転売は人気のビジネスとしてライバルが増えてきていますが、ジャンク品転売は比較的参入者が少ない傾向にあります。
その理由としては、ある程度の専門知識と目利きが必要となってくることが挙げられます。
ただ、ジャンク品転売を行うことによって、小資金からでも確実に利益を積み上げていくことは可能です。
そこで今回は、ジャンク品転売の仕入れポイントと修理方法について解説していきます。
ジャンク品転売の特徴は?
ジャンク品は「壊れたもの」というイメージが強く、多くの人は転売しようと思わないかもしれません。
しかし、ジャンク品の定義は販売者によって変わってくるため、修理すれば十分使えるような商品もジャンク品として販売されていたりします。
このような「修理できるジャンク品」を狙って修理して転売することによって大きな利益を出すことができます。
ジャンク品転売のメリットは?
それでは、まずジャンク品転売のメリットから解説していきます。
ジャンク品転売の主なメリットとしては以下の3つが挙げられます。
- 仕入れ値が非常に安い
- ライバルが少ない
- 利益率が非常に高い
仕入れ値が非常に安い
ジャンク品は通常の中古品価格から、更に半額以下の価格で販売されていることが多いです。
修理して転売できるジャンク品を見つけることができれば、大きな利益を出すことが可能です。
その為、ジャンク品転売は小資金の方でも、十分に稼げる分野になります。
ライバルが少ない
ジャンク品修理転売は「ジャンク品など売れない」というイメージを持っている人も多く、ライバルは比較的少ないです。
そのため、リサイクルショップには利益が出るジャンク品が多く残っています。
利益率が非常に高い
ジャンク品を修理して通常の中古品として販売することができれば、利益率は非常に高くなります。
ジャンク品転売の場合、利益率が50%を超えることもザラにあります。
その為、資金が少なくとも大きな利益を上げられる可能性があります。
ジャンク品転売のデメリットは?
ジャンク品転売の最大のデメリットは「修理できなければ売れない」という点です。
「修理できるかできないか」を判断するためには、ある程度の専門知識と経験が必要になります。
その為、最初は失敗を繰り返しながら、学んでいく必要があります。
また、ジャンク品転売は、修理する手間と時間が必要となります。
副業としてジャンク品転売に取り組む場合は「時間の確保が難しい」というデメリットもあります。
ジャンク品転売のおすすめ商品とは?
ジャンク品転売で特に稼ぎやすいのは以下の3商品です。
- プリンター
- コンポ
- DVDプレイヤー、レコーダー
これらの商品は修理するのが比較的容易で利益率も高い稀有項にあります。
その為、まずはこの3商品を中心にリサーチしてみると良いでしょう。
その他おすすめのジャンク品を紹介
プリンター、コンポ、DVDプレイヤー以外にもおすすめのジャンク品は存在します。
ここからは、その他おすすめのジャンク品について紹介していきます。
ゲーム機
ゲーム機は「動作しなくても売れる可能性が高い」「取引市場が活発」という2つのメリットがあります。
ゲーム機のパーツや部品にも需要があるので、売れるものを覚えてしまえば確実に利益を出すことができます。
フィギュア
フィギュアは修理が簡単で、汚れを取るだけで販売できてしまうことが多いです。
また、プレミアが付く可能性が高いので、限定品を狙うことによって高利益を出すことができます。
アクセサリー
特にシルバーアクセサリーがおすすめで、クロスで丁寧に汚れを拭き取ることによって修復することが可能です。
ただ、細かい傷の修繕までは難しいので、仕入れ時に確認しておくことが重要です。
ジャンク品の種類にはどのようなものがある?
リサイクルショップのジャンク品コーナーには大きく分けて4種類の商品が置かれています。
その為、それぞれどのような特徴があるのか把握しておきましょう。
動作未チェック品
動作未チェック品は「説明書や付属品の欠品により店側で動作確認ができなかった商品」になります。
ただ、中には正常に動作する商品もあります。
その場合は、ほとんど手入れをしなくと売れるので、狙い目となります。
動作不良品
動作不良品は店側で動作不良が確認された商品です。
一般的なジャンク品のイメージはこの動作不良品でしょう。
こちらを修理するには、ある程度の知識が必要になります。
無保証品
保証期間が終了している商品もジャンク品コーナーに置かれています。
製造年月日が古いため動作しないものも多いですが、中には正常に動作するものもあります。
こちらも、動作する商品に関しては、狙い目です。
余り物
通常の中古品コーナーに陳列しきれなかった余り物の商品が、ジャンク品コーナーに置かれていることがあります。
こういった商品を見つけられらた場合は優先的にリサーチしていきましょう。
このような場所に利益商品が眠っている事も多くあります。
ジャンク品の仕入れと販売方法とは?
仕入れ先
ジャンク品をネットで仕入れることも可能ですが、その場合は修理できるかどうかの判断が難しいです。
そのため、基本的にはジャンク品は実店舗で仕入れるのがおすすめです。
また、大型リサイクルショップであれば動作確認ができるスペースが設置されていることもあり、店員にも分からない点を聞くことも可能です。
販売先
転売の販売先としてAmazonを利用している人が多いと思いますが、Amazonではジャンク品出品を禁止しています。
そのため、ジャンク品を転売する場合は「ヤフオク!」や「メルカリ」などのフリマサイトがおすすめです。
ジャンク品仕入れのポイントとは?
ジャンク品転売はただやみくもに仕入れても稼ぐことはできません。
そのため、仕入れる際にいくつかのポイントを押さえておく必要があります。
店員のコメントを確認する
ジャンク品には店員のコメントが書かれた紙が貼ってあることがあります。
そこには商品情報・動作確認などについての情報が記載されているので、確認しておきましょう。
また、それでも分からないことがあれば、直接店員に質問すると良いでしょう。
自分で動作確認をする
ジャンク品を仕入れる場合は、自分で動作確認を行うようにするとより確実です。
ジャンク品コーナーの商品は電池が抜かれているものが多いため、単三電池と単四電池を持参しておくと良いでしょう。
ジャンク品コーナーの動作品を探していく
リサイクルショップのジャンク品コーナーには「在庫処分品」「動作するものの売り物にならない商品」が混ざっていたりします。
こういった動作品を探していくことによって高い利益率を出すことが可能になります。
市場調査をする
そもそも需要がない商品を仕入れても意味がないので、まずは市場調査をしてみることをおすすめします。
ヤフオクで販売する場合はオークファンを使って調べることにより、過去の落札相場を確認することができます。
また、メルカリで販売する場合は、メルカリ内で市場調査をすることができます。
まずは商品名を検索フォームに入力して検索します。
そうすると左サイドバーに検索条件の項目が表示されるので、「販売状況」の「売り切れ」にチェックを入れて絞り込み検索をしていきます。
すると売り切れ商品が一覧表示され、売り切れが多い商品が売れ筋となります。
ジャンクプリンターの修理方法は?
ここからはジャンクプリンターの修理方法について解説していきます。
修理に必要なものは以下の通りです。
- インク
- コピー用紙
- 電源ケーブル
インクやコピー用紙はテスト印刷で使用し、ジャンクプリンターには電源ケーブルが付属していないケースが多いため、ケーブルのストックも必要になります。
通電確認とテスト印刷
修理で最初にしなければならないのは「通電確認」で、ここで電源が入らなければ、その時点で破棄になります。
通電確認をして問題がなかった場合、テスト印字をしていきます。
クリーニング
テスト印字をして印字不良がある場合はクリーニングが必要になります。
印字不良は長時間未使用によるインクの凝固が原因であることが多いので、まずはプリンターに付属しているクリーニング機能を使用してみましょう。
クリーニング機能を10回以上回しても解消されない場合、手作業によるクリーニングが必要になってきます。
プリンターヘッドを取り外してインクを水で洗い流すことで正常に印字できるようになる場合があります。
ジャンクコンポの修理方法は?
ジャンクコンポを修理する場合に用意するものは以下の通りです。
- 綿棒
- 電動ドライバー
- 無水エタノール
- 検品用メディア
- 電源ケーブル
検品用メディアとはコンポが動作するかを確認するためのCDやMDを指します。
通電確認
まずはプリンターと同じように通電確認をしていきます。
通電確認をして問題がなければCD等を挿入して、再生できるかどうか確認をしていきます。
クリーニング
もしCDが正しく読み込めなかった場合、電動ドライバーでコンポを分解して読込レンズを取り外し、汚れを取っていきます。
ジャンクプレーヤー・レコーダーの修理方法とは?
ジャンクプレーヤー・レコーダーの修理方法はコンポの場合とほぼ同一で、修理に必要なものは以下の通りです。
- 電源ケーブル
- 電動ドライバー
- 綿棒
- 無水エタノール
- 検品用メディア
通電確認
まずは通電確認を行います。
電源が入ってもシステムエラーが起きてしまった場合は修理できないので破棄します。
通電確認をして問題がなければ、検品用メディアを挿入して再生されるか確認をしていきます。
クリーニング
検品用メディアを正しく読み込めなかった場合、コンポと同様に読込レンズの清掃を行います。
ジャンク品転売の注意点とは?
ジャンク品転売を行う上でいくつかの注意点があります。
ここからは、ジャンク品転売で利益を上げていくための4つの注意点について解説していきます。
消耗品の有無を確認する
仮にコピー機を転売する場合、インクなどの消耗品が欠品していたらクレームに繋がってしまいます。
そのため、あらかじめこういった消耗品をリサイクルショップなどで入手しておきましょう。
コンディションのチェックをする
たとえばAmazonの場合、パーツが欠けていて単体では使用できない商品を「コンディション可」で出品するのは規約違反になります。
そのため、転売する商品のコンディションについてはしっかりとチェックしておきましょう。
修理できるジャンク品のみ仕入れる
もちろんですが、修理できないものを仕入れてしまったら、その分だけ赤字になってしまいます。
また、無理やり出品しても購入者とのトラブルに繋がってしまう可能性もあります。
その為、「修理できる見込みがあるジャンク品」のみ仕入れるようにしましょう。
古物商許可を取得しておく
転売目的で仕入れた商品を販売するためには「古物商許可」が必要になります。
もし、古物商許可を取得せずに転売を行っていた場合は「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」が科されてしまう可能性があります。
そのため、安定して転売ビジネスを行っていくためにも、古物商許可は取得しておきましょう。
まとめ
ここまで、ジャンク品修理転売での稼ぎ方と修理方法について解説してきました。
ジャンク品修理転売はライバルも少なく狙い目の分野の一つです。
その為、興味のある方は、是非挑戦していただけたらと思います。
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