無在庫転売というのは「在庫を抱えずに商品を転売していく」ことを指します。
ただ、実際に無在庫転売をしようと思っても、知らないが故に不安を感じてしまうこともあると思います。
そこで今回は、無在庫転売をする上でのメリットとデメリットについて解説していきます。
無在庫転売の仕組みは?
まずは、無在庫転売の仕組みはどのようになっているのか理解していきましょう。
無在庫転売とは、簡単に言うと「手元に在庫がないのに、あるかのように見せて出品する」ということになります。
そのため、出品商品が購入されてもすぐに商品を発送することはできず、まずは自分でその商品を仕入れてから購入者に発送する必要があります。
無在庫転売のメリットとは?
無在庫転売のメリットは以下の通りです。
- 在庫を抱えることなく販売ができる
- 幅広い商品を扱うことができる
- 金銭面のリスクを少なくすることができる
在庫を抱えることなく販売ができる
有在庫転売をする場合、どうしても在庫を抱える必要があります。
そのため「保管スペースの問題」や「商品を保管する際にかかる費用の問題」などが出てきますが、無在庫転売の場合はこれらの心配をすることがなくなります。
在庫を抱えないということは精神的にもかなり楽になります。
幅広い商品を扱うことができる
無在庫転売では実際に在庫を抱える必要がないため、扱うことができる商品数に制限がありません。
そのため、ユーザーのニーズに合わせた幅広い商品を扱うことができます。
金銭面のリスクを少なくすることができる
例えば、有在庫転売の場合、まず商品を仕入れてから出品しなければならないため、初期費用がかかってきます。
また、仕入れた商品がなかなか販売できない場合、上手くキャッシュフローが回らなくなってしまう危険性もあります。
ただ、無在庫転売の場合は「売れてから商品を仕入れる」という形を取るため、キャッシュフローが著しく改善されます。
無在庫転売のデメリットとは?
無在庫転売のデメリットは以下の通りです。
- ライバルがとても多い
- アカウント停止の危険性がある
- 扱う商品数が多くなる
ライバルがとても多い
無在庫転売は在庫を持つ必要がなく手軽に始めることができるため、多くの人が参入してきます。
また、仕入れ先も似通ってきてしまうため価格競争が起こりやすく、薄利多売になってしまうことが多いです。
そのため「いかにライバルと差別化するか」ということが無在庫転売で稼ぐためのポイントになります。
アカウント停止の危険性がある
無在庫転売をする場合、「在庫切れ」や「配達遅延」のリスクが常にあります。
そしてこういったことが頻繁に起こってしまうと、Amazonではアカウント停止になってしまう可能性が高くなります。
そのため、扱う商品数が多い場合は専用のツールを導入するなどして対策をしていく必要があります。
扱う商品数が多くなる
多くの商品を扱うことができるということはメリットである反面、在庫管理に使う時間が増えてしまうというデメリットもあります。
これを自力で行おうとするとかなりの作業量が必要なので、専用のツールなどに頼った方がいいでしょう。
無在庫転売をする際の問題点とは?
無在庫転売をする場合の問題点は以下の通りです。
- 納品書の混入をしてはいけない
- アカウント停止のリスクがある
納品書の混入をしてはいけない
無在庫転売でAmazonから商品を仕入れている人は多いと思います。
ただ、Amazonから直送で商品を配送している場合、Amazonの納品書が同梱されてしまいます。
また箱にもAmazonのロゴが入っているので、クレームになってしまう可能性はかなり高いです。
これを防ぐためには「仕入れた商品をまず自宅に送って、そこから購入者に配送する」などの方法を取る必要があります。
アカウント停止のリスクがある
これはどのプラットフォームを利用するかで変わってくるのですが、無在庫転売を禁止しているところで無在庫転売を行った場合は「アカウント停止」のリスクが出てきます。
ただ、無在庫転売を禁止していないプラットフォームを販路として持っておくことによって、リスクヘッジをすることが可能になります。
まとめ
ここまで、無在庫転売のメリットとデメリットについて解説してきました。
やはり最も大きいメリットとしては「在庫を持たなくていい」ということです。
リスクを少しでもなくしたいという人は一度無在庫販売を検討してみても良いですね^^
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