります。
また、日用品と同様に「食品」も人々の生活に欠かすことのできない商品が多く存在するため、せどり初心者でも比較的挑戦しやすいジャンルと言えるでしょう。
しかし、食品は「要期限管理商品」に該当するため、通常商品と異なり、Amazonで定められた特殊なルールがいくつか存在します。
誤った方法で納品を行ってしまうことがないよう、以下のマニュアルに一度目を通しておくことをオススメします。
⇒ Amazon公式の要期限管理商品FBA実践マニュアルはこちら
最後に
今回は、Amazonセット販売におけるメリット・デメリットとオススメのジャンルについてご紹介しました。
セット販売ならではのルールも存在するため、作業に慣れるまでは少々面倒に感じるかもしれません。
しかし、実際に私も売り上げに伸び悩んでいるときは、セット販売を行うことで大幅に売り上げを伸ばすことに成功したので、オススメできる手法であることは間違いありません。
現在、Amazonせどりを行っているものの、売り上げに伸び悩んでいるという方は、この機会にぜひ「セット販売」に取り組んでみてはいかがでしょうか?
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