せどりビジネスの売り方は大きく分けて「薄利多売」と「厚利少売」に分けられますが、薄利多売のビジネスモデルでは継続していくことが難しいと考える人も多いのではないでしょうか。
ただ、もちろん薄利多売にはデメリットもありますが、メリットを上手く活用することによって稼いでいくことも可能です。
そこで今回は、せどりで薄利多売をして安定的に稼ぐ方法について解説していきます。
薄利多売のジャンルとは?
薄利多売とは、低単価商品や利益が少ない商品を多く売りさばいていくビジネスモデルを指します。
この方法の場合、1点1点の利益が少ないため、いかに売る数を増やして回転率を上げていくかがポイントになります。
せどりで薄利多売になりがちなジャンルは以下の通りです。
- 書籍
- ゲーム
- CD、DVD
- 食品
- 日用品
これらの商品はかさばらず扱いやすいですが、取れる利益は小さくなってしまいやすいです。
なお、薄利多売の逆の意味として使われているのが「厚利少売」であり、高い商品を少数売って大きな利益を得る方法となります。
せどりで薄利多売をするメリットとは?
ここからは、せどりで薄利多売をするメリットについて解説していきます。
そのメリットは以下の通りです。
- 高利益につながるケースがある
- キャッシュフローが安定する
- 評価や顧客が増える
- モチベーションが上がりやすい
高利益につながるケースがある
薄利多売は、上手くいくと大きく稼げる可能性があります。
多くの商品を仕入れると「高単価かつ回転率の良い商品」を偶然見つけることがあり、こういった商品を大量仕入れすることによって大きな利益を得ることができます。
キャッシュフローが安定する
薄利多売は回転率が高くなり、仕入れの資金回収をスムーズに行うことができます。
短期間で仕入金額を回収できると資金ショートが起こりにくくなり、安定的にビジネスを行うことができます。
評価や顧客が増える
薄利多売の場合、商品がたくさん売れるのと共に取引評価も増えていきます。
また、高評価をしてくれた人はリピーターとして商品を購入してくれることも多く、見込み顧客を増やしやすいのもメリットです。
モチベーションが上がりやすい
商品がたくさん売れることによって、モチベーションが上がります。
特に初心者のうちは「商品がたくさん売れている」と感じられることで挫折をせずビジネスを続けやすくなります。
せどりで薄利多売をするデメリットとは?
せどりで薄利多売をすることはメリットもありますが、デメリットも存在します。
そのデメリットは以下の通りです。
- 作業量が多くなってしまう
- 在庫管理が大変になる
- 赤字になりやすくなる
作業量が多くなってしまう
薄利多売は商品を多く出品しなければならないので、仕入れから発送まで同じ作業を繰り返さなければなりません。
そして、梱包などの作業をする労働時間で報酬を生み出すことはできないので、割に合わないと感じてしまう人もいるでしょう。
そのため、出品や梱包といったお金を生み出さない作業は、なるべく早い段階で外注化を検討することをおすすめします。
在庫管理が大変になる
薄利多売の場合、在庫管理が大変になるというデメリットがあります。
在庫管理ができていないと不良在庫がいつまでも残ることになってしまい、赤字覚悟で値下げするという選択肢を取らざるを得なくなってしまいます。
資金回収することができずに手元の資金が無くなってしまうことも十分考えられるので、コントロールできる範囲の仕入れをしましょう。
赤字になりやすくなる
薄利多売の場合、「仕入れ値が高くなった際に赤字になりやすい」というデメリットがあります。
そのため、複数ジャンルを扱うことでリスク分散するなどの対策を取っておくことが重要です。
薄利多売のせどりで安定して稼いでいくためのポイントとは?
ここからは、薄利多売のビジネスモデルで安定して稼いでいくためのポイントについて解説していきます。
そのポイントは以下の通りです。
- 利益率や仕入れ管理を徹底して行う
- リピーターを増やす工夫をする
- まとめ売りをする
利益率や仕入れ管理を徹底して行う
薄利多売に限らず、せどりで安定して稼ぐためには利益管理は欠かせません。
何となくで仕入れや出品をしてしまうと、クレジットカードの支払日にお金が払えない「資金ショート」に陥ってしまうリスクもあります。
資金ショートになるとビジネスが継続できなくなってしまうので、利益率と仕入れの管理は徹底して行っていきましょう。
リピーターを増やす工夫をする
薄利多売で安定して稼いでいくためのポイントは「リピーターを獲得する」ということです。
そのために、同じ商品を繰り返し販売する必要があります。
その際に、丁寧な対応をすることでリピート率も高まっていきます。
まとめ売りをする
セット販売をすることによって不良在庫を回避して売れやすくすることができます。
また、違う種類の商品を組み合わせることによって、購入者に気に入ってもらえる可能性も高くなります。
まとめ
ここまで、せどりで薄利多売をして安定的に稼ぐためのポイントについて解説してきました。
薄利多売だから必ず稼げないわけではなく、ポイントを押さえた仕入れや販売をすることで、着実に資金を積み上げていくことができます。
薄利多売のメリットもかなりあるので、「こちらの手法の方が向いている」と感じる人は取り組んでみることをおすすめします。
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