「Amazon刈り取り」では、Amazonで仕入れたものをAmazonで販売することによって利益を出すことができ、せどり手法の一つとして確立しています。

ただ、同じショッピングサイト内で仕入れたものを転売することで「なぜ利益を出せるのか」疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、Amazon刈り取りのポイントとおすすめツールについて解説していきます。

 

Amazon刈り取りとは何か?

本来、転売をする場合の仕入れ先と販売先は異なりますが、Amazon刈り取りではAmazon仕入れ、Amazon販売で利益を出していきます。

Amazon刈り取りは、以前は規約で禁止されていたものの、現在は規約も変更されて問題なく行うことができます。

ただ、以下の商品は新品では販売できないので注意が必要です。

  • 個人(個人事業主除く)から仕入れた商品
  • メーカーの保証が得られない商品
  • プロモーション品、プライズ品、おまけ商品

 

Amazon刈り取りが禁止されていた理由とは?

 

以前、Amazon刈り取りが禁止されていた理由として「Amazonで購入したものを新品として販売する人がいたから」という点が挙げられます。

新品として出品するためには、請求書や領収書を発行できる法人から購入したものでなければなりませんが、Amazonで購入した場合はそれができません。

現在、新品の出品について規約による規制がされているため、Amazon刈り取りが解禁されている状況です。

 

Amazon刈り取りで商品を見つける方法は?

 

ここからは、Amazon刈り取りで商品を見つけるための方法を解説していきます。

その方法は以下の通りです。

  • タイムセール、セール時期を狙う
  • 訳あり出品者の商品を探す
  • 相場感を調べて仕入れていく

 

タイムセール、セール時期を狙う

Amazonのタイムセールでは、かなり安く商品が販売されています。

これらのセール時に安く商品を仕入れることによって利益を出すことが可能です。

Amazonには以下のセールが存在します。

  • 初売りセール
  • 新生活応援セール
  • 夏先取りセール
  • 年末の贈り物セール
  • プライムデー
  • ブラックフライデー
  • サイバーマンデー
  • 在庫処分セール
  • タイムセール

タイムセールは毎日実施していて、50%引きの商品もあるため、チェックしておくことによって利益商品を仕入れることができます。

セール中に購入して、定価が戻った時に販売するだけでも、十分に利益を出すことが可能です。

 

訳あり出品者の商品を探す

出品者の中には様々な理由で商品を安く販売している人がいるので、こういった商品を仕入れることができれば利益を出すことができます。

なかなか訳ありの出品者を見つけることは難しいかもしれませんが、リサーチを繰り返すことによって見つけられるようになります。

 

相場感を調べて仕入れていく

相場が下がったタイミングで仕入れて、価格が戻った時に販売することで利益を出すことができます。

中には一時的に価格競争によって値下がりしている商品もあるため、こういった商品を狙っていきましょう。

 

Amazon刈り取りに活用できる「Keepa」

 

Amazon刈り取りでは、適正価格より安い商品をいかに仕入れることができるかが重要になります。

KeepaはGooglechromeの拡張機能で、Amazonの価格変動や商品のトラッキングができます。

無料でも利用することができますが、有料版にするとランキンググラフやFBA出品者の在庫数をチェックすることができます。

Keepaをインストールすると直接Amazonページに商品価格の履歴が表示されるので、毎回ツールで検索しなおす必要もなく、効率的に活用することができます。

Keepaのグラフでは最長1020日分見ることができるので、価格変動のタイミングも予測しやすく、トラッキング機能もあるため、Amazon刈り取りになくてはならないツールになっています。

 

Amazon刈り取りを成功させる方法は?

 

Amazon刈り取りを成功させるためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

そのポイントは以下の通りです。

  • 新品に手を出さない
  • 自己発送とFBAの価格差を狙っていく
  • 利益の出やすいジャンルに絞っていく

 

新品に手を出さない

Amazon刈り取りを成功させるためには、新品出品しないことが重要になります。

新品で出品してしまうとコンディションガイドラインに違反する可能性があるので、初めのうちは「ほぼ新品」等の中古品として出品しましょう。

 

自己発送とFBAの価格差を狙っていく

Amazonには「自己発送品」と「FBA商品」があり、FBA商品がカートを取りやすく、自己発送品はカートボックス価格より安く設定しないと売れにくい傾向にあります。

そのため、Amazon刈り取りでは、安く出品されている自己発送品を購入して、FBAのカートボックス価格で販売し直すことで利益を出すことができます。

 

利益の出やすいジャンルに絞っていく

Amazon刈り取りでは、利益の出やすいジャンルに絞っていくのもポイントとなります。

せどりで利益の出やすいジャンルは以下の通りです。

  • 家電
  • ゲーム
  • おもちゃ
  • CD、DVD
  • 美容、コスメ
  • ホーム、キッチン
  • ベビー用品

特におもちゃは世代を問わず売れており、稼ぎやすくなっています。

 

Amazon刈り取りのデメリットとは?

 

Amazon刈り取りのデメリットは、手間や時間がかかってしまうことです。

まず、Keepaに商品情報を大量に登録しなければならず、1日100件の登録が上限になっているので、コツコツ登録作業をしていく必要があります。

そして、安定してせどりで稼げるようになるまでにはある程度時間がかかるので、地道に作業を進めていかなければなりません。

 

Amazon刈り取りではアカウントを分けた方が良い?

 

結論からいうと、Amazon刈り取りをする際にアカウントを分ける必要はありません。

そもそもAmazonの規約で出品用のアカウントを複数持つことが禁止されているので、やめておいた方が良いでしょう。

どうしても複数アカウントを持ちたい場合は、まったく別の名前や住所、電話番号、クレジットカード情報を用意しておく必要があります。

 

まとめ

 

ここまで、Amazon刈り取りのポイントとおすすめツールについて解説してきました。

Amazon刈り取りはコンディションガイドラインに沿って取り組むことによって、リスクを少なくしつつ稼ぐことができます。

規約を十分に確認して正しく取り組むようにしましょう。

 

 

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