リサイクルショップ仕入れをする際、テレビやレコーダーで必要になるB-CASカードを見かけたことがある人もいると思います。
ただ、このB-CASカードがどういった役割をしているのか答えられないと、思わぬ不利益を被ってしまう可能性があります。
そこで今回は、中古テレビやレコーダーで使用するB-CASカードについて解説していきます。
B-CASカードとは何か?
B-CASカードは、ビーエスコンディショナルアクセスシステムズという会社によって作られた、暗号化された映像を視聴できる形にするために必要となるカードです。
B-CASカードを取り扱う際の注意事項は以下の通りです。
- カードのパッケージを開封すると「B-CASカード使用許諾契約約款」に同意したことになる
- B-CASカードは貸し出しているものであり、受信機の廃棄や譲渡をする場合はカードを返却しなければならない
つまり、B-CASカードはあくまで借りたものであり、もらえるものではないということです。
このカードをテレビやレコーダーに差し込むことで、「BSデジタル放送」「CSデジタル放送」「地上デジタル放送」が視聴できるようになります。
B-CASカードの購入方法とは?
中古品のテレビを購入した場合、B-CASカードが付いていないことがあります。
その場合はビーエスコンディショナルアクセスシステムズ社のホームページから再発行することが可能です。
手数料が1枚2160円かかってしまうので注意しましょう。
B-CASカードは付けた方が良い?
B-CASカードは原則として売ることができず、無断で転売した場合は不正行為になってしまいます。
しかし、それにも関わらずリサイクルショップなどでB-CASカードが付いたまま販売されていることはよくあります。
中古品を取り扱う業界では、B-CASカードは登録が廃止された時点で「個人情報が紐づいていないもの」として考えられるのが常識となっており、付属品として扱っている業者が多数いるのが現状です。
ただ、やはり規約を守るのであれば、B-CASカードが付いていない状態で販売し、購入者に別途カードを購入してもらった方が良いでしょう。
中古テレビやレコーダーにB-CASカードが付いていなかったとしても、相場より2000円程度安く販売することで問題なく売れていきます。
まとめ
ここまで、B-CASカードの内容について解説してきました。
B-CASカードを付属品として販売するのはリスクがあるので、できればカードを付けずに販売して方が良いでしょう。
ただ、その場合は「B-CASカードは付属していない」旨を商品説明文に明記することが必要です。
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