「古物市場」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
古物市場というのは中古を取り扱っている業者が集まる市場で、一般価格の70%以上安い価格で商品が手に入る可能性があります。
そのため、せどりの仕入れ先としても活用している人が多いです。
ただ、古物市場では参加方法などをオープンにしていないことも多く、参入障壁が高く感じてしまうのもまた事実です。
そこで今回は、古物市場の参加方法や安く仕入れる方法について解説していきます。
古物市場って何?
古物市場はその名の通り「リユース品」が主にやり取りされている市場を指します。
ただ、リサイクルショップ等とは違って表に出ない市場なので、参加するためには自分から情報を調べる等のアプローチをしていく必要があります。
そこで、古物市場に参加する上で知っておかなければならないことが下記の2点になります。
- 参加するためには2つの条件がある
- 販売者として参加することもできる
参加するためには2つの条件がある
古物市場に参加するためには2つの条件をクリアする必要があります。
その条件とは「古物商許可証を取っておく」「主催者の承認を得る」ことの2つです。
古物商許可証を取っておく
古物商許可証とはどういうものかというと、中古品を売買する際に必要になってくる許可証です。
古物市場に参加するためには、この古物商許可証の資格が必ず必要になります。
これは古物市場に限らず、中古品せどりを行うのであれば必須ともいえる資格です。
この許可がない状態でせどりを行っていると、罰金や逮捕されてしまうリスクが出てきてしまいます。
主催者の承認を得る
古物市場の中には「主催者の承認」が参加要件になる所も存在します。
承認の基準は古物市場によって様々なので、事前によく調べておいた方がいいでしょう。
販売者として参加することもできる
古物市場では販売者として参加することも可能です。
もちろん商品を高く販売するということはあまり期待できませんが、在庫処分の場として活用することができます。
古物市場で仕入れるメリットとは?
古物市場で商品を仕入れるのは、下記3点のメリットがあります。
- 商品数が非常に多い
- 安く購入することができる
- 様々な所で開催されている
商品数が非常に多い
古物市場では、リサイクルショップ等とは比べ物にならない量の商品が出回ります。
また、常に市場が開かれているわけではなく一定周期での開催になるので、安定した仕入れ場所として活用していくことが可能です。
古物市場で商品を一気に仕入れることによって数十万円の見込み利益を出すことも可能なので、日時はしっかりと押さえておくといいでしょう。
安く購入することができる
古物市場ではリサイクルショップやフリマアプリで購入するのと比べると、安く購入できる可能性が高いです。
また、直接事業者と価格交渉ができるので、一般価格よりも大分安い価格で商品が購入できることも少なくありません。
様々な所で開催されている
古物市場は全国様々な所で開催されています。
そのため、仕入れ先に困ることは少ないと言えるでしょう。
特に有名な古物市場としては下記が挙げられます。
名称 | 場所 | 開催日 | 利用料 | 特徴 |
ジャパンオークションセンター | 東京都足立区 | 毎週水曜日 | 加盟金
30,000円 参加費 2,000円 |
事務機器や生活用品 |
Tオークション | 埼玉県 | 毎週火曜日 | 無し | 家電や雑貨 |
湘南オークション | 神奈川県 | 毎週金曜日 | 登録料
10,800円 参加費 3,000円 |
家具や家電、オフィス用品 |
エコサイト小牧会場 | 愛知県 | 毎週水曜日 | 入会金
22,000円 参加費 1,870円 |
家庭用・業務用 |
エコサイト裾野会場 | 静岡県 | 毎週水曜日 | 入会金
22,000円 参加費 1,870円 |
家庭用・業務用 |
古物市場で仕入れるデメリットとは?
古物市場で仕入れるデメリットとしては下記2点が挙げられます。
- 目利きの力が必要になる
- 競りに慣れなければ購入できない
目利きの力が必要になる
古物市場では多くの商品をリサーチすることができますが、そのほとんどは仕入れ対象にはなりません。
いくら安いとは言っても、Amazonなどで需要がないと意味がないので、古物市場で仕入れを行う場合は「しっかりと売れる商品を仕入れることができる」目利きの力が必要になってきます。
競りに慣れなければ購入できない
古物市場では競りが行われており、基本的には競りで一番高値を出した人が商品を手に入れることができます。
リサイクルショップ等とは違って、迷っていると次々に商品が買われてしまうので、積極的に競りに参加して商品を購入していく必要があります。
古物市場で目利きの力を付けるためにはどうすればいい?
古物市場で仕入れを行うためには目利きの力が必要と言いましたが、ただ何度も参加しているだけでは力を付けることはできません。
目利きの力を伸ばすためには下記の考え方が必要になります。
- 販売経験を積む
- 相場をこまめに調べる
- 失敗を経験にする
販売経験を積む
ただ古物市場に行って漫然と商品を眺めていただけだった場合、目利きの力を付けることは難しいでしょう。
そこで、実際に古物市場で販売をしてみることで、商品知識や相場感を効率よく身に付けることが可能になります。
目の前のお客さんを相手にしていくので、その目利き力が上がるスピードも相当早くなるはずです。
相場をこまめに調べる
面倒くさがらずに一つ一つの商品価格を調べるようにしていくと、相場をつかむことができるようになります。
もちろん一朝一夕にはできませんが、必ず目利きの力は上がっていくので「相場をこまめに調べる」のは重要です。
失敗を経験にする
古物市場では独特の競りが行われていることもあり、時には失敗して利益が出ない商品を仕入れてしまうこともあるでしょう。
ただ、同じような失敗をしないようにしていくことで目利きの力を上げていくことができるので、失敗を経験にして成長していくよう心掛けていくといいでしょう。
まとめ
ここまで、古物市場でのリサーチ方法やメリット・デメリットについて解説してきました。
古物市場では低価格の商品を大量仕入れすることができるため、一回の参加で大きな利益を出すことも難しくありません。
最初のうちは失敗してしまうこともあるかもしれませんが、一歩一歩積み重ねていくことで「太い仕入れ先」にすることが可能なので、興味のある方は本記事を参考に取り組んでみて下さい^^
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