せどりをする場合、Amazonは重要な販売先プラットフォームになります。
そのため、Amazonのアカウント停止はせどりの収入が激減してしまう危険があり、「リスクを未然に防ぎたい」と考えている人は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Amazonアカウントの停止原因と復活方法について解説していきます。
アカウントの「停止」「閉鎖（削除）」とは?
Amazonアカウントには「停止」と「閉鎖（削除）」のどちらかのペナルティが科される可能性があります。
アカウント停止
アカウント停止は「一時的に止められる」ような形で、再開できる可能性が残っています。
問題を改善することができればアカウントを再び使えるようにできるため、停止を解除するための改善計画書等は早急に提出しましょう。
アカウント閉鎖
アカウント停止で改善が見られない場合、アカウント閉鎖に発展します。
アカウント閉鎖は「削除」を意味しており、下記のペナルティを受けることになります。
- 売上金が90日間留保される
- FBAの在庫を30日以内に返送か廃棄
- 紐づくアカウントの閉鎖
そして、閉鎖されたアカウントを復活させるのはほぼ不可能なため、アカウント停止の段階で速やかに対応する必要があります。
Amazonアカウントが停止する原因とは?
Amazonアカウントが停止する主な原因は以下の通りです。
- 規約違反をした
- 法律違反をした
- アカウントの健全性が下がった
規約違反をした
Amazonの規約に反した行為が発覚した場合、アカウント停止になってしまいます。
それは以下のような行為です。
- やらせ評価
- 複数アカウント作成
- 出品NG商品の出品
Amazonの規約は不定期に更新されているため、知らず知らずのうちに規約違反をしていることもありえます。
そのため、定期的に規約を確認するようにしておきましょう。
法律違反をした
法律で販売が禁止されている商品を出品した場合、アカウント停止の原因になります。
特に下記の法律には気を付けておきましょう。
- 知的財産権
- 特定商取引法
- 著作権
- 薬機法
また、偽物や模倣品はAmazonから真贋調査される可能性があるので、十分な注意が必要です。
アカウントの健全性が下がった
セラーセントラルで見ることができる「アカウントの健全性」が下がると、アカウントが停止される可能性があります。
アカウントの健全性は以下の要因で決められています。
- 注文不良率
- 出荷前キャンセル率
- 出荷遅延率
- 追跡可能率
- 返品不満足度
- ポリシー違反
- 回答時間
上記については日頃から細かくチェックしておきましょう。
アカウント停止になった場合の復活方法とは?
Amazonアカウントが停止になった場合、迅速に下記の対応をすることが重要になります。
- Amazonからの指示を熟読
- 指示通りに書類を作成
- 書類をAmazonに提出
アカウント停止になった場合は「業務改善計画書」の提出を求められます。
業務改善計画書を作成する際は、Amazonへの謝罪を含めるようにし、反省していることをアピールしましょう。
具体的には下記の要素を入れ込みながら文章を作成します。
- 謝罪文
- 改善策
- 改善策の効果
- 責任者名
そして、Amazonから修正依頼などが届いた場合は、なるべく迅速に対応しましょう。
閉鎖されたアカウントの復活は難しい
アカウント閉鎖になった場合、復活させることはほぼ不可能となります。
過去に閉鎖から復活できた事例はあるものの、かなりレアな事例となります。
ただ、どうしても諦められない場合は粘り強く交渉してみましょう。
Amazonアカウント停止の詐欺メールに注意する
最近はAmazonアカウント停止の詐欺メールが出回っており注意が必要です。
詐欺メールに引っかかると個人情報を盗まれてしまうため、真偽を確かめるためにAmazonメッセージセンターに同内容のメッセージが届いているかどうか確認しましょう。
また、Amazonのサポートに問い合わせてみるという方法もあります。
ちなみに、アカウント停止以外にも様々な詐欺メールが出回っているので、少しでも怪しいと感じたらAmazonに問い合わせてみることをおすすめします。
まとめ
ここまで、Amazonアカウントの停止原因と復活方法について解説してきました。
アカウント停止であれば適切な対応をすればアカウントを復活してもらうことができます。
ただ、アカウント閉鎖となると復活は難しくなってしまうので、アカウント停止の段階で適切な対処をしましょう。
～公式LINE～
◆【なかのしょーた】転売＆ビジネス情報
～オープンチャット～
◆物販//せどり&副業情報【Sキングダム】なかのしょーた公式グループ
～ブログランキング参戦中～
