ヤフオクではストアアカウントを取得することができ、様々なメリットを享受することができます。
ただ、実際にストアアカウントまで取得している人はそこまで多くないのではないでしょうか。
そこで今回は、ヤフオクでストアアカウントを取得する方法とメリットについて解説していきます。
ヤフオクのストアアカウントとは?
ヤフオクのストアアカウントは法人や個人事業主であれば利用することができる販売専用のアカウントです。
ヤフーの基準を満たすことができなければ取得することはできません。
ストアアカウントを取得することによって「専用の販売手数料が適用される」「オーダーフォームが利用できる」「メールマガジンの配信ができる」等の特典を享受することができます。
そして、ヤフオクのサイト上でストアアイコンが表示されると共に、代表者名、住所なども一般公開されることになります。
ストアアカウントのメリットとデメリットを解説
ヤフオクでストアアカウントを取得することはメリットだけではありません。
メリットとデメリットについて両方を把握した上で取得するかしないかを判断することが重要です。
メリット
ヤフオクでストアアカウントを利用することのメリットは多く、実際に大きく売上を伸ばした人も存在します。
具体的には、以下の6つがあります。
- 出品手数料が安くなる
- 出品取り消し手数料が無料
- 初期費用や月額費用が無料
- ストアアイコンが表示されるようになる
- Yahoo!ショッピングへの同時出品もできる
- ニュースレターの配信機能がある
出品手数料が安くなる
ストアアカウントの場合、商品が売れた時の販売手数料が一律7.7%になります。
通常のアカウントと比べるとかなり低くなっているのが分かると思います。
ヤフオクストア | ヤフオク個人(プレミアム会員) | ヤフオク個人(一般会員) | メルカリ | |
販売手数料 | 7.7% | 8.8% | 10% | 10% |
10万円の売上があった場合 | 7,700円 | 8,800円 | 10,000円 | 10,000円 |
中には「そこまで違わない」と感じる人もいるかもしれませんが、今後継続的にヤフオクで販売するのであれば大きな差になってきます。
出品取り消し手数料が無料
個人アカウントの場合、入札があった出品商品を取り消すには550円の手数料がかかります。
ストアアカウントの場合はこの手数料がかからず無料になるので、より自由な取引が可能になります。
初期費用や月額費用が無料
ストアアカウントは初期費用や月額費用が無料となり、余計な経費をかけずに売上をアップさせることができます。
そのため、たとえヤフオクでの販売を一時的に中止したとしても損をすることはありません。
ストアアイコンが表示されるようになる
ストアアカウントを取得すると、出品商品や出品者情報の部分に「ストア」もしくは「STORE」というアイコンが表示されるようになります。
このアイコンはヤフオクの基準を満たしたストアのみに表示されるので、入札者からの信用を得やすいです。
Yahoo!ショッピングへの同時出品もできる
ストアアカウントの機能で、ヤフオクとYahoo!ショッピングに同時出品ができるというものがあります。
単純に見てもらえる人数を増やすことができるので、着実に売上を伸ばすことができます。
ニュースレターの配信機能がある
ヤフオクのストアアカウントを取得すると、無料でニュースレターを配信することができます。
顧客を囲い込むことができるので、積極的なリピーター獲得を狙うことができます。
デメリット
ヤフオクのストアアカウントを取得する際にはデメリットについても把握しておく必要があります。
デメリットとしては、以下の4つがあります。
- 連絡先を公開しなければならない
- 古物を扱う場合は許可が必要
- 入札価格に消費税が発生
- 落札する側の利用ができなくなる
連絡先を公開しなければならない
ストアアカウントを利用すると連絡先を一般公開しなければならず、会社に内緒でせどりを行っている人にとってはリスクになります。
そのため「どうしても会社に知られたくない」という人はよく検討した方が良いでしょう。
古物を扱う場合は許可が必要
ストアとして古物を販売する場合は古物商許可が必要になります。
ストアアカウントを取得する際の申し込みフォームに「古物商許可の免許情報」という項目があるので、まずは最寄りの警察署で許可手続きを行うようにしましょう。
入札価格に消費税が発生
ストア商品は入札価格に消費税が加算されます。
そのため、購入者側からすると総額が分かりにくくなってしまうというデメリットがあります。
フリマアプリ等では「2000円(税込、送料込み)」のように分かりやすく価格が決められていることが多いので、価格に関してわずらわしさを感じさせてしまう可能性があります。
落札する側の利用ができなくなる
ストアアカウントとしてアカウントを登録すると「落札する側の利用ができなくなる」というデメリットがあります。
そのため、ヤフオクで仕入れをする場合には、別の個人用アカウントを持たなければなりません。
アカウント切り替えのたびにログアウトとログインを繰り返すことが必要になります。
ストア出品をおすすめできる人とは?
個人アカウントでヤフオク転売を行ったことがあり、利益を出すことに成功した人にはストア出品がおすすめです。
ビジネスの仕組みづくりはできているため、ストアアカウントを活用することによって取引量を増やすことができます。
もちろん前述したようにストアアカウントの運用にはデメリットもありますが、この段階であればメリットの方が上回るので取得を検討してみると良いでしょう。
ヤフオクのストアアカウントを取得するためには?
ヤフオクのストアアカウントは以下の申し込みページから申請できます。
https://business-ec.yahoo.co.jp/auctions/faq/merchandise/index.html
アクセスするとストアアカウントの特徴や手数料について確認することができます。
申請するためには以下の情報が必要になってくるので事前に準備しておくと良いでしょう。
- 企業名、屋号
- 企業なら資本金や従業員数
- 代表者氏名、生年月日
- 販売商品について
- 古物許可証や酒類販売業免許などの情報
- 代金の受け取り口座
申請が完了すると、後日担当者から連絡が入り、ストアアカウントの登録を行う流れになります。
まとめ
ここまで、ヤフオクのストアアカウントを取得する方法とメリット・デメリットについて解説してきました。
ヤフオクである程度の収益を上げることができている人にはおすすめなので検討してみることをおすすめします。
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