「せどりである程度稼げるようにはなってきたけれども、いまいち利益を伸ばせない」と考えている人も多いと思います。
ただそれは、小売店などのいわゆる「下流」で仕入れているからであって、メーカーや卸業者などの「上流」から直接仕入れることによって更に利益率を上げることができる場合があります。
そこで今回は、上流仕入れのポイントについて解説していきます。
上流仕入れって何?
上流仕入れとは、小売業者を介さずに直接メーカーや卸業者から商品を仕入れて販売することです。
これを行う事で、手数料が乗せられる前の価格で商品を仕入れることができます。
そのため、手数料が乗せられる前の安い価格で商品を仕入れられることが多いです。
流通の流れはどうなっている?
では一般的にどのような流通の流れになっているかを説明します。
一般流通の流れは以下になります。
- メーカーで商品を製造する
- 卸業者がメーカーから商品を仕入れる(手数料が乗る)
- 小売業者が卸業者から商品を仕入れる(手数料が乗る)
- 消費者が小売業者から商品を購入する(手数料が乗る)
上流から下流になるにつれて商品の価格が高くなるのが分かると思います。
個人レベルでも上流仕入れをすることは可能?
ただ、メーカー仕入れと聞くと難しい印象を持ちますよね。
その為、個人レベルでも上流仕入れをすることは可能なのか?
という疑問を持つ方も多いと思います。
結論から述べると、個人でもメーカ仕入れを行う事は「可能」です。
実際に副業でせどりを行っている人でもメーカー等から商品を仕入れている人が存在します。
ただ、もちろん簡単にできるわけではありませんし、法人よりも契約を取るのが難しいのは確かです。
しかし、契約する際のポイントを押さえておくことで、個人でも契約を取ることはできます。
上流仕入れのメリットにはどういったものがある?
それではここからは、上流仕入れのメリットについて解説していきます。
実際にせどりで大きく利益を上げるためには上流仕入れを取り入れていかないと難しいと言えます。
上流仕入れのメリットは以下になります。
- 手間がかからない
- 安く仕入れることができる
- Amazonからの評価が上がる
- ライバルが少ない
手間がかからない
通常、せどりをする場合は店舗に仕入れに行ったりネットリサーチをする必要があります。
その際にかなりの時間がかかってしまうわけですが、上流仕入れの場合は「仕入れたい商品を業者に連絡」するだけで仕入れが完結します。
リサーチの時間が無くなるので圧倒的に短時間で成果を出すことが可能になります。
安く仕入れることができる
小売店で商品を仕入れる場合は「様々な手数料が乗った状態」になります。
ただ、上流仕入れの場合はその手数料が少なくなるので、定価の5割引きで仕入れられることも珍しくありません。
真贋調査に対応できる
メーカーや卸業者からの仕入れは基本的に「ロット仕入れ」になります。
この場合、納品時に請求書が送付されるので、Amazonから真贋調査の依頼がきた時も問題なく対処することができます。
正規商流での仕入れとなるので、アカウント停止のリスクにおびえることなくビジネスをしていくことが可能になります。
ライバルが少ない
せどらーで上流仕入れを行っている人はまだまだ少なく、今から新規参入しても十分に間に合います。
その理由としては、前述したように「個人では上流仕入れができないと思っている」人が多いからです。
上流仕入れのデメリットは?
上流仕入れのデメリットは以下の通りです。
- 資金が必要になる
- 最低限のビジネススキルを要する
- ほぼ現金取引
資金が必要になる
メーカーや卸業者から仕入れをする場合、原則ロット仕入れになります。
その際、1ロットにつき数十万円かかってくることもザラなので、ある程度の仕入れ資金を持っておく必要があります。
また、仕入れた商品が売れないと不良在庫になってしまうので、商品回転率についても考えておく必要があります。
最低限のビジネススキルを要する
メーカーや卸業者から仕入れをするためには契約をする必要があり、その契約をするには営業をしていかなければなりません。
そのため、挨拶すらできないような人は上流仕入れをすることは難しいでしょう。
このように必要最低限のビジネススキルは必要になってきます。
ほぼ現金取引
メーカーや卸業者から上流仕入れをする場合は、ほぼ現金取引になります。
それはなぜかというと、扱う金額が大きくなってくるため「現金でないと危険」とメーカーや卸業者側が考えるためです。
そのため、上流仕入れを軌道に乗せるためにはまとまった現金を用意しておくことが必要になります。
副業でもできる上流仕入れの方法は?
それではここからは、副業でせどりに取り組んでいる人でもできる上流仕入れの営業の方法について解説していきます。
その方法は以下の通りです。
- 電話営業
- 訪問営業
- メール営業
- 展示会での営業
電話営業
電話営業はメーカーや卸業者の問い合わせ先に直接電話をするという方法です。
こちらは契約率は低くなるのでとにかく数をこなしていく必要があります。
メリットとしては自宅で完結できる作業のため、短時間でこなせるという点が挙げられます。
訪問営業
メールや電話などで事前にアポを取ってから訪問する方法です。
この方法は実際に対面で会うため、電話だけの営業よりは契約率が高くなります。
メール営業
メール営業は最も簡単な方法ですが、その分契約率は非常に低いです。
ただ、文章をしっかりと作り込むことで契約率を上げていくことができるので、「対面での営業は厳しい」という人は腰を据えて取り組んでみると良いでしょう。
展示会での営業
展示会での営業が最も契約を取りやすい方法です。
というのも、そもそもメーカーや卸業者が取引先を探して展示会にブースを出すわけなので、必然的に契約率は高くなります。
そのため、もし展示会に行けるようなら、最初の上流仕入れの足がかりとして参加してみると良いでしょう。
上流仕入れを成功させるポイントは?
上流仕入れを成功させるポイントは以下の通りです。
- 中小メーカーと取引する
- メーカーや商品についての知識を付ける
中小メーカーと取引する
個人でメーカーや卸業者と取引しようとする場合、大手メーカーは非常に難しいです。
というのも、多くの取引希望企業がいる中でわざわざ個人を相手にする必要がないからです。
そのため、大手ではなく中小メーカーに絞って営業していくことによって契約できる可能性を高めることができます。
メーカーや商品についての知識を付ける
メーカー等に営業をかける際、ただ「取引したい」というだけでは契約することは難しいです。
メーカーにとってのメリットも提示する必要があるので、当然、前提であるメーカーや商品の知識は重要になってきます。
メーカーや卸業者と対等に交渉するためにも、これらの知識を身に付けておくようにしましょう。
まとめ
ここまで、上流仕入れをするためのポイントについて解説してきました。
上流仕入れはライバルが少ない分、取り組むメリットが大きいです。
その為、興味のある方は恐れず挑戦してみましょう^^
~LINE登録はこちらから~
◆裏【なかのしょーた】転売&ビジネス情報
◆【なかのしょーた】転売&ビジネス情報
~ブログランキング参戦中~