せどりでは、ライバルが少ないジャンルで勝負することで、より利益を上げることができます。

ただ、ライバルが少ないジャンルはどれなのか、よく分からないという人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、価格競争が起こってもセラーに差を付ける方法について解説していきます。

 

せどりで価格競争が起こってしまう原因は?

 

せどりで価格競争が起こってしまう原因は以下の通りです。

  • 出品者同士が安く商品を販売してしまう
  • 大量に在庫を持っている店舗が安く商品を販売してしまう
  • Amazonの在庫が復活してしまう

 

出品者同士が安く商品を販売してしまう

出品者同士が安く商品を販売することによって価格競争が起こってしまいます。

特に販売期間を延ばすと全く売れなくなってしまう商品の場合、出品者同士の価格競争に陥りがちです。

 

大量に在庫を持っている店舗が安く商品を販売してしまう

在庫を大量に持っている店舗がAmazonで販売した場合にも、価格競争が起こる可能性があります。

このように、一つの店舗が大量に用意された商品を処理してしまうと、他の出品者も価格を下げざるを得なくなってしまいます。

 

Amazonの在庫が復活してしまう

アマゾンの在庫が復活した場合、カート取得されてしまいます。

カート取得されてしまうと自分の商品をすぐに売ることができず、価格競争をすることもできなくなってしまいます。

 

カート取得するための方法

ライバル出品者が多い場合、基本的に商品を売ることができません。

そのため、ライバルに先んじて商品を販売するためには、カートを取る必要があります。

そして、カート取得のためには「最安値であること」が条件になってきます。

ただ、価格競争でライバルに勝つためには労力が必要となるので、価格競争をせずに差を付けるための戦略を立てなければなりません。

 

価格競争セラーに差を付けやすい商品とは?

 

価格競争セラーに差を付けやすい商品は、薄くて小型サイズであり、低単価な商品です。

これらの商品はFBA小型軽量商品プログラムを利用することができます。

 

FBA小型軽量商品プログラム

FBA小型軽量商品プログラムでは、価格が1000円以下で小型軽量商品プログラム対象商品の出荷コストを削減することができます。

商品の参加資格は以下の通りです。

  • 重量が950g以下の商品(商品パッケージを含む)
  • 寸法:3.3×30.0×35.0cm以下
  • 価格:1000円以下(すべての割引適用後)
  • アダルト商品でない
  • 混合在庫ではない
  • FBA禁止商品でない
  • 危険物商品でない
  • アルコール商品でない
  • 温度管理が必要な商品でない
  • 中古品でない
  • 過去4週間に25点を超える販売がある

小型軽量商品プログラムは食品等の要期限管理商品などと相性が良いだけでなく、出荷コストも安いので価格競争でも優位に立てます。

 

ライバルの価格競争から逃れる方法とは?

 

ここからは、ライバルの価格競争からどのように逃れるのか、という問題について解説していきます。

 

商品の状態を良くしておく

特に中古品の場合は、商品の状態が重要視されます。

そのため、状態が良い中古品を扱うことによって、価格競争を抑えることができます。

 

1円単位での競争は避ける

1円単位で価格競争をしても、時間と労力の無駄になってしまうことが多いです。

生産性があるとは言えないので、このような競争は避けておきましょう。

 

ツールを利用する

価格競争に参加する場合、一回一回手作業で価格調整を行っていくのは大変です。

そのような場合、ツールを利用して自動化しましょう。

ただ、ツールは基本的に月額料金がかかるので、あまり初心者向けとは言えません。

 

ストア評価を良くすることで信頼度を上げる

ストアの評価を良くすることによって、信頼度が上がり購入してもらいやすくなります。

価格競争で差を付けようと思った場合、ストア評価を良くすることに注力していきましょう。

 

安い出品者が出てきたらどうするか

相場を無視して出品する人が出てきた場合、相場が一時的に下がってしまいます。

その場合は、安く出品してくる人の在庫数を把握して、相場が一時的に下がるのか、それともしばらく下がってしまうのかを判断しましょう。

そして、相場がしばらく下がってしまうという判断をした場合は、ヤフオクなど他のプラットフォームで販売することを検討すると良いでしょう。

 

価格競争が起きた場合の在庫判断基準とは

 

価格競争が起きた場合、在庫判断基準としては「2ヵ月以内で販売ができるかどうか」を目安にしましょう。

2ヵ月以内で販売しきれなかった場合、在庫分すべてが赤字になってしまう可能性があるので、少し赤字であっても売り切りをする判断をした方が賢明です。

 

まとめ

 

ここまで、価格競争が起こってもセラーに差を付ける方法について解説してきました。

適切な対処をすれば損失を最小限にすることができるので、素早く判断&対処をしていきましょう。

 

 

 

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