ブックオフはせどりの定番と言われており、過去せどりと言えば「ブックオフ仕入れ」が一般的でした。

ただ、現在は家電量販店での仕入れやネット仕入れが主流になっており、ブックオフ仕入れに取り組む人は少なくなりました。

それでもブックオフ仕入れはまだまだ稼ぐことができ、ライバルが減った分チャンスが広がっていると言えます。

そこで今回は、ブックオフせどりで稼ぐための4つのポイントについて解説していきます。

 

ブックオフせどりをするメリットとは?

 

ブックオフせどりにはメリットが多く、初心者にもおすすめです。

そのメリットは以下の通りです。

  • ライバルが少なくなっている
  • 資金が少なくても始めることができる
  • 中規模投資へ移行しやすい

 

ライバルが少なくなっている

少し前ならブックオフには多くのせどらーがいましたが、今はそこまで見かけることがなくなっています。

これは「ブックオフでせどりを禁止する動きがあった」ということに加えて、家電量販店やインターネットでの仕入れに移行するせどらーが増えたと言えるでしょう。

そのため、ブックオフせどりはライバルも減って仕入れがしやすい状況になっています。

 

資金が少なくても始めることができる

たとえば、ブックオフには「単C」と言われる108円で本が販売されている棚があります。

また、CDやDVDでも500円均一コーナーがあり、こういった場所で仕入れをすることによって小資金でも利益を出していくことができます。

単価が高い家電せどりと比べると、よりリスクを抑えてせどりビジネスに取り組むことができます。

 

中規模投資へ移行しやすい

ブックオフでは本やCD、おもちゃなど様々なものが販売されています。

そのため、「まずは本せどりに取り組んで、慣れてきたら単価の高いCDせどりに取り組む」というように、小規模から中規模投資に移行しやすいというメリットがあります。

そのため、初心者であっても無理なく売上や利益を伸ばしていくことが可能になります。

 

ブックオフせどりをするデメリットは?

 

ブックオフせどりにはメリットも多いですが、当然デメリットも存在します。

そのデメリットは以下の通りです。

  • ブックオフの先行きが読めなくなっている
  • ブックオフの買取が停滞している
  • 店舗が減少傾向にある

 

ブックオフの先行きが読めなくなっている

フリマアプリのユーザーが増え続けていることに伴って、リサイクルショップの市場が縮小しています。

そしてこの流れは今後も続いていくと考えられるので、ブックオフの先行きが見えない状態です。

ただ、現状ではブックオフで仕入れをするのは十分に可能なので、自分の目で判断していくことが重要です。

 

ブックオフの買取が停滞している

「ブックオフで買取をしてもらうよりフリマアプリで販売した方が高く売れる」ということもあって、ブックオフの買取が停滞しています。

そのため、買取数が少ない店舗では継続的に利益商品を仕入れることが難しく、仕入れがしづらい状況になっています。

ブックオフ仕入れをする際はなるべく買取数が多い、回転率が高めの店舗を狙っていくことが重要です。

 

店舗が減少傾向にある

ブックオフでは赤字店舗の閉店が行われ、店舗数が徐々に減少しています。

特に地方の店舗が減少傾向にあるので、場合によってはブックオフでの店舗仕入れができなくなってしまうことも考えられます。

 

ブックオフせどりではいつ仕入れるのが狙い目?

 

ブックオフせどりでは、より利益商品が見つかりやすい時期に仕入れをすることで効率的に成果を出していくことができます。

ブックオフせどりで狙い目の時期は以下の通りです。

  • 年末年始
  • ブックオフのセール
  • 陳列される前

 

年末年始

ブックオフでは、年末にウルトラセールが行われます。

このセールでは全品20%オフで商品を購入することができるので、かなりの仕入れチャンスになります。

この時期にリサーチをすることによって、多くの利益商品を見つけることができるので、狙ってみることをおすすめします。

 

ブックオフのセール

ブックオフでは1年を通して様々なセールが行われています。

これらのセールはブックオフのホームページでチェックすることができるので見ておきましょう。

また、店舗独自セールを開催していることもあり、こういったセールも仕入れのチャンスになります。

 

陳列される前

ブックオフでは陳列される前の商品を赤い棚に入れています。

この棚には買取直後の商品が置かれているためライバルがリサーチしておらず、利益商品が見つかる可能性がかなり高くなります。

赤い棚を見つけたら先にリサーチしておくことをおすすめします。

 

ブックオフの店舗タイプとは?

 

ブックオフにはいくつかの店舗タイプがあります。

その店舗タイプは以下の通りです。

BOOKOFF SUPERBAZAAR 本•CD•DVD•ゲームソフト•メンズ•レディース•子供服•スポーツ用品•ベビー用品•ブランド品•楽器•生活雑貨など品揃え
BOOKOFF PLUS+ 本•CD•DVD•ゲームソフト•メンズ•レディース•子供服など品揃え
BOOKOFF 都心型大型店 多層階店舗が多めでレジ階以外は店員が少ない
BOOKOFF ロードサイド単独店 駐車場が隣接されている店舗が多い

リサーチをする際に「店員に気を遣ってしまう」という人は、大型店に行くことによって店員や客の目をそこまで気にすること無く仕入れをすることができます。

また、たとえば車で移動する場合は「目的の店舗に駐車場があるかどうか」などを事前に確認しておくことが重要です。

 

穴場はFC加盟店

ブックオフには「直営店」と「FC加盟店」の2種類の店舗があります。

直営店はブックオフ自体が経営している店舗で、大型•中型店舗が多いです。

FC加盟店はブックオフの店名を借りて他の経営者が運営している店舗で、小型店舗が多い傾向にあります。

この2種類の店舗で狙い目なのが「FC加盟店」で、前述した独自セールはこういった店舗が行っています。

 

直営店とFC加盟店の見分け方ですが、ブックオフの看板にある矢印が赤の場合はFC加盟店になります。

そして矢印が青の場合は直営店になるので、すぐに確認することが可能です。

また、看板がオレンジ色の店舗に関しては直営店の可能性が高くなっています。

更にブックオフ店舗のURLで直営店とFC加盟店を見分けることも可能です。

たとえば「http://www.bookoff.co.jp/shop/shop●●●.html」というURLだと、●●●に入っている数字が「1から始まっていればFC加盟店」、「2から始まっていれば直営店」になります。

URLでの判別は簡単にすることができるので、まずは調べてみることをおすすめします。

 

ブックオフせどりで利益を出すためのコツとは?

 

ここからは、ブックオフせどりで安定して利益を出すためのコツについて解説していきます。

 

絞り込んでリサーチする

ブックオフの商品数は膨大なので、全頭検索しようとすると凄まじい労力が必要となります。

そのため「CDのアニメジャンル」というように、まずはリサーチ対象を絞り込んでから全頭検索するのがおすすめです。

最初にジャンルを絞っておくことによって、ある程度どのような商品で利益を出せるのか把握することができます。

そして慣れてきたらリサーチ対象のジャンルを広げていきましょう。

 

気分転換をする

たとえば、いつもリサーチしていたジャンルの商品がライバルに先に仕入れられていた形跡があったとします。

その場合は無理にリサーチするのではなく、そのジャンルから離れて他ジャンルの商品を見てみると気分転換になります。

利益商品が見つからないからといってイライラせずに、適度に息抜きしながら仕入れに取り組むようにしましょう。

 

値札を見てリサーチ対象を絞る

ブックオフの値札は、店頭に出された時期で色分けがされています。

各色の時期は以下の通りです。

1〜3月 黒色
4〜6月 緑色
7〜9月 青色
10〜12月 赤色

ブックオフ仕入れでは補充したての商品の方が利益を出せる可能性が高いので、値札を見てリサーチ対象を絞るのも効率的です。

 

買取がよく行われている店舗をチェックする

買取が盛んな店舗には利益を出せる商品も多く、かなり狙い目となります。

どれだけ買取が行われているかについては「買取査定終了の呼び出し数」によってある程度判別することができます。

もちろん大型店の方が買取数は多い傾向があります。

 

ブックオフせどりをする注意点とは?

 

ブックオフせどりをする際はいくつかの点に注意する必要があります。

 

高回転商品を狙う

ブックオフで高利益を狙える商品を見つけても安易に仕入れてはいけません。

というのも、たとえ高利益を狙える商品だったとしても売れなければ意味がないからです。

滞留在庫になってしまうとキャッシュフローが悪くなってしまうので、まずはランキング上位の商品を狙っているようにしましょう。

 

商品の検品を徹底する

中古せどりの場合、記載したコンディションより状態が悪いと高確率でクレームになってしまいます。

そのため、商品の検品はしっかりと行いましょう。

また、仕入れ時は汚くても、クリーニングをすることでコンディションを良くすることができるので、商品価値を上げるためにもできることは行っておくことをおすすめします。

 

仕入れた商品は画像で覚える

一度仕入れることができた商品は、再度見つけた時にリピート仕入れをすることができます。

ただ、商品名で覚えようとしてもなかなか覚えられないでしょう。

そのため、仕入れた商品を画像で記憶しておくことによって、リサーチ時に引っかかる可能性が高くなります。

 

まとめ

 

ここまで、ブックオフせどりのポイントについて解説してきました。

ブックオフでは多くの商品が販売されているので、効率的に仕入れをするにはリサーチ対象を絞り込むことが重要になります。

まずは自分の得意ジャンルを作るようにするのをおすすめします。

 

 

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