Amazonで新規出品をしようとするとJANコードが求められ、もしJANコードを持っていない場合は申請を出さなければならず手間がかかります。
そのため、Amazonで出品を行う際はあらかじめJANコードを取得しておくことをおすすめします。
そこで今回は、Amazonで新規出品をする際のJANコードの取得方法について解説していきます。
JANコードとは?
JANコードは「Japanese Article Number」の略で、日本国内で共通する商品コードとなっています。
この呼称は、AmazonではJANと表示されます。
Amazonで新規出品する際は、JANコードを取得しているものを扱うことが原則とされており、JANコード取得の免除をするには少し手間がかかってしまいます。
ちなみに一番くじを始めとする景品にはJANコードが付いていませんが、こういった商品は免除申請をする必要があります。
また、JANコードは以下3つの要素から構成されています。
- JAN企業コード
- 商品アイテムコード
- チェックデジット
登録申請書でJANコードを取得申請する方法は?
ここからは、JANコードを取得申請する流れについて解説していきます。
はじめてのバーコードガイドを入手
「はじめてのバーコードガイド」は、全国の商工会議所などで無料配布されている資料です。
JANコードの申請手続きや利用方法について解説されているので、まずはここで確認してみましょう。
登録申請書に記入する
「はじめてのバーコードガイド」の巻末には、登録申請書が同封されています。
この登録申請書に必要事項を記載して、登録申請料を支払います。
登録申請書を提出した後、登録通知書を受け取る
登録申請書を記入したら、商工会議所などに郵送か持ち込みで提出します。
その後、問題がなければJANコードが記載された登録通知書が送られてきます。
インターネットでJANコードを取得申請する方法は?
JANコードの取得申請はインターネットでも行うことができます。
申請フォームへの入力を行う
まずは登録ページからメールアドレスを登録します。
そうすると、流通システム開発センターからメールが届くので、記載URLから手続きを行っていきます。
尚、スマートフォンなどでは申請することができないので、必ずパソコンから行うようにしましょう。
登録申請料を支払う
登録申請料は「銀行振込」「コンビニ支払い」「ペイジー支払い」のどれかで払います。
手数料については、コンビニ払いとペイジー支払いは流通システム開発センター負担ですが、銀行振込は申請者負担となります。
登録通知書が届く
申請に不備がなければ登録通知書が届きます。
約7営業日で普通郵便で届くことになります。
JANコードの免除申請を受けるためには?
ここからは、JANコードの免除申請を受けるための条件について解説していきます。
大口出品者で商品が新品であること
JANコードの免除申請を受けるには大口出品者であることが必要です。
また、出品商品が新品であることも要件となっています。
特定商取引法の表記があること
特定商取引の表記があることも要件となります。
Amazonセラーセントラルにログインして、「出品者情報」に以下の4点を記入します。
- 事業者名(法人名か個人名)
- 登録住所
- 電話番号
- 代表者または、通信販売に関する業務の責任者氏名
AmazonでJANコードがない商品の申請をするには?
ここからは、実際にAmazonでJANコードなしの商品を新規出品する際の手順を解説していきます。
JANコードがない商品の申請方法
まず、Amazonセラーセントラルの「ヘルプ」をクリックして「製品コードがない商品の出品方法」を検索します。
そして「製品コード免除を申請」をクリックして、商品の商品カテゴリーを選択します。
その後、「利用資格の確認」ボタンをクリックし、資格を満たしている場合は「申請を続ける」ボタンを押すことができるようになります。
最後に証明書の提出(商品画像のアップロード)を行い、「申請を送信」すると作業完了です。
Amazonへの申請で請求書が必要になるカテゴリーとは?
「ドラッグストア」「食品&飲料」「ビューティ」のカテゴリーに関しては、出品申請時に請求書が必要になります。
そのため、他のカテゴリーよりも許可の難易度が高くなっています。
Amazonからの連絡を待つ
出品申請をすると48時間以内に出品の可否に関するメールがきます。
そして申請を通過するとJANコードなしの商品を出品できるようになります。
Amazonにブランド登録をするメリットとは?
ブランド登録をすることによって、出品商品の商標登録権を保護することが可能です。
また、ブランド登録をしておくと、相乗り出品者にページを書き換えられることを防ぐことができます。
Amazonでは基本的に相乗り出品となっており、商品写真などを書き換えられてしまう可能性があります。
ただ、カタログ作成時に登録ブランド名を入力することによってページを書き換えにくくすることができます。
まとめ
ここまで、Amazonで新規出品する際のJANコードの取得方法について解説してきました。
JANコードを取得しておくことによって効率的に出品することができるので、是非行っておきましょう。
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