メルカリが展開している「メルカリショップス」では、メルカリにはない機能が充実しています。

ただ、実際にどのような違いがあるのか、よく分からない人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、メルカリとメルカリショップスの違いについて解説していきます。

 

メルカリショップスとは何か?

 

メルカリショップスは、メルカリ内でネットショップを持つことができるECプラットフォームを指します。

メルカリでは法人としてアカウント登録をすることができませんが、メルカリショップスでは法人でもアカウント登録をすることができます。

また、管理を複数人で行える等の便利な機能があります。

 

メルカリはそもそも多くのユーザーが使用するアプリであり、メルカリショップスで出品をすることによって、数多くのユーザーに商品を見てもらうことが可能となります。

メルカリショップスは操作が簡単なので、初心者でも簡単にネットショップの開設ができるのも大きな魅力といえます。

 

メルカリとメルカリショップスの違いとは?

 

メルカリとメルカリショップスには下記のような違いがあります。

メルカリ メルカリショップス
在庫管理 1商品で1出品ページ 複数商品を1出品ページにまとめられる
SNSの連携 不可
出品者情報 匿名で配送できる 購入者が望んだ場合、開示できる
値下げ交渉
商品の発送 ゆうゆうメルカリ便
らくらくメルカリ便
らくらくメルカリ便
クールメルカリ便
法人利用 不可
振込 任意 末締め、翌10日払い
古物商許可証 不要 商品によっては必要
複数名アカウント 不可

 

在庫管理

メルカリでは1商品に対して1ページの出品ページが必要となり、購入者が値下げ交渉などをしてきたら専用ページを作成するといった手間がかかります。

それに対して、メルカリショップスでは1ページに複数の在庫を登録することができます。

商品ごとに出品ページを作成する手間がなく、在庫を抱えているショップに適しているといえます。

 

SNSの連携

メルカリではSNSの連携をすることができません。

それに対して、メルカリショップスでは「インスタグラム」「Facebook」「Twitter」「Tiktok」「YouTube」「note」との連携をすることができます。

そのため、よく多くのユーザーの目に留まる施策をすることができ、集客力の向上につなげることができます。

 

出品者情報

メルカリでは匿名配送を使うことで、個人情報を知られることなく取引をすることができます。

メルカリショップスでも匿名のやり取りはできますが、購入者が希望した場合には出品者情報の開示が必要となります。

開示される情報は以下の通りです。

  • 運営者名(店舗の屋号)
  • 代表者氏名
  • 事業者住所(運営者の住所)
  • 事業者電話番号(運営者の電話番号)

出品者情報ですが、購入者が希望すれば自動で開示されます。

 

値下げ交渉

メルカリには値下げ交渉の文化があり、煩わしい思いをした人もいると思います。

ただ、メルカリショップスではコメント欄の代わりに「質問機能」が備わっており、これはあくまで商品に対する質問の受付のみを目的としています。

そのため、メルカリショップスでは、値下げ交渉に応じる必要がないというメリットがあります。

 

商品の発送方法

メルカリでは、ヤマト運輸の「らくらくメルカリ便」と日本郵便の「ゆうゆうメルカリ便」をはじめとした、様々な配送方法を選択することができます。

そして、メルカリショップスでは、「らくらくメルカリ便」と冷蔵冷凍品の配送ができる「クールメルカリ便」を利用することができます。

 

法人利用について

メルカリでは「家にある不用品の売買」を目的にしているため、法人の登録をすることは認められていません。

それに対して、メルカリショップスでは、法人であっても出品をすることが可能です。

 

売上金の振込

売上金が発生した際、メルカリでは任意のタイミングで振込申請をすることができます。

一方、メルカリショップスでは、毎月月末が締め日となり、翌月10日払いがルールとなっています。

そのため、メルカリショップスを利用する場合は、資金繰りに特に注意する必要があります。

 

古物商許可

メルカリショップスの場合は、商品の販売において古物商許可が必要になるケースがあります。

古物商許可というのは、古着や古本などの中古品を仕入れて販売する際に取得が必要となり、取得なしに売買をした場合は「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」を科される可能性があります。

 

複数名でのアカウント管理

メルカリでは1人1アカウントが原則となっていますが、複数人でのアカウント管理をすることはできません。

それに対してメルカリショップスの場合は、スタッフアカウントを作成することができるため、複数人で1つのアカウント管理をすることができます。

 

メルカリとメルカリショップスのどちらを使うべきか?

 

メルカリとメルカリショップスでは、それぞれでできることとできないことがあります。

ここからは、メルカリとメルカリショップスで「それぞれどのような人が合っているのか」ということについて解説していきます。

 

メルカリが合っている人

下記に当てはまっている人は、メルカリと相性が良いといえます。

  • 家にある不用品を売りたい
  • 出品数が少ない
  • 個人情報を知られたくない

家にある不用品を売りたい

メルカリは家にある不用品売買を目的としているため、「不用品を売りたい」という人に適しています。

そのため、利益を得るというよりも「不用品を早く片付けたい」という人にメルカリは適しています。

出品数が少ない

メルカリでは、売上金が200円以上あれば自己の口座に振込依頼することができます。

そのため、出品数が少なく売上金額が多くない場合は、メルカリの方が適しているといえるでしょう。

個人情報を知られたくない

メルカリには個人情報の開示責任がありません。

そのため、個人情報を知られたくないという人におすすめです。

 

メルカリショップスが合っている人

メルカリショップスが合っている人の特徴は以下の通りです。

  • ハンドメイドなどをネット販売したい
  • 野菜やお菓子などの食品を販売したい
  • 自分の店舗を持ってブランディングしたい
  • リピーターを付けて、安定した売上を得ていきたい

ハンドメイドなどをネット販売したい

「ハンドメイド商品を販売していきたい」という人は、メルカリショップスが適しています。

ハンドメイド作品は同じデザインや色違いなども多く生産することになるので、メルカリで1つ1つ商品ページを作成するのは非常に手間です。

メルカリショップスを利用することによって、販売ページの作成や在庫管理が楽になります。

野菜やお菓子などの食品を販売したい

メルカリショップスでは、メルカリにない「クールメルカリ便」を利用することができます。

食品を安全に購入者の元へ届けることができるので、野菜やお菓子などの食べ物を販売したい人はメルカリショップスの利用をおすすめします。

自分の店舗を持ってブランディングしたい

ネットショップを持って安定した売上を得たい、という人にもメルカリショップスはおすすめです。

メルカリショップスで出店すると、月間2,000万人のメルカリユーザーの目に留まるので、ここは大きなメリットといえます。

リピーターを付けて、安定した売上を得ていきたい

メルカリショップスを利用することによって、実店舗のように家賃や光熱費をかけることなく、売上を出すことができます。

いいかえれば、大型ショッピングモールの中に店舗を開くのと同様です。

 

メルカリショップスに関する「よくある疑問」とは?

 

メルカリショップスを始めようと思った際、様々な疑問が出てくると思います。

ここからは、その代表的な疑問について回答していきます。

 

メルカリとメルカリショップスは誰でも取り組むことができる?

メルカリショップスは、18歳以上であれば個人でも登録が可能です。

また、登録には身分証や住所、口座情報が必要となります。

メルカリの利用は、保護者の同意があれば年齢制限はありませんが、法人での登録をすることはできません。

 

メルカリとメルカリショップスのリスクは?

メルカリショップスの場合、購入者が希望すれば出品者情報の一部が公開されます。

そのため、「個人情報を他人に知られたくない」という方は利用を検討した方が良いでしょう。

また、メルカリとメルカリショップスの両方で、「商品のお金を払ってくれない」「悪質なコメントをされる」といったリスクはあります。

こういった人達に関わってしまうとデメリットしかないため、目に余る場合は運営に相談してみましょう。

 

まとめ

 

ここまで、メルカリとメルカリショップスの違いについて解説してきました。

それぞれメリットとデメリットがあるので、自分に合った方で取り組んでみることをおすすめします。

 

 

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