アパレル商品は需要も高く、転売でも狙い目のジャンルになります。
ただ、アパレル転売をする際はデメリットについても把握しておく必要があります。
そこで今回は、アパレル転売のメリットとデメリットについて解説していきます。
アパレル転売とは?
アパレル転売は洋服などを安く仕入れて販売し、差益を得るビジネスです。
アパレル商品はブランド品も多く難しそうなイメージがありますが、現在はインターネットで情報を得ることができるので初心者でも実践することが可能です。
アパレルは生活必需品であり需要も高いので、売れ筋商品や季節商品を販売することで安定して利益を得ることができます。
衣服はどこから仕入れる?
ここからは衣服の仕入れ先について解説していきます。
基本的には、以下の仕入れ先から商品を仕入れていくことになります。
①ネットショップ
ネットショップでは海外の衣服がよく販売されており、基本的には新品になります。
利益商品を多く仕入れられるネットショップを見つけることができれば、仕入れがかなり安定するでしょう。
②フリマアプリ
メルカリやヤフオクでは古着やアウトレット衣服を仕入れることができます。
相場よりはるかに低い価格で出品されていることもあり、その場合は大きな利益を出すことができます。
③実店舗
実店舗仕入れでは、セール時にリサーチをすることによって仕入れの確度を上げることができます。
そのため、各店舗のセール情報は常に把握しておくようにしましょう。
アパレル転売のメリットは?
ここからは、アパレル転売のメリットについて解説していきます。
低資金でも始めることができる
ブランド商品の場合は資金が必要になりますが、ノーブランドであれば数千円で仕入れをすることが可能です。
また、アパレル商品は無在庫転売も行いやすく、リスクのない状態でビジネスを行うこともできます。
もちろんプラットフォームによって無在庫転売を禁止しているところもあるので、規約は確認しておくようにしましょう。
商品回転率が良い
アパレル商品はトレンドを掴んでおくことによって、商品回転率を上げていくことができます。
そのトレンドは以下の通りです。
- 有名人が着た衣服
- テレビや雑誌で紹介された衣服
- SNSで話題になった衣服
こういったトレンドに乗ったアパレル商品であればノーブランドでもすぐに売れていきます。
商品の利益率が高い
アパレル転売は利益率も高めです。
利益率が30%を超えることも少なくなく、セール商品を中心に仕入れをしていけば、かなり安定したビジネスを展開することができます。
ライバルが少ない
アパレル商品は種類が多いため、ライバルと販売商材が被ることが少ないです。
そのため相対的にライバルが少なくなり、転売で利益を出しやすいジャンルとなっています。
アパレル転売のデメリットとは?
アパレル転売は多くのメリットもありますが、当然デメリットも存在します。
アパレル転売で安定して利益を出していくためにはこれらのデメリットを補う工夫が必要です。
検品や出品作業に手間がかかる
アパレル商品は検品・出品作業がとにかく大変です。
新品であればそこまでではありませんが、古着の場合は汚れやほころびなどを丁寧にチェックしていかなければなりません。
また、サイズや状態をきちんと記載しなければクレームに発展してしまうので、商品説明文も気を付ける必要があります。
アパレル転売ではこういった作業を一人でやる必要が出てくるため、より売上を伸ばしたいのであれば外注を検討しなければなりません。
アパレルに関する知識が必要
アパレルには専門的な用語が多いため、最低限の知識は必要になってきます。
ただ、インターネットでの情報収集で十分補完することが可能です。
返品リスクが高い
アパレル商品は他ジャンル商品と比べると「返品リスクが高い」というデメリットがあります。
そのため、なるべく返品リスクを下げるために、説明文を細かく記載していくことが重要となります。
アパレル転売の基本は?
アパレル転売では「商品を相場より安く仕入れて販売すること」が重要となります。
ただ、それだけでは十分ではなく、以下のポイントを押さえておくことによって高利益を得られるようになります。
ハイブランド商品を狙う
ハイブランドのメーカーが出している商品は定価が1万円以上するため、必然的に利益額が高くなります。
こういった高単価商品を狙うことでより効率的に稼いでいくことができます。
直近相場を確認する
アパレル商品の相場は常に変動しているので「直近の相場」を確認することが重要となります。
そのため、フリマアプリなどで仕入れを行う場合は直近で売れた商品の価格をチェックしておくようにしましょう。
相場の変動を考える
前述したようにアパレル商品の相場は常に変動しています。
商品価格が低くなってしまうことも十分考えられるため、「相場より7割の価格で仕入れる」ことを目安にしましょう。
相場より7割の価格で仕入れることができれば損失は起きにくいです。
アパレル業界の商品サイクルを知っておく
アパレル商品を仕入れる際は、セール時期を押さえておくことが重要になります。
そのサイクルは以下の通りです。
時期 | |
1月 | 冬物衣類のセール |
2月~3月 | 春物衣類の販売開始 |
4月~6月 | 夏物衣類の販売開始 |
7月~8月 | 夏物衣類のセール |
9月~10月 | 秋物衣類の販売開始 |
11月~12月 | 冬物衣類の販売開始 |
また、シーズンが終わった商品はかなり安くなっているので「夏物の衣類を冬に仕入れておく」という方法も有効です。
もちろん資金に余裕がある場合に限りますが、シーズン外の商品を扱っていくことによって利益を大きく上げることができます。
商品の状態を細かく記載する
アパレル商品を販売する場合、採寸や状態について細かく記載することが必要です。
また、イメージ画像も重要なので、1枚目の画像は実際に着たイメージのものを載せるといいでしょう。
海外輸出の場合はサイズに注意する
海外へアパレル商品を販売する場合はサイズ表記に注意しましょう。
サイズ表記が間違うと返品リスクが非常に高まり、余計な負担が増えてしまいます。
中古アパレル転売に向いている仕入れ先は?
中古アパレル転売に向いている仕入れ先は以下の通りです。
- ヤフオク
- メルカリ
- ネットショップ
- リサイクルショップ
ヤフオク
ヤフオクでアパレル商品を仕入れる人は少ないため、狙い目となります。
ただ、商品状態を詳しく知っておかなければならないので、慎重にリサーチしていくようにしましょう。
メルカリ
メルカリは出品者に質問しやすいため、ヤフオクよりは仕入れがしやすいと思います。
ただ、早い者勝ちにはなってくるので、トレンド商品であれば素早い判断が必要となってきます。
ネットショップ
アパレルの中古品を扱っているネットショップは多いので、まずはネット検索をしてみましょう。
特に古着を専門とするネットショップを狙うのがおすすめです。
リサイクルショップ
リサイクルショップではある程度しっかりと検品されています。
ただ、漏れている可能性もあるので、仕入れ時は自分でチェックしておくようにしましょう。
まとめ
ここまで、アパレル転売のメリットとデメリットについて解説してきました。
アパレル転売は、回転率も良いので狙い目ジャンルとなっています。
その為、興味がある人は是非チャレンジしてみて頂きたいと思います。
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