「圏外飛ばし」は、メルカリで商品を出品しても新着アイテムとして掲載されない状態になってしまう現象を指しており、メルカリユーザーに非常に恐れられています。
ただ、圏外飛ばしの理由と対策について知っておくことによって、ビジネスが継続できなくなるリスクを大きく下げることができます。
そこで今回は、メルカリで圏外飛ばしをされる理由と対策方法について解説していきます。
メルカリの圏外飛ばしとはどういったもの?
メルカリでは、通常出品順にタイムラインが更新されます。
ただ、圏外飛ばしにあってしまった場合、検索しても上位に表示されません。
また、この圏外飛ばしはアカウントごとに行われるので、ユーザーが新規出品する商品に関してはすべて検索されにくくなってしまいます。
この圏外飛ばしは2017年頃から行われるようになり、「メルカリが業者を排除しようとしたこと」が原因と言われています。
圏外飛ばしの対応については現在も継続しています。
圏外飛ばしの期間とは?
圏外飛ばしはアカウントによって差があるので、いつ解除されるのかは分かりません。
数日などの短期間で解除される人もいれば、数か月たっても一向に解除されない人も存在します。
また、圏外飛ばしの期間中に出品していると、期間が延びてしまうという話もあるようです。
圏外飛ばしで何が起きる?
圏外飛ばしされてしまうと、商品が全く売れなくなってしまいます。
というのも、圏外飛ばしされると、商品を検索したとしてもかなり前に出品された商品と共に並ぶことになるので、ユーザーに見つけてもらうことができません。
つまり、売れる可能性がほとんどなくなってしまうということです。
メルカリで圏外飛ばしされてしまう理由とは?
メルカリで圏外飛ばしされてしまう理由として、以下が挙げられます。
- 短期間に大量出品
- 同じ商品を複数出品
- 転載画像を使用
- 「出品、削除、再出品」を繰り返している
短期間に大量出品
商品の出品数によって、圏外飛ばしにあう可能性が高くなります。
かつては、メルカリで外部ツールを使った大量出品が頻繁に行われており、こういった無在庫転売を誘発する行為を禁止するために大量出品による圏外飛ばしが行われるようになりました。
ちなみに、メルカリが無在庫転売を禁止しているのは、商品が確保できなかった際のトラブルを回避するためです。
同じ商品を複数出品
フリマアプリでは、そもそも同じ商品を何度も売ることが想定されていません。
メルカリでは基本、業者は排除することになっているので、同じ商品を複数出品することによって、圏外飛ばしのリスクが高くなってしまいます。
転載画像を使用
出品している商品写真が転載画像だらけだった場合、圏外飛ばしの要因になります。
メルカリの規約では「他会員が撮影した画像または商品説明を無断で使用すること」が禁止されています。
「出品、削除、再出品」を繰り返している
メルカリでは新着商品だと検索上位に表示されます。
そのため、何度も再出品を繰り返している人も多く、下記のような方法が取られています。
- 価格変更で100円以上の値下げをする
- 商品を削除して再出品
ただ、こういった再出品商品は本来の意味での「新着商品」ではなく、圏外飛ばしの原因になってしまうと言われています。
メルカリで圏外飛ばしの可能性を確認するための方法とは?
圏外飛ばしはメルカリで公式に決められている処置ではありません。
そのため、通知が来るわけでもなく、自身で圏外飛ばしかどうか確認する必要があります。
商品の閲覧数をチェック
出品した商品の閲覧数がいつまでも0の場合、圏外飛ばしを疑った方が良いでしょう。
新着商品の場合は、出品後すぐに数十件の閲覧数になることも多く、いつまでも0というのはかなり疑わしいです。
商品検索をしてみる
圏外飛ばしが疑われる場合、自分で商品を検索してみるというのも方法の一つです。
出品して間もない商品であれば「新しい順」で上位表示されるはずですが、圏外飛ばしにあっている場合は一向に見つけることができないはずです。
圏外飛ばしの解除方法とは?
メルカリで圏外飛ばしにあってしまった時はどのようにすればいいのでしょうか。
ここからは、いくつかの対策方法について解説していきます。
復活するまで放置しておく
圏外飛ばしにあった際、パニックになって出品中の商品を削除したり、再出品してしまう人も少なくありません。
しかし、こういった怪しい動きを繰り返すと「圏外飛ばしされやすいアカウントになってしまう」というリスクが出てきます。
そのため、復活するまで放置しておくというのも一つの方法になります。
出品商品の見直しを行う
もしかしたら下記の圏外飛ばしの原因となりやすい行為を行っているかもしれません。
- 短期間に大量出品
- 同じ商品を複数出品
- 転載画像を使用
- 「出品、削除、再出品」を繰り返す」
そのため、出品商品の見直しを行うというのも方法の一つです。
メルカリ事務局への問い合わせを行う
圏外飛ばしをされるような行為をしていないのに検索に反映されなかった場合、メルカリ事務局に問い合わせるという方法もあります。
ただ、メルカリはユーザーが多いため、個別の事案には対応してもらえない可能性は十分にあります。
メルカリで圏外飛ばしされないための対策とは?
メルカリで圏外飛ばしをされてしまった場合、復活を待つくらいしか実質できることがありません。
そのため、圏外飛ばしされないための対策をしておきましょう。
圏外飛ばしの原因となるような行為はしない
メルカリで出品をする際、大量出品や複数出品などを絶対に行わないようにしましょう。
たとえば、多くの商品を出品したい場合であっても、時間を置いて出品を行うことで圏外飛ばしのリスクを下げることができます。
また、たとえ同じ商品を出品する場合でも、前の商品が売れてから出品したり、画像や説明文を変えたりすると良いでしょう。
メルカリで禁止されていることについて知っておく
メルカリで圏外飛ばしをされないために、事前にメルカリガイドのルールについて知っておくことはとても重要です。
特に「禁止されている行為」や「禁止されている出品物」の項目はしっかりチェックしておきましょう。
まとめ
ここまで、メルカリで圏外飛ばしされてしまう原因と対策について解説してきました。
メルカリで圏外飛ばしされると売上もストップしてしまい、物販へのモチベーションも大きく下がってしまいます。
そのため、ルールをしっかりチェックしてリスクヘッジをしておきましょう。
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