Amazonで出品した商品が代引きやコンビニ決済で購入されたのに、支払いが完了せずキャンセルになったことはないでしょうか。
これが何度も繰り返された場合、代引きテロや保留テロの可能性があります。
そこで今回は、AmazonのFBA商品を代引きテロや保留テロから守る方法を解説していきます。
Amazonの代引きテロや保留テロとは何か?
ここからは、代引きテロと保留テロがどのようなものか、一つ一つ見ていきます。
代引きテロ
Amazonの代引きテロは以下の流れで行われます。
- 代金引換で注文確定される
- FBA倉庫から発送される
- 受取拒否で返送される
- 代引き手数料が出品者に請求される
この場合、出品者は代引き手数料を負担しなければならないので、繰り返し代引きテロが行われると大きな赤字になってしまう可能性があります。
これは通常ならありえない話ですが、Amazonは顧客第一主義なので、なかなか規制することができなくなっています。
保留テロ
Amazonの保留テロは以下の流れで行われます。
- コンビニ決済で注文確定される
- 商品代金が支払われずに6日間保留される
- 自動で注文がキャンセルされる
この場合は手数料負担はないものの、自動キャンセルされるまでの6日間、商品の販売機会はなくなってしまいます。
結果、売れるまでの期間が長くなってしまい、キャッシュフローが悪くなります。
代引きテロや保留テロが起きてしまう理由とは?
これらのテロはほとんどライバル出品者によって行われています。
特に中華系や韓国系のセラーからの被害が多い印象で、取り締まりが難しいのが現状です。
そしてこれらのテロを起こす理由は概ね以下の通りです。
- 代引きや保留テロでライバルの商品を確保する
- 自分の商品を売りさばいていく
- そのまま販売活動を継続する
テロが横行すると被害に遭った出品者が資金回収のために値下げすることがあり、その場合、価格競争が起こってしまう可能性もあります。
Amazonで代引きテロや保留テロを回避する方法とは?
Amazonの代引きテロや保留テロを回避する方法は以下の通りです。
- 代引きとコンビニ決済を無効にしておく
- 最大注文個数を設定しておく
代引きとコンビニ決済を無効にしておく
まず自己発送の商品について、代引き決済とコンビニ決済を無効にしていきますが、ここで紹介する方法を実行するとFBA商品の代引きとコンビニ決済を無効にすることができなくなってしまいます。
そのため、FBAメインの場合は、無効にせず「有効」のままにしておきましょう。
代引きとコンビニ決済を無効にする手順は以下の通りです。
- セラーセントラル「設定」から「出品アカウント情報」をクリックする
- 「支払い方法の設定(コンビニ払い、代金引換)」をクリックする
- 「送信」をクリックする
最大注文個数を設定しておく
Amazonでは、購入数を制限する「最大注文個数」の設定ができます。
最大注文個数の設定は、商品の「出品情報」の項目内にあります。
回転率が高いゲーム本体、家電製品などテロに遭うと損失が大きい商品に設定しておくことをおすすめします。
まとめ
ここまで、AmazonのFBA商品を代引きテロや保留テロから守る方法について解説してきました。
なかなか取り締まりが難しい部分なので、まずは出品者自身でできる対策を講じていきましょう。
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