ヤフオクではストアアカウントを作成することができますが、一般アカウントとどう違うのか分からないという人もいると思います。

ただ、ストアアカウントには一般アカウントにはないメリットがたくさんあります。

そこで今回は、ヤフオクでストアアカウントを作成するメリットについて解説していきます。

 

ヤフオクのストアアカウントとは?

 

ヤフオクのストアアカウントは、法人や個人事業主が利用することができるアカウントです。

ストアアカウントには「出品数の上限が無くなる」「メールマガジンの配信ができるようになる」といったメリットがあり、使い方によっては大きく売上を伸ばすことが可能となります。

個人出品時の評価を引き継いだままストア登録ができるので「始めやすい」という点もメリットと言えるでしょう。

 

ヤフオクでストアアカウント登録をするメリットは?

 

ヤフオクでストアアカウント登録をする主なメリットは以下の通りです。

  • 出品手数料が安価
  • 初期費用や月額費用、出品取消手数料が無料
  • ストアアイコンが表示される
  • Yahoo!ショッピングへの同時出品ができる
  • 業務効率化ツールが使用できる
  • 商品ページのカスタマイズが可能
  • 自動値下げが1%から設定可能

 

出品手数料が安価

ストアアカウントは個人アカウントに対して販売手数料が安く、利益を残しやすくなります。

販売手数料の差は以下の通りです。

ストアアカウント Yahoo!プレミアム 個人アカウント
販売手数料 7.7% 8.8% 10%

 

初期費用や月額費用、出品取消手数料が無常

ストアアカウントは初期費用や月額費用、出品取消手数料がかかりません。

一度入札された出品商品をキャンセルしたとしても手数料がかからないので、ストレスなく出品作業を進めることができます。

 

ストアアイコンが表示される

ストアアカウントを登録すると、商品や出品者情報のページにアイコンが表示されます。

これによって購入者の信用度を更に上げることができ、商品が売れやすくなります。

 

Yahoo!ショッピングへの同時出品ができる

ストアアカウントを登録することによって、ヤフオクだけでなくYahoo!ショッピングにも同時出品ができるようになります。

更に多くのユーザーから見てもらえるため、商品を販売できる可能性がより高まります。

 

業務効率化ツールが使用できる

ストアアカウントを作成すると、CSVファイルをアップロードできるようになります。

それによって可能になる事項は以下の通りです。

  • 商品と画像を一括登録できる
  • 登録後の商品修正をまとめてできる
  • 7日先までの予約出品機能を利用できる
  • 落札者への連絡、評価を一括で送れる
  • 再出品が一括で行える

そのため、商品登録数が増えれば増えるほど、ストアアカウントの方が効率的に販売を行うことができるようになります。

 

商品ページのカスタマイズが可能

ストアアカウントを作成することによって以下のカスタマイズが可能となります。

  • 看板
  • アイキャッチ
  • バナー

これらを見やすくすることで注目度を上げることができ、売上に直結させることができます。

 

自動値下げが1%から設定可能

ストアアカウント登録で自動値下げ幅を低くすることができます。

値下げ幅は「ストアアカウントが1%~」「個人アカウントが5%~」となるので、より細かく設定をすることができます。

 

ヤフオクのストアアカウント登録をするデメリットとは?

 

ヤフオクでストアアカウント登録をするのはメリットばかりではなく、デメリットも存在します。

そのデメリットは以下の通りです。

  • ストア情報で連絡先が公開されてしまう
  • 古物商の免許が必要になる
  • 入札価格に消費税が発生してしまう
  • 落札側での利用ができない

 

ストア情報で連絡先が公開されてしまう

ストアアカウント登録をすることによって、個人情報が流出してしまうリスクが高くなります。

ストアアカウントの要件として「企業名」「屋号」「住所」等の公開が必要となるため、副業でビジネスを行っている人は注意した方が良いでしょう。

 

古物商の免許が必要になる

中古品を販売する場合であれば、古物商の免許が必要になります。

古物商を取得するには約2万円がかかるので、その点はデメリットと言えるでしょう。

 

入札価格に消費税が発生してしまう

売上規模が大きくなり1000万円を超えてくると、ストアに消費税の納付義務が生じます。

その結果、消費税分が割高となり、価格面での競争優位性が失われてしまうというデメリットがあります。

 

落札側での利用ができない

ストアアカウント登録をすると、購入側としての入札や落札ができなくなります。

そのため、ストアアカウントと個人アカウントを使い分けなくてはならず、手間がかかってしまうというデメリットがあります。

 

ヤフオクストアへ切り替えるべき人の特徴は?

 

以下の条件に当てはまる場合、ストアアカウント登録することをおすすめします。

  • 高い利益を出すことができている
  • リピーター客があまりいない
  • せどりのビジネス化をしたい

 

高い利益を出すことができている

そもそも年間売上が1000万円以上あるアカウントには、「個人出品はできない」とヤフオク側から案内されます。

そのため、現状高い利益を出すことができている人はストアアカウント登録を検討してみましょう。

 

リピーター客があまりいない

ストアアカウント登録をすることによって、落札者のメールアドレスが取得できるようになります。

その結果、リピーターの獲得が狙えるようになるので、現状リピーター客があまりいないという場合はストアアカウント登録を検討してみましょう。

 

せどりのビジネス化をしたい

せどりをビジネス化する場合も、ストアアカウント登録は有益です。

ヤフオクの売上上位もほぼストアアカウントが占めているので、ビジネスとして拡大させたい場合はストアアカウント登録を検討すべきでしょう。

 

まとめ

 

ここまで、ヤフオクのストアアカウントを作成するメリットについて解説してきました。

ヤフオクでより売上を伸ばしていきたいのであればストアアカウント登録は非常に有益なので、是非検討してみて頂きたいと思います。

 

 

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