せどりの納品作業をする際、ラベル貼り作業に結構時間を取られてしまうという人は少なくないと思います。
基本的に納品作業はお金を生み出さない作業なので、ここを少しでも無くすことで「仕入れ」等のお金を生み出す作業に専念することができます。
そこで今回は、FBA商品ラベル貼付サービスのメリットとデメリットについて解説していきます。
FBAラベル貼付サービスの利用方法とは?
FBAラベル貼付サービスはAmazonが提供しているサービスですが、利用方法は以下の通りです。
- 納品プランを作成する
- ラベル印刷画面に来たら「ラベル貼付(出品者、またはAmazon)」の項目で「Amazonに依頼」を選択する
- 選択すると、「ラベル手数料」の項目にラベル貼付サービス料金が表示される
あとは、この状態のプランで進めていけばFBAの貼り付けサービスが利用できます。
※FBA商品ラベル貼り付けサービスの設定を無効にしている場合は、設定を有効にする必要があります。
また、FBA商品ラベル貼付サービスの手数料は以下のようになっています。
商品サイズの区分 | 1商品あたりの商品ラベル貼付サービスの手数料 |
FBA小型軽量商品 | 10円 |
小型、標準サイズ | 20円 |
大型 | 51円 |
以前までは、小型、標準、大型サイズのみとなっていた所、2021年6月より小型軽量商品プログラムでも、ラベル貼付サービスが提供されるようになりました。
FBAラベル貼付サービスの利用条件は?
商品ラベル貼付サービスを受けるためには、商品が以下の条件を満たしていることが必要になります。
- 特大型に分類されていない
- 全てのコンディションの商品が可能
- FBA禁止商品、FBAポリシーで制限された商品、高額商品でない
- スキャン可能なバーコードが1つ利用されている、およびパッケージに記載されているすべての他のバーコードが隠されている
また、FBAラベル貼付サービスには利用できる商品とそうでないものがあり、納品プランで「Amazonに依頼」が選択できたとしても利用できないことがあります。
取扱可能な商品の特徴は以下の通りです。
- 各商品の輸送箱にスキャン可能なバーコード(ISBN、UPC、EAN、JAN)が1つ貼り付けられている
- バーコードがAmazonカタログに登録されている
逆に取扱不可商品の特徴は以下の通りです。
- ISBNの表記はあるもののバーコードが貼り付けられていない商品
- 帯にバーコードが印刷されている商品で、帯がなくなった中古CD
- バーコードがない商品
- バーコードに穴が開いていたり、マークが付けられている商品
貼付サービスが利用できるか確認する方法とは?
貼付サービスが利用できるか確認するためには、バーコードのJANでカタログ検索する必要があります。
ただ、納品しようとしているカタログと別のカタログが出てくる可能性もあるので注意しましょう。
ちなみに、FBA商品ラベル貼りサービスは「ラベル貼りサービスを利用していない商品」と同梱して納品することができません。
最終的には別々のプランが作成されてしまうので注意が必要です。
FBA商品ラベル貼付サービスのメリットとデメリットは?
ここからは、FBA商品ラベル貼付サービスのメリットとデメリットについて解説していきます。
メリット
FBA商品ラベル貼付サービスのメリットは以下の通りです。
- 時間の効率化をすることができる
- 印刷にかかるコストを削減することができる
- 小型軽量商品プログラムも利用できる
時間の効率化をすることができる
FBA商品ラベル貼付サービスを利用することによって、時間の効率化が可能になります。
「お金を生み出さない作業」をAmazonに任せてしまうことで、より重要な作業を行うことができます。
印刷にかかるコストを削減することができる
FBA商品ラベル貼付サービスを利用することによって、ラベル用紙の購入代金やプリンターのインクの購入代金等のコストを削減することができます。
年間にすれば大きな節約につながるので検討してみると良いでしょう。
小型軽量商品プログラムも利用できる
小型軽量商品の1点1点にラベルを貼っていくのは、かなり大変な作業になります。
こういった商品にもFBA商品ラベル貼付サービスが使えるので、かなり効率的な作業が行えるようになります。
デメリット
FBA商品ラベル貼付サービスのデメリットは以下の通りです。
- 費用が発生してしまう
- 全ての商品が対象ではない
- 受領から販売まで時間がかかってしまう
費用が発生してしまう
FBA商品ラベル貼付サービスを使うには、当然料金がかかってきます。
商品サイズの区分 | 1商品あたりの商品ラベル貼付サービス手数料 |
FBA小型軽量商品 | 10円 |
小型、標準サイズ | 20円 |
大型サイズ | 51円 |
1点1点を見ればそこまで金額は高くないように見えますが、まとまると大きな金額になってしまいます。
全ての商品が対象ではない
FBA商品ラベル貼付サービスは、バーコードの無い商品や漫画の全巻セット等には利用できません。
取り扱っているジャンルによっては利用できないのがデメリットの一つと言えるでしょう。
受領から販売まで時間がかかってしまう
FBA商品ラベル貼付サービスは、商品がFBA倉庫に到着してから作業が開始されます。
そのため、繁忙期などは受領が遅れてしまい、販売チャンスを逃してしまう可能性があります。
まとめ
ここまで、FBA商品ラベル貼付サービスのメリットとデメリットについて解説してきました。
「納品作業に追われて仕入れができていない」という人は、一度利用してみることをおすすめします。
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